コヨミ寝室1 シーンテキスト

コヨミ
「ちょ、ちょっとぉ、早くしてよぉ……、
この格好で待ってるの、恥ずかしいんだからぁ……」

一糸まとわぬ姿で寝台に横になったコヨミは、
頭上の俺を仰ぎ見ながら震える声で訴えた。

生娘でもあるまいに、と俺は苦笑しながら
そそり立つ肉柱を露出させて彼女に示す。

コヨミ
「え……ちょ、ちょっと!
そ、そんなに……ん、んんっ……大きいものなの……っ?」

すでに愛液を漏らしている秘部に亀頭の先を擦りつけると、
東の国の女性陰陽師は驚愕したように目を見開いた。

コヨミ
「や、だ、ダメよぉ……ふぁ、あっ……、
そんなところ、開いちゃ……やぁあん……っ!」

閉じようとする脚の付け根を押さえつけ、
両手の親指で割れ目を左右に開く。

意外なほど淡い色合いの花弁に興奮をそそられ、
吸い寄せられるようにその花の芯に肉竿の先を据えた。

コヨミ
「ま、待って……ん、んんンンン~~~ッッ!!」

コヨミ
「ひっ……く、ふうぅぅぅん……っ!
や、ヤダ、本当に入って……んぁ、あ、あぁあぁぁあ……ッ!」

先端をねじ込んだ直後、
侵入を拒むような固い挿入感に見舞われる。

俺は当惑しながら、
力を抜くようにコヨミに指示する。

コヨミ
「む……無理よぉ~~っ!
こんなに大きいのが……んふぅっ……、
は、入るわけ……んぁ、あぁあ……ッ!」

総身をぶるぶると震わせるコヨミ。
その瞳の端に光るものが浮かぶ。

まさかと思って視線を移すと、
結合部から会陰にかけて一条の朱が垂れ落ちていた。

コヨミ
「そ、そうよぉ……ひっぐ……、
は、初めてよぉ……ぐすっ……わ、悪いぃ……?」

コハク色の美しい瞳から、
涙がはらはらとこぼれ落ちる。

コヨミ
「どうせ王子も……ぐすっ……、
私が経験豊富だって、勝手に思い込んでいたんでしょう……?」

経験豊富かどうかはともかく、
コヨミほどの美貌の主ならば、
言いよる男も大勢いたはずだ。

コヨミ
「だってぇ……ひっく、んぅぅ……っ、
陰陽寮にも、その周りにも……、
好きって思えるような人は……いなかったんだもの……」

コヨミ
「初めてくらいは……んんっ……、
好きな人に……抱かれたいじゃない?」

震える声でそう言って、
濡れた瞳で熱っぽく俺を見上げる。

コヨミ
「でも……ぐすっ……、
ひ、引いちゃったわよね……?
この歳で……うぅっ……しょ、処女だなんて……っ」

コヨミ
「だ、だから……んぅぅ……その……、
もし、嫌なら……ぐすん……うぅぅ……、
お……おち○ちん……抜いてちょうだい?」

面倒な女だな、と俺は内心で苦笑する。

だが、その普段とは異なる繊細さが、
俺にしか見せたことのないものだという事実に思い至ると、
かえって愛しさをつのらされた。

コヨミ
「ん、んむぅっ!? んむぅうんんん~~~ッ!?」

出し抜けに顔を寄せて唇を奪うと、
涙に濡れた瞳が大きく見開かれる。

コヨミ
「ん、ふむぅんん……んちゅ、ちゅる……ぷぁっ!」

コヨミ
「ハァ、ハァっ…………お、王子……?」

ぽかんと口を開けるコヨミに、
初めての相手になれて嬉しいと伝える。

すると、
泣きはらした彼女の瞳がふっと柔らかく細められた。

コヨミ
「う、嬉しい……ん、んんっ……、
わ、私も……ふぁ、ぁっ……お、王子が……、
初めての相手で……幸せよ……」

甘い声が耳をくすぐり、
じわりとしみ出てきた蜜が愚息を酔わせる。

コヨミ
「ぁ、ふぁぁ……んんっ、
王子ぃ……好き、好きなのぉ……っ」

コヨミ
「だめ、もぅ……んんんっ……、ナカ、疼いて……っ、
身体、熱くなって……あぁあ、もう、待ちきれないの……っ」

コヨミ
「王子、おうじ、おうじぃ……っ。
来て……奥まで……んんっ……たくさん、突いてぇ……っ!」

コヨミ
「私を……んんんッ……めちゃくちゃにしてぇ……っ!」

切なげにそう哀願し、
もどかしげに腰をくねらせる。

そのはしたなくもいじらしい姿にほだされ、
俺はゆったりとした動作で律動を開始した。

コヨミ
「ふぁ、あっ……んぁあ、あん、あぁあんっ……」

コヨミ
「あぁぁ、入ってる……んぁ、ああぁあぁんッ!
王子が……あはぁっ、奥まで……入ってきてる……っ♪」

初々しい固さを残しつつも、
突き入れるたびにきゅっと健気にすぼまる膣が愛らしい。

募る快感に意識が薄れていくのを感じながら、
規則正しく揺れる乳丘の頂きに映える桃色に吸い付く。

コヨミ
「ひゃうぅんッ!
あ、ふぁあ……そこ、乳首、くすぐった……ひぃぃんッ!」

コヨミ
「や、ダメ……んんん~~ッ!
そん……にゃ、あぁ、ふあぁあンッ!
赤ちゃんみたいに、ちゅーちゅー吸っちゃ……やあぁン……ッ!」

口内で膨らんでいく乳首と、
刺突を繰り出すたびにビクンと跳ねる腰に興奮し、
牡の猛りがさらに凶悪に尖っていく。

コヨミ
「ふぁうっ!? あ、王子の……んふぅぅんっ……、
膣中で、ドクンって、膨らんで……んぁ、あぁああぁ……ッ」

コヨミ
「あふっ……ふぁ、はぁあッ……で、でる、でるの?
精液……んふぅんンッ……射精してくれるの……っ?」

もう少しだと伝えると、
俺は腰奥で煮えたぎる劣情に意識を集中しながら、
抽挿を加速させて激しく膣奥を突き上げる。

コヨミ
「ひああッ! あ、アンッ、あぁッ、ふあぁああンッ!」

コヨミ
「あ……ダメっ、奥、そんな……ゴンゴンしちゃ……、
あぁッ、あ、ぁ……あぁあ、あぁあぁあぁんんッ!!」

堪えきれなくなったように甲高い嬌声を上げると、
コヨミは身体で弧を描くように背を浮かせる。

俺は締め付けを強めた膣道を
何度も素早く往復して快楽を貪った。

コヨミ
「んぁあッ、あッ、あアンッ、はぁあアンッ!
イっ、くぅ……またイク……うぅんんッ!
初めてなのに……んぁ、あぁアッ! またイッちゃうぅ……ッ!」

初体験とは思えないほどの乱れように昂ぶりを覚えつつ、
吐精衝動が臨界点に迫るのを感じて腰を引こうとすると、

コヨミ
「おうじぃぃ……きて、キてえぇぇ……っ!
一緒、いっしょにぃぃ……っ!」

無造作に投げだされていたコヨミの長い脚が、
離れることを拒むかのように俺の腰に強く巻きついた。

その淫らでいじらしい所作に理性を奪われ、
気づいたときには、激しく収縮する膣内に
熱いたぎりを幾度となく放っていた。

コヨミ
「あぁあぁあっ! ふぁ、あ……んんんんん……ッ!」

コヨミ
「す、すごい……んんんッ……まだ出て……ふぁ、ああっ、
ああぁ……精液って、こんなに熱いのね……っ♪」

幸せそうに瞳を閉じ、
精を受ける喜びに身を震わせるコヨミ。

コヨミ
「う……」

コヨミ
「……うふふっ、お~じぃ……♪」

すべての精を胎内で受け止めると、
コヨミは誘うように両腕をこちらへ差し伸べてきた。

俺は射精後の虚脱感に促されるがままに、
彼女の胸へと沈み込んで慈愛に満ちた抱擁を浴びる。

コヨミ
「んもぅ~、たくさん膣中に射精してくれちゃってぇ~♪
こんなに射精されたら、赤ちゃんできちゃうじゃない♪」

べったりと頬を押し付けて頬ずりをしてくるコヨミに、
そう仕向けたのはどこのどいつだ、と苦笑まじりに返す。

コヨミ
「だってぇ~、
女として一度は体験してみたかったんだもの♪」

コヨミ
「好きな男の人に、精を注がれる感覚っていうのをね♪」

照れたように頬を染めてそう言うと、
互いの身体を密着させたまま
俺の顔中にキスの雨を振らせてくる。

コヨミ
「ん、んちゅ、ちゅぅぅ……っ♪」

コヨミ
「……ん? くっつきすぎ?」

コヨミ
「んもぅ、判ってないわねぇ~。
女の子は、終わった後もしばらくは
イチャイチャしていたいものなの!」

コヨミ
「……なッ!?
お、女の子って年齢じゃないですってぇ~っ!?」

コヨミ
「そんなことを言う人には、
罰として、こうしてあげちゃうんだから!」

そう言ったコヨミの唇は、
次の瞬間には俺の唇に重ねられていた。

コヨミ
「ん……ちゅ、ちゅぅ……んちゅ、ちゅる、ちゅむぅ……♪」

かくしてその夜、
コヨミは俺の唇が腫れあがるまで、
甘く淫らな口づけを飽くことなく繰り返したのだった。