ココロ寝室1 シーンテキスト

ここは……どこだ……?

ぼくは……だれだ……?

ココロ
「王子!? 大丈夫……?」

目の前のお姉ちゃんが、
何だか心配そうにぼくを見つめている。

ココロ
「だから勝手に私の部屋のものを
触らないでっていったのに……もぉっ!」

心配しているのか怒っているか
よくわからない。

ココロ
「師匠の時空魔法の力が込められた道具なんか触るから、
身体が子供の状態になっちゃったんだからね!」

ココロ
「って、今の王子は子供なんだもんね……。
こんな話したってわからないか……」

そう言うと、目の前のお姉ちゃんは
ぼくの身体のあちこちを触って何やら
考え事を始めた。

ココロ
「ああ、大丈夫だからね。
ココロお姉ちゃんが、しっかり元に戻してあげるから」

自信満々にそう言ったお姉ちゃんは、
僕の手を引いて、椅子に座らせた。

すると、お姉ちゃんは近くにあった本棚から
古めかしい一冊を手にとってぱらぱらとめくっていく。

ココロ
「え~と、なになに……誤って時空魔法を〇〇へ…………、
ふむ……ふむふむ……内的〇〇への干渉……ほぉほぉ……、
特殊刺激による〇〇〇が……へぇぇ…………なるほど……」

何やらひとり納得しているお姉ちゃんだったが、
あるページをめくった突端、
その顔を真っ赤にしてしまった。

ココロ
「ば、ばっかじゃないのッ!?
なにこの本……いや、でも……えぇっ……?
だって……これって……つまり、そういう……」

両手を頬にあてて、
お姉ちゃんが、むぅぅぅ、ってうなってる。

どうしたの、と声をかけると、
大丈夫だから!
と、びっくりするような大きな声がかえってきた。

ココロ
「アンナさんやケイティさんとかに
任せればいいのかもしれないけど、
そんなことしたら……時の魔女ココロちゃんの名折れだわ!」

そう言うと、
ぱちん、と両手で頬をたたいて、
やる気に満ちた顔でぼくを見た。

ココロ
「任せて、王子!
私がちゃんと元の身体に戻してあげるんだから!」

ふん、と小さく鼻を鳴らして、
お姉ちゃんが椅子に座ったままの僕へと
歩み寄ってくる。

ココロ
「ちょっとだけ、じっとしててね……」

言いながら、お姉ちゃんは床に膝をついて
ぼくのズボンに両手で触れると、
そのまま一気に引き下ろした。

ココロ
「おぉぉ……こんなふうになってるんだぁ……
……ちょっとカワイイかも……」

大きな目をさらにまん丸に見開いて、
お姉ちゃんが呟く。

ぼくはというと、
あまりの恥ずかしさと訳のわからなさに
知らず目を閉じてしまう。

ココロ
「こ、怖がらなくていいんだからね?
えっと……ほら、これは治療だからさ。
ね、泣かないで、王子……」

頭を撫でられるが、
何でこんなことをされているのか分からず、
こわくて目を開けることが出来なかった。

ココロ
「ごめんね王子……痛かったらちゃんと言うんだよ?」

その言葉が聞こえるのとほぼ同時に、
おなかの下の方に何かが触れた。

ココロ
「これを……こうして……皮を剥いてっと……
ごしごしごしっと……」

感じたことのない刺激に驚いて、
つむっていた目を思わず開けてしまう。

信じられないことに、
お姉ちゃんがぼくの、
アソコを握ってたのだ。

ココロ
「うわ、すごい……ちょっと触っただけなのに……
どんどん硬くなってる……それに、大きくもなって……
……ねえ王子、痛くない?」

うん、と頷くと、
よかった、とお姉ちゃんが嬉しそうに笑った。

よく見ると、お姉ちゃんのお尻のあたりで、
先っぽが赤く光った時計のような形の杖が
ふわふわと浮いている。

ココロ
「よぉし、このまま時空魔法発動しちゃうからね……!
じゃあ、このままいっくよぉー♪」

元気な声が部屋にひびいたのと同時に、
ぼくのアソコを握るお姉ちゃんの赤い手袋をつけた指が、
ゆっくりと上下に動きはじめた。

それだけのことなのに、
びりびりとした感覚が、
太ももあたりから胸のあたりまでのぼってくる。

どうしよう、すごく……気持ちいい。

ココロ
「わっ……さきっぽから、
なんだかネチャネチャした汁が出てる……、
ねえ、これって気持ちいい証拠だよね……?」

ぼくはまたも頷くことしかできなかった。

ココロ
「気持ちよくなっていいんだからね?
もっともっと、性的な興奮を身体中で感じなきゃだめ……
それこそが、王子が元に戻る方法なんだから……」

元に戻るってなんなんだろう……。

よく分からないけど、
お姉ちゃんのしてることは、
とってもイケないことだというのは感じていた。

ココロ
「何か、後ろめたいって顔してるね、王子……。
私だって……すごく恥ずかしいんだよ……?
……これは、仕方なくやってるんだからね……?」

言いながら、
お姉ちゃんはぼくのモノを握っていない手を、
自分の胸元に持っていって、もぞもぞと指先を動かした。

すると、
ぷるん、と音が聞こえそうな勢いで、
お姉ちゃんの胸がぼくの目の前に顔を出した。

あまり大きくはないけど、
すごく綺麗な形をしていた。

ココロ
「男の子って、おっぱい……好きなんでしょ……?
と、特別に見せて上げるから……もっと、
えっちな気分になりなさい……ほら、王子。よく見て……」

言われて、彼女の胸を見つめると、
腰のあたりがなんだかむずむずるような気がした。

その間も、お姉ちゃんはぼくのを掴んで
ごしごしと上に下にと動かすせいで、
頭の奥のほうが何だかぼんやりとしびれていく感じがした。

ココロ
「んっ、うわぁ……また大きくなってる……、
ちょっと面白くなってきたかもぉ……」

ほっぺたを桃色に染めて、
お姉ちゃんがなんだかイジワルそうに笑う。

恥ずかしさが気持ちよさとまざって、
何だかよく分からなくなってくる。

ココロ
「じゃあ、こうしたらどうなるのかな……?」

にしし、とわざとらしい笑い方で、
お姉ちゃんが空いていた手の人差し指で、
ぼくの先っぽをツンツンと触りだした。

――ッ!?
突然のつよい刺激に
腰がふわりと浮かぶような感じがした。

ココロ
「動いちゃだめだよぉ、王子?」

ココロ
「今はココロお姉ちゃんが、
王子のオチン〇ンを、
いいコいいコしてるんですからねぇ♪」

さっきまでとは違う、ちょっとだけ大人びた顔で、
お姉ちゃんが棒の部分をゴシゴシして、
もう片方の手で先っぽをクリクリしてる……。

おしっこが出る場所から漏れてる透明なやつが、
お姉ちゃんの指先にいやらしくくっついていくのが、
何だかすごくえっちな気がして、息がくるしくなった。

ココロ
「王子……自分の身体を見て……んっ……、
ここだけじゃなくて、
全体が少しずつ大きくなってるの……わかる?」

言われて、さっきよりも
お姉ちゃんの顔が
遠くにあることに気づく。

間違いない……。
僕の背が、少しだけ伸びてるんだ。

ココロ
「そうだよ……はぁ……あっ……王子のここも……
身体も……んっ……どんどん大きくなっていくんだよ……」

なぜだかお姉ちゃんの息が荒くなっていた。

彼女の指の動きが、
どんどん速くなっていく。

ココロ
「おかしいな……なんか、王子の、触ってると……、
変な気分に……はぁ、ぁ……なって、くる……」

小さな声でそう言うのと同時に、
お姉ちゃんの唇の隙間から、
きれいな色の舌がしずかに出てきた。

次の瞬間、信じられないことがおきた。

ココロ
「んふぁっ……れろっ……ちゅっ……れるぅっ……」

お姉ちゃんが、
ぼくのアソコをなめ始めたのだ。

暖かくてやわらかいお姉ちゃんの舌が、
おいしそうにぼくの汚いところをなめてる姿に、
自然と息が荒くなる。

ココロ
「ちゅぱぁっ……ちゅむ……れろっ……ぺろッ……、
んはぁっ、ぁっ……ふふ……かわいい……王子……、
切なそうに……喘いでる……」

時々ふれるお姉ちゃんのふっくらとした唇が、
ぼくのさきっぽを包むようにはさむと、
その中でペロペロと舌を動かしてくる。

自分でもマヌケに思えるほど、
身体がぴくんぴくんと跳ねてしまう。

ココロ
「んっ……ふぅぁっ……あっ、んんっ……ちゅ、ちゅるるぅ……、
ぷはぁっ……はぁ、はぁ……王子、もうすぐ大人って言っても
いいくらいに……からだ……大きく、なってきてるね……?」

気持ちよさに霞んでいた思考が、
彼女の言葉で少しだけはっきりする。

ココロ
「そろそろ射精……しちゃいそうなんじゃない?
……王子のオチン〇ン……さっきからビクビクって、
なんだか苦しそうに動いてるよ……?」

ねえどうなの、と少しだけ心配そうに聞いてくる。

自分の身に起こってることが、
未だによくわからない。

ココロ
「もぉ、我慢なんかしないでいいんだから……。
さっさとココロお姉ちゃんの手でイっちゃいなさい……」

そう言うと、
彼女はクチュクチュと大きな音を立てながら、
素早く、そして大きな動きでペニスを扱き始めた。

ココロ
「んっ……ふっ……ぁ、はぁ……いいよ……、
なんとなく、わかるから……このまま、出して……、
そうしたら……戻れるはず、だから……」

少しだけ優しげに彼女が笑う。

彼女のその穏やかな微笑に、
下腹部に溜まっていた熱が急激に膨れあがり、
そのまま一気に、外に放出された。

ココロ
「ふぇっ!? あっ、んんっ……ちょ、っとぉっ!?
すご、こんなっ……んぁっ、はぁんっ……王子、出し過ぎ……、
出し過ぎだよぉっ……ゃあ、んっ……すごく、アツいよぉ……」

飛び出した白い粘液が、
彼女の身体の至る所に飛びついていく。

少女は、
何だか困ったような笑みを見せながらも、
最後まで精液を搾り取ろうと手を動かしてくれた。

ココロ
「はぁ、はぁ……もう、どれだけ溜まってたのよぉ!
……うぅ……こんなにベタベタにしてぇ……」

髪や服に飛び散った白濁液を、
煩わしそうに手で拭うココロのその様子が、
なんだか可愛かった。

――ココロ?

ココロ
「やっと思い出したの……?
ほら、よく見て……王子の身体。
ちゃ~んと、元に戻ったでしょ?」

射精の心地よさがおさまり、冷静になった思考で、
今まで彼女にされていた行為の意味を悟ると、
無性に恥ずかしくなった。

ココロ
「いいよ、謝らなくて……
師匠の残した……変な魔法道具のせいだもん……」

彼女も気恥ずかしそうに顔を俯かせた。

その様が、
いつもの快活な彼女とは違って、
妙に可憐に映った。

だからだろうか……。
気づいたら、俺は目の前のココロを抱き寄せていた。

ココロ
「――きゃぁっ!?」

ココロ
「……え? お、王子……? どうしたの……? 」

抱き留めてみると、
思った以上にか細い身体だった。

それに、いい匂いがした。

ココロ
「ねえ……こんなの、だめだよ……。
さっきのは、仕方なくしただけなんだから……」

ココロ
「ね、王子……落ち着いて……?
さっきの行為で、ちょっと興奮してるだけなんだから……」

ココロ
「好きでもない女の子に……、
こんなことしたら……だめなんだよ……?」

じゃあ大丈夫だ、と
ココロに言った。

ココロ
「え……?
それって、どういう――んんっ!?」

気づけば、彼女の唇を奪っていた。

先程まで優しく俺のモノを愛撫し、
元の身体に戻してくれようと頑張っていたココロが、
なぜだか溜まらなく愛しかった。

ココロ
「ん……ちゅっ……んふぁ……はぁ……はぁ……」

ゆっくりと唇を離すと、
潤んだ瞳で、ココロが言った。

ココロ
「だめ、だよ……王子……。
私……このままだと……好きに、なっちゃうよぉ……」

いやなのか、と問いかけると、
彼女は首を振った。

ココロ
「いやだったら……さっきみたいなこと……しないもん……」

そうか、と微笑みかけると、
そうなんだよ、とココロが少しだけ拗ねたように言った。

ココロ
「王子のばか……もう一回キスしないと、許してあげない……」

愛らしく頬を膨らませて、
上目にココロが見つめてくる。

彼女の許しを得るため、
そして、もっと深く愛し合いたいという思いを伝える為に、
ココロに、二度目のキスをした。