サラサ寝室1 シーンテキスト

クリスマス。聖なる夜。

魔物がはびこるこんな世の中でも、
それを一瞬忘れさせるように雪は降り積もり
城下はいつもよりも活気に満ちていた。

こんな日ぐらいは戦いを止めて、
イベントを楽しむのも悪くない。

そんな時、寝室のドアがノックされ、
サラサが入ってきた。

サラサ
「こんなところに一人でいないで、
他の兵士たちと楽しんだらいいのに」

プレゼント配りは終えたのか? と
聞いた俺に、彼女はもちろん! と胸をはった。

サンタクロースの一族である彼女は、
毎年クリスマスには世界中にプレゼントを
運んでいる。

サラサ
「まぁ、あたしにかかれば、あっという間よ~」

どうやら今年の彼女の担当エリアはここら一帯らしく、
仕事が無事終わったことに
サラサは笑みを浮かべていた。

サラサ
「王子ってあたしの運命の人だと思うのよね?」

突然の彼女の言葉に、
俺は首をかしげる。

サラサ
「あたしいつも仕事の後は、自分の運命の人探し
をしているんだけど、なっかなか見つからなくて……」

サラサ
「でも、王子見た瞬間こう…ビビッ! ときたって言うの?
痺れちゃったのよねぇ」

ずいっと自分の近くまで寄ってきた彼女に、
そんな簡単に見つかるものなのかと問うが、
分かってないわね。とあっさり返された。

サラサ
「今日はせっかくの聖なる夜だし。
王子にあたしからプレゼントをあげる♪」

すると彼女は上半身をはだけさせると、
その大きな胸をさらけ出した。

思わず息を飲んでいると、
そのまま俺の下半身をごそごそと探し始め、
ペニスを取り出す。

サラサ
「んっしょ……。普通の状態でこんなに……。
硬くなったらもっと……」

彼女の喉が鳴るのがわかる。
その姿に俺の鼓動も速まる。

ペニスを胸で挟むと、
じわっと生ぬるい体温が伝わった。

サラサ
「まだ挟んだだけなのに、もう反応し始める
なんて……」

その小さな反応を楽しむように、
彼女が胸を揉み始める。

張り付いた場所からじわじわと熱を
帯び始め、その高まっていく感覚を
促す様な絶妙な締め付けに吐息が零れる。

サラサ
「硬くなって……きた……、んっ、
ここの裏とか……、あんっ……どう?」

胸を揉んでいることで彼女自身も感じて
きているのか、その頬は紅潮している。

ただ挟むだけでなく、角度を変えながら
攻めるポイントを変えていく。

サラサ
「もうこんなに硬くさせちゃって……。
王子ってエロいのね~」

サラサ
「ここの先とか……結構弱いんじゃない?」

どこかもてあそぶような、彼女の余裕のある笑みに
反論したくてもその心地よさに言葉がでない。

サラサ
「あ、んっ……、そんな反応されると……、
あたし、も……っ、感じてきちゃう、じゃない……」

お互いに高揚感が増す中、
彼女の胸を揉む速さもあがっていく。

サラサ
「んっ、んッ……、すごい、びくびくして……、
イくなら……、イって、いい……わよ……?」

胸が強くペニスを締め付けた瞬間
その言葉に促されるまま、
俺は白い欲望を外に解き放った。

サラサ
「こんなに吐き出して……。
溜まってたの?」

上目づかいでそう問う彼女に、
イったあとの気だるさで黙ったままでいると
サラサが俺に口づけをする。

サラサ
「ちゅ……、んんっ……。
あら、雪降ってきたんじゃない?」

外を見ると雪が降り始めていた。

彼女は衣服を整え立ち上がると、
こちらを振り返る。

サラサ
「メリークリスマス。あたしの運命の人」

語尾にハートマークがつきそうなその言葉と
投げキッスを飛ばした彼女は部屋を後にした。