サンタアリサ寝室2 シーンテキスト

アリサ
「ハァ、ハァッ……お、王子……っ。
早く……きてください……」

仰向けになったアリサの蒼髪が、
シーツの上に広がって流麗な紋様を描いていた。

アリサ
「私……もう、これ以上……
ガマン、できないん、ですぅ……っ」

寝室へ入るなり、自らベッドに身を投げたアリサ。
吐く息は荒く、瞳は熱い涙で潤んでいる。

俺はアリサの下腹を覆う邪魔な薄布をずらし、
ズボンから猛々しく反り返ったペニスを引きずり出す。

それをアリサの狭い膣口にあてがい、
濡れているかも確認せずに一息に腰を突き出した。

アリサ
「ひあッ! ……ん、んうぅぅぅ……んんッ!」

熱く湿った粘膜に根元まで包まれ、
あまりの快感に挿れただけで意識が飛びそうになる。

一瞬顔をしかめて嬌声をあげたアリサは、
しかしすぐに恍惚と瞳を蕩かせた。

アリサ
「はあぁぁぁ……っ。
王子の、とっても熱くて……大きい、ですぅ……っ!」

アリサ
「私、ずっと王子の……欲しくて……んっ、ぁあ……。
パーティーの間じゅう、ずっと……切なくて……っ」

殊勝な言葉を漏らす唇へ、
自然と俺はキスを落とす。

アリサ
「んんっ、ちゅ、ちゅぁ、はむ、ん……チュプ、ちゅぅぅ……」

アリサ
「あ、ふ……んん、ちゅる、れ、レロ、れろぉ……」

アリサ
「や、んっ……王子のキス……すごく、エッチです……」

アリサ
「でも……ふむん、ん、ちゅ、チュプ、ちゅぱぁっ……
はぁ、あ、ぷぁ……もっと、もっとしてください……」

舌を伸ばしておくと、
アリサは幸せそうに眼をつむったまま
何度も何度も執拗にそれに吸い付いてくる。

それをいいことに、キスをするのはアリサに任せ、
サンタ服の胸元から愛らしい双丘をまろび出させると、
可憐な蕾のような乳首を両手の指でつまんだ。

アリサ
「ひゃふんっ!
あっ、ああぁ……んんっ……、そんなに、
乳首、らんぼうにしちゃっ……やぁ、あ、あぁんっ!」

アリサ
「わ、私……んふぁっ、あぁっ……、
だめ、ダメです、も……や、ふぁ……ひゃうぅぅんっ!」

胸への愛撫を重ねる度、
膣がぐっと狭まってはペニスを圧迫してきた。

アリサ
「や、はぁあっ……んふぁっ、ああっ……、
まだ……動いても、ないのに……っ
こんなに、されたら……イく、イっちゃ……っ」

アリサ
「はああぁぁんッ!」

びくん、びくんと背を反らし、
アリサは最初の絶頂を迎えた。

アリサ
「はあ、はあぁっ……はあぁぁぁ……っ」

アリサ
「……ご、ごめんなさい、王子……
私……王子より、先に……んっ、ぁあ……」

アリサ
「お願い、です……王子も、
一緒に、気持ち良くなって……ください……」

アリサ
「私だけこんなに、良くしてもらっては、
申し訳なさすぎて……んんっ……」

キスでアリサの言葉を封じ、
ほっそりとした両手の指に自分の十指を絡ませる。

そして、おもむろに腰をゆすり、抽挿を開始した。

アリサ
「ふあぁ……あ、あぁん……ふあぁん……っ!」

アリサ
「あッ、そこっ……んっ、あぁ……や、ぁあっ……んっ、
すごく、擦れて……ふぁッ……あぁあんンッ!

アリサ
「はぁ、はぁ……んっふぁあっ……あっ、あぁぁ……、
そんな、また私ぃっ……んっ、ンぅッ……、
だ、めぇ……ッ! 奥、また、イ、イっくぅぅ……ッ!」

アリサ
「ふぁあっ、あっ…………ご、ごめんらさぃ……、
また、勝手にイってしまってぇ……ふぁ、ぁっ……」

アリサ
「でも、今日はなんだか……からだ、アツくて……あっあぁんっ……、
王子のこと、好きで……大好きで……んふぁっ、ああぁ……っ……、
だから、王子も……もっと……気持ち良くなって、あっ、ぁあ……」

既に快楽の海に浸りきっているアリサの、
その愛しさを伝える言葉の一つ一つが嬉しかった。

その喜悦は彼女の温かな膣内が与える
甘美な快楽をより鮮やかなものとして、
溜まりすぎた白濁の熱を開放させようとしてくる。

アリサ
「あっ、ああッ、んん……ふぁっ、あぁっ……んっ……、
お、王子も……イっちゃいそう、なんですよね……?」

アリサ
「じゃぁ、いっしょに、イ……んんんんッ!
にゃ、ふぁあっ……あ、ふぁッ、あァン、あああッ!」

細い脚が俺の腰に強く巻き付き、
膣内への射精を求めてくる。

俺は抽挿のピッチを速め、
膣洞の上部を強く擦り上げながらも、
亀頭の先端で子宮口に何度もキスをした。

アリサ
「んひゃあんッ! しきゅぅ、らめ、らめれすぅ……っ!」

アリサ
「そこぉ、何度もコンコンされた、らぁあっ……あっ、あぁっ……、
わたひ、おかひくぅ……おかひくなっひゃぅっ……ゃあぁんッ!
んあッ、ああっ……あっ、ああッ、ふぁあああぁあんんッ!!」

一際大きな艶声と共に、
アリサが三度目の絶頂を迎える。

同時に俺も、そんなアリサの温かな最奥に、
自らの欲望を一気に吐き出していた。

アリサ
「あっ、ふぁぁあああ、んっ、ンンッ……!
王子のアツいの、どんどん入って……あっ、ふぁぁ……、
もっと……いっぱい、だして……やぁ、はぁあああんっ……!」

アリサ
「……はぁ、はぁ……あっ、あぁあ……、
すごい、こんなにいっぱい……」

アリサ
「王子ので、わたしの……なかぁ……あっ、んン……、
満たされて……あっ、ぁぁ……ンぅ……」

快楽の余韻にうっとりとするアリサの身を抱きしめて、
俺はそのままベッドへと横たわる。

ただ愛しいという気持ちだけを寄せ合って、
俺達はしばらくの間、静かに抱き合った。

そして、
たゆたっていた穏やかな意識の中で、
ゆっくりと彼女が言葉を紡ぎ出す。

アリサ
「…………王子」

アリサ
「ありがとう、ございます……」

アリサ
「聖なる夜に……こんな私を、選んでくれて……」

アリサ
「私が、サンタさんの……はずだったのに……」

アリサ
「……本当に欲しかったプレゼントは……、
私が、もらってしまいました……」

アリサ
「王子が、私にとっての……
……ただひとりの、サンタさんだったのですね……」

アリサ
「……ふぅっ、うぅぅ……ぐすっ……
こんなに幸せなことが、あって……いいのでしょうか?」

不意に泣き出してしまったアリサが、
俺の胸にその美しい顔を押しつける。

アリサ
「私なんかが……ふぇ……王子を……
ぐすっ……独り占めしてしまって……うぅぅ……ッ、
……本当に、良かったのでしょうか……?」

艶やかな髪を撫でながら、
俺は彼女をより強く抱き寄せる。

こんなにも俺を想ってくれるアリサだからこそ、
今日という大事な日に、傍にいて欲しかったのだ。

アリサ
「ひくっ……ふぅぁ……わ、私には、
もったいない……お言葉です……ぅ、ぅぅ……」

アリサ
「ぐしゅっ……ぅぅ……王子……ほんとうに、大好き……ですぅ……」

アリサ
「……これからも、ずっと……ずっと大好きです……」

そう言うとアリサは、誓いを示すように、
愛しさをこめた口付けを
ゆっくりと俺に捧げるのだった――。