グレーテル寝室2 シーンテキスト

――深夜。

グレーテルの闇を操る奇妙な能力が、
俺の両手足を拘束していた。

ベッド上で仰向けに押さえつけられた俺の身体に、
彼女の小さな身体が重なっている。

グレーテル
「じゃあ、いれちゃうから、ね……?」

そう言うと、
頬を赤らめたグレーテルが、
俺の胸に両手をついて腰を浮かす。

そのままゆっくりと蟹股になると、
慎重に腰を降ろしていく。

グレーテル
「んっ……」

愛液の涎垂がにじむ淫唇が、
赤黒く肥大した亀頭の先端に触れた。

グレーテル
「ふぁっ……ぁ……んっ……」

薄桃色の肉扉に亀頭が接着すると
そのままニュルりと
彼女の膣中にペニスが沈んでいく。

小さな口を限界まで開いて
俺のモノを呑み込んでいくグレーテルの表情は、
初めての痛みよりも嬉しさの方が勝っているのか、笑顔だった。

グレーテル
「んんっ、あ、はぁっ……パパ、すごいよぉ……、
わたしの中に……パパのオチン○ン、どんどん、ンンッ……、
あはぁっ……はいってくるよぉっ……ぁああンッ……」

グレーテルの大きな瞳に浮かぶ破瓜の涙が
窓から差し込む月光を反射させて可憐に輝いている。

切なげに寄せられた形の良い眉と、
熱くなっていく彼女の吐息が、
ただ淫らだった。

グレーテル
「んんっ……ぁっ、ふぁぁっ……
もっと……もっと……いれちゃう、からねっ……んっ……」

息を荒げながら全てを膣内に挿れ込めると、
グレーテルは、
褒めて褒めてというような屈託のない笑みを浮かべた。

グレーテル
「んしょっ……んんっ……このまま、
動いちゃう……からね……?」

俺の胸に置いた両手にわずかに力をこめると、
グレーテルはゆっくりと腰を上限に振り出した。

グレーテル
「はぁっ、んぁっ……んっ、んんんっ……、
すごく……大きいっ……ぁンっ……、
手でさわってた時より、ずっと大きいよぉ……あぁンっ……」

狭苦しい無垢な雌肉が、
グレーテルのぎこちない腰の動きに合わせて
変則的な快楽を俺に与えてくる。

グレーテル
「んっ、はぁっ……んんっ……、
ここ、もっ……気持ちよく、してあげるね、パパ……」

胸に置かれた彼女の指先が、
器用に俺の乳首をつまみ始めた。

グレーテル
「はぁ、あぁっ、んぁっ……んんッ……どう……?
……わたし、上手に……できてるかな?」

熱っぽい視線を一心に俺へと注ぎながら、
グレーテルが指先と膣を使って
間断なく快楽を与えてくる。

未熟な腰使いだが、
グレーテルのその献身的な愛撫が、
脳髄の奥底を鈍く痺れさせていく。

グレーテル
「んふぁっ、んっ、んんっ……あっ、ぁあっ……
パパのオチン○ン、まだまだ元気っ、だねっ……、
また、おっきくなって……ふぁあンンっ!!」

熱く濡れた雌ヒダがぎゅっぎゅと俺自身を包みこみ、
グレーテルのぎこちない腰使いの勢いと相まって、
ばかみたいに気持ちいい。

グレーテル
「あぁンっ、んっ……やぁっ、ンっ……パパ……わた、しっ……
んふぅッ……もう、痛いの……なくなって……気持ちよく……
なっちゃってるっ……んっ……わたし、えっちなのかな……?」

それまで切なげな吐息を漏らすばかりだった彼女だが、
徐々に表情は蕩け始め、腰の速さも付随して速くなる。

グレーテルの能力による闇の拘束によって、
両手両足首をしっかり固定されているせいで
自分から腰を浮かせないのがもどかしい。

グレーテル
「あんっ、あっ、ああっ、んふぁぁんっ……くぅっ、んっ……
パパ、ごめん、なさいぃっ……わたし……勝手に……ひとりで、
気持ちよくなって……この、ままじゃぁっ……あぁああんっ……」

グレーテル
「どう、しようっ……パパのことっ……んぁんっ……
気持ちよく、したいのにぃっ……わたし、あっ、ああっ……、
このまま、イっちゃうよぉっ……ふぁっ、はぁあぁぁんッ!」

パンパン、と彼女のぷりっとしお尻が何度も何度も
俺の下腹部に叩きつけられては、
きゅきゅうと膣肉がペニスを締め上げる。

彼女の一生懸命さと、
どんどん流麗になっていく腰使いが、
俺に限界を突きつけてくる。

グレーテル
「ふぅぁっ、ぁぁっ……んんっ、んっ……パパ……っ、
いっしょっ……いっしょにぃっ……イキたいよぉっ、ゃはぁんッ!
このまま、わたしのナカに、びゅっびゅって、していいからぁッ……」

グレーテル
「んふぁんっ……また大きくなってるぅっ! でそう、なのっ?
でそうなんだねっ……あっ、ぁあっ、ああんっ、いいよ、パパの精子、
いっぱいいっぱい……膣中にだしてぇぇぇええッッッ――!!」

大きな嬌声と共にグレーテルの身体が弓なりに反れ、
同時に、彼女の膣内がペニスを痛いほどに絞り上げた。

彼女がイったのとほぼ同時に、
俺も欲望の粘液を吐きだしてしまっていた。

グレーテル
「あふぅぅぅっ……ぅあぁっ……うぅっ、んっ、んんっ……!
びゅっびゅってっ、パパの精液……いっぱいきたぁっ♪
ぁあっ、ふぁっ……膣中に、どんどんはいってくるよぉっ……」

精液が注がれる度、
彼女の身体が愛らしくひくついた。

グレーテル
「も、もうらめぇっ……パパの精液で……、
おなか、たぷたぷになっちゃって……、
ふぅぁぁっ、もう、たえられないよぉぉっ……!」

力の抜けた声でそう言うと、
グレーテルの小さな身体が
俺の胸に飛び込むように倒れてきた。

気づけば、彼女の能力による闇の拘束は解けていて、
おかげで俺はグレーテルを優しく抱き留めることが出来た。

グレーテル
「ふぅ、ふぁっ……はぁっ……どう、だった……?
わたし、パパのこと……いっぱい気持ちよくできた……?」

ああ、と彼女の頭を撫でてやる。

すると、彼女がさらに俺の胸に顔を押しつけてきた。

グレーテル
「だいすきなんだよぉ?
ほんとにほんとに……パパのこと……だいすきなの……」

わずかに顔を上げて彼女が言う。

グレーテル
「人間界で……ひとりだったわたしを……
パパが……たすけてくれた……」

グレーテル
「命令は……してくれないけど……、
でも、だいすきだよ……」

グレーテル
「もっともっと、いっぱい自分で考えられること、
増えたら……そしたら、もっともっと、
パパのこと、悦ばせてあげるからね……」

グレーテル
「だから……今日はもう……おやすみ、なさい……」

そう言うと、俺に抱きしめられたまま、
彼女はゆっくりとそのまぶたを閉じていった。

グレーテル
「パパぁ……だいすきだよぉ……」