サバル寝室1 シーンテキスト

サバル
「おぉ~っ、さすがは王子。予想以上の大きさだ」

扉を開けて居室に入った途端、
聞き慣れた声が下方から聞こえてきた。

何事かと思って足下を向いた俺は、
視界に飛び込んできた異様な光景に凍りつく。

サバル
「にゃははっ♪
いつの間にズボンを降ろされて、
オチ○チンを丸出しにさせられたのか、って思ってるかい?」

俺のすぐ手前の床にひざまずいたサバルが、
いつの間にか露出させられた俺のペニス越しに、
ニヤけた表情でこちらを見上げている。

黒い衣装の胸の部分がめくれ、
桜色の愛らしい突起が晒されているのを見ぬふりをしながら、
俺は彼女に、これは一体どういうことだと訊ねた。

サバル
「まったく、しらばっくれるつもりかい?
今夜、君の心を奪いに行くって、
予告状に書いて机に置いておいただろう?」

言いながらサバルは、
いつしか膨らみはじめた俺の肉棒を片手で握った。

痛いほどではないものの、
その手に込められた力には抵抗を許さぬものがあり、
なされるがままに愚息が勃起させられていく。

サバル
「ちゃんと警告しておいたのに、
王子ってば、まったく警戒しないんだから。
ベルトを奪ってズボンを脱がせるくらい朝飯前さ」

あの予告状の内容から、
こんなことをされるなんて誰が予想できるというのだ。

サバル
「にゃふふ……こんなこと、というのはこういうことかな?」

と言ったサバルの口が急に亀頭に迫ってきて、

サバル
「ん……ちゅっちゅっ♪
ペロペロ、れろ、れろぉ……っ♪」

なんの前触れもなく、
敏感な亀頭粘膜に柔らかな唇と舌で挨拶をしてきた。

くすぐったいようなその愛戯に、
思わず肺に溜まっていた空気が押し出される。

サバル
「にゃははっ。王子、気持ちよさそうだねぇ♪」

サバル
「王子のオチ○チン……隅々までペロペロして、
もっともぉ~っと気持ちよくしてあげるよ♪
ん、ふ……ちゅ、ちゅぅ……れるっ、レロ、れろろぉ……っ♪」

唾液でぬるつき、少しざらりとした肌触りの舌が
裏筋や亀頭の段差をネロネロと這い回る。

その淫らな刺激に背中全体がぞわりと粟立ち、
呼吸が荒くなっていくのが自分でもわかった。

サバル
「ぺろぺろっ、レロっ……レロレロ、れろろんっ♪」

サバル
「……スンスン、んっ……すごい匂いだ……。
ん、ちゅっぷ、ちゅぷっ……はぁぁ……癖になりそう……♪」

根本の袋までも甘く吸われ、
その切なくなるような快美に震えていた時、
ふいに俺は、今日はまだ湯浴みをしていないことに気づく。

サバル
「ふふっ、むしろ好都合さ。
王子の匂いも味も……ん、ちゅぅ……大好きだから、
これくらい……レロっ……濃いほうが、たくさん楽しめる♪」

サバル
「それに……汚くて臭いオチ○チンを
女の子のあったか~いおクチで綺麗にしてもらえるなんて、
考えただけでも最高だろ? ……ふふっ♪」

妖艶に微笑みながら、
耳をくすぐるような艶声で囁くサバル。

我慢できなくなった俺が肉棒の先を唇に押し付けると、
サバルは歓迎するかのように
大きく口を開けてそれを招き入れた。

サバル
「あ~ん……はむんっ♪
ん……じゅるっ、じゅぷっ、じゅるるるる……っ、
ぷぁっ……はぁっ……にゃはは、気持ちいいだろう?」

焦らされたせいもあってか、
亀頭を浅く吸われただけで
あまりの心地良さに腰が抜けそうになる。

もっと深く咥えてしゃぶってくれ、
と言いたい気持ちをこらえていると、

サバル
「ふふっ、わかるさ……もっと深く咥えてほしいんだろう?」

サバル
「お望み通り、オチ○チンがふやけちゃうくらい
たくさんおしゃぶりして、トロットロにしてあげるよ♪」

俺の内心を見透かしたようにそう言うと、
サバルは再び大きく口を開けて――。

サバル
「あむっ……ん、んふっ、んん……じゅぷ、じゅぷっ……、
ん……じゅるるっ、ぢゅぶぶっ、ぢゅずるるるるルルッ!」

ペニスが抜けそうになるほど強く吸い付きながら、
根本から先端までを吸い上げ、吸い下ろしはじめた。

燃えるような快感が腰奥を熱く焦がし、
猛り狂った劣情が出口を求めて竿を暴れさせる。

サバル
「じゅずずっ、ぢゅるぷ、ぢゅずずるるるる……っ。
んっふ……んじゅっ、ぢゅぷるっ、んぢゅるるるル……っ」

サバル
「はぁ、はぁ……ねえ、どんな気分だい?
女の子を床にひざまずかせて、
立ったままオチ○チンをしゃぶらせるっていうのはさ……」

興奮したように鼻息を荒くしながら、
サバルは上目遣いに卑猥な問いを放る。

鈴割れがこんこんと先走りを漏らしはじめたのを見ると、
長い尾を嬉しそうにパタパタさせて、
舌先でそこをほじくりながら笑声を漏らした。

サバル
「にゃはは、最高すぎて言葉も出ないかい?
バカみたいにオチ○チンビクビクさせながら、
我慢汁ビッチョビチョに垂れ流しちゃってさぁ」

サバル
「もう射精しちゃいそうなんだろ……ん、はむん……っ♪
んじゅ、じゅるっ……ぢゅぶっ、ぢゅるルッ、ヂュルルル……っ」

サバル
「好きな時に……ん、ぢゅぶっ、ぢゅずずっ、むちゅるル……っ、
ふぁ……好きな所に……あむっ……射精ひていいよ?」

サバル
「んふふっ……ベロの上でビクビクしてゆ♪
フーッ、フーッ……射精ひたい? 射精ひたいんにゃろぅ?」

根本近くまで咥えたままモゴモゴと喋られると、
微かに触れる歯や口腔の生々しい感触に
爆発寸前の射精感がジリジリと焼き焦がされた。

漏れる――と思った頃にはもう遅く、
俺は微かな罪悪感を凌駕する幸福感に酔い痴れながら
熱い快楽の証をサバルの口内に幾度となく解き放っていた。

サバル
「んむぐッ!? ん、んぅうんんんんん~~~ッッ!!」

突如として喉を襲った濁流に目を白黒させながらも、
サバルは喉を鳴らしてそれを懸命に飲み下そうとする。

だが、やがて吐精の勢いに弾かれたようにペニスを吐き出すと、
余勢を駆って飛び出した白濁の直撃を受け、
黒い仮面を着けた顔を為す術もなく蹂躙された。

サバル
「ぷはァッ! はぁっ、はぁっ……。
な、なんて量だ……んぁっ……っあぁッ!?」

サバル
「にゃはは……すごい、まだ出てくる……っ♪
ねぇ王子、そんなに私のクチが気持ちよかったのかい?」

喜々として瞳を輝かせながら、
サバルは手袋を着けた手と柔らかな舌での愛撫によって
限界を超えた精液を引きずり出していく。

魂が抜けるほどの快楽に膝が笑い、
ついには俺は腰が抜け、その場に尻もちをついてしまった。

そんな情けない俺に追い打ちをかけるように、
サバルは射精後の敏感なペニスに食らいつき、
じゅるじゅると音を立てながら付着した汚れを吸い取っていく。

サバル
「んじゅるるるルっ……ぢゅぶっ、ぢゅぷるるる……っ♪
ぢゅぽっ、ぢゅっぽっ……ぷぁっ、はぁ、はぁ……っ♪」

サバル
「ふふ……オチ○チン、キレイになったね♪
ん……ちゅっ、ちゅぷ、れちゅ、くちゅぅ……っ♪」

愛しげに目を細めながら、
サバルは赤く腫れた亀頭にねっとりと淫らなキスを施す。

再び血が集まり、竿を脈動させるのを感じたが、
俺は僅かに残った理性を懸命に振り絞って、
サバルの頭を自分の股間から離そうとした。

サバル
「ん……ちゅ、ぢゅぅうぅ……っ♪
ふふっ、王子の心が私のものになったと認めるなら、
ひとまずクチで弄ぶのはやめてあげよう……んぢゅ……っ♪」

わかった、降参だ、と俺は喘ぎ喘ぎ返す。

するとサバルは俺の身体にのしかかり、
嬉しそうにこちらの頬に頬ずりをしはじめた。

サバル
「にゃははっ、そうだろうそうだろう!
私は天下の大怪盗、サバル様だからな」

サバル
「私に奪えないものなど、何一つないのさ。
たとえそれが王子の心であってもね♪」

そうだな、と微笑混じりに返すと、
俺はふさふさした毛で覆われたサバルの耳を優しく撫でてやった。

サバル
「にゃははっ、こらこら、耳を撫でるな♪
ん、ふみゃぁ……スリスリスリスリ~……♪」

甘い猫なで声を漏らしながら、
サバルは俺の頬や胸に気持ちよさそうに頬ずりしてくる。

そのなんとも愛らしい子猫のような仕草に、
俺の心は一片残らず奪われてしまったのだった。