グレーテル寝室1 シーンテキスト
何か、優しげな夢を見ていた気がする。
幸せに満ちあふれていた過去への追憶が、
得体の知れない切なさとなって――
――って、何だこれ?
股間のあたりに、奇妙な重みが……。
それに、妙な心地よさもある……。
恐る恐る寝具の中を覗くと、
そこに可憐な女の子がいた。
グレーテル
「ちゅ……ちゅるっ……ちゅぷ、あ、はぁっ……」
ってお前、
こんな夜遅くに何してるんだグレーテル。
グレーテル
「んふぇっ? ちゅむっ、ちゅる……じゅるるるっ……」
なーに、
というようなあどけない表情で、
上目に俺を見つめている。
その幼い顔に似つかわしくない妖艶さで、
グレーテルは勃起しきったペニスを
砂糖菓子のようにペロペロとなめている。
グレーテル
「ちゅぷ……ちゅるっ……ぷぁっ、はぁっ……」
グレーテル
「パパのオチン○ン、おおきくなってるよ……」
グレーテル
「気持ちいいって、ことでしょ?」
まずパパって呼ぶな、と
常日頃と変わらずグレーテルを注意する。
グレーテル
「ちゅぱっ、ちゅむっ、ちゅるるっ……
ごめんなふぁい……パパ……
わたし……うまくない……?」
そういうことじゃなくて……。
はぁ、と大きくため息をつく。
ここのところ、毎夜毎夜この有り様だ。
そろそろちゃんと
きつく叱りつけなくては――って、そこはっ……!?
グレーテル
「れるっ、るるっ、ちゅぷぁっ……あふっ、ぅふっ……
んんっ……ちゅるるる、れろっ、れろ、じゅるるるっ……」
先ほどまで肉竿を舐めていたはずの
グレーテルの小さな舌が、
知らぬ間に陰嚢を這っている。
ドレスグローブを纏った指先は、
雄袋を舐めやすいようにと亀頭を腹に押しつけ、
くりくりと外尿道口を刺激している。
グレーテル
「んっ、ふぅっ……れろっ、れるぅっ……ちゅるっ……、
どぉ? パパのここ、ピクピクって……なってるよ……?」
興奮に赤らんだ頬を淫らな微笑に歪めながら、
グレーテルが問いかける。
彼女が喋るたび、
その吐息がペニスと陰嚢をやさしく刺激してくる。
それが更なる快楽に繋がり、気持ちよさに声が漏れる。
グレーテル
「さきっぽも……こんなに、濡れてるよ……?
んふっ、ふぅっ、ちゅぱっ……れろっ、るるっ……
ちゅぷっ、んんっ……じゅるっ、ちゅぱっ……」
陰嚢を舐めたり、小さな唇であまく咥えてみたりと、
まるで玩具で遊ぶようにグレーテルが口での
奉仕を続けてくる。
未だ夢の中にいるのではないかと思えるほどに、
彼女の舌技は流麗で、
的確に俺の弱いところをついてくる。
グレーテル
「……パパ……また、オチン○ン、大きくなって……
んはっ……すごい……んんっ、今日も……
白いの、いっぱい出るの……?」
雄袋のしわを伸ばすように
舌をちろちろとあてながら
彼女の右手が亀頭から竿へとゆっくり降りてくる。
そして、
その可憐な五指でやさしく肉棒を握ると、
緩慢な動きで扱き始めた。
グレーテル
「わたし……上手……?
……んっ、ちゅむっ……ちゅぱっ……ちゅるるっ……
パパのこと……気持ちよく、できてる……?」
ねえねえ、と問い詰めるように囁きかけながら、
男根を扱きあげる速さを増していく。
太腿には彼女の膨らみ始めたばかりの
小さな胸の先端が、つんとあたり、
視覚にも触覚にも快楽中枢を刺激してくる。
グレーテル
「んふぅっ……ふぅ……ぺろっ……ぺろ、ちゅるっ……、
んはぁっ、んっ……がまん、しないで……パパ……、
いっぱい、白いのびゅっびゅっしていいんだからね?」
そう言うと、
彼女の陰茎を握る強さが増し、
同時に、扱きあげるスピードが急激に速くなった。
狂おしいほどの快楽が、
彼女の奉仕によって間断なく注がれ、
俺は膨らみきった射精感を強制的に解放させられてしまう。
グレーテル
「――あはぁッ♪ んぁっ、あんっ……、
すごぉい……アツイの、いっぱいビュッビュッって、
出てるよぉっ……ぁんっ……パパ、もっともっとぉ……っ♪」
彼女の甘ったるい言葉と、
今もなお続く愛撫によって、
信じられない量の精液が亀頭から飛び出していく。
グレーテル
「あはっ……んっ……もう、出ない……よね……?
んっ、はぁはぁ……わたし、今日もがんばったよ……?
パパ……わたしのこと、いっぱい褒めてくれる?」
黒いドレスグローブに付着した
白濁の粘液を舐め取りながら、
彼女が俺に期待の視線を向けている。
快感の波が退き、ようやく意識がはっきりとした俺は、
下腹部に忍び込んでいたグレーテルの
両脇をつかんで寝具から引っ張り上げた。
グレーテル
「あははっ……パパ、くすぐったいよぉ……♪」
何でこんなことばかりするんだ、
と少しだけ語気を強めて言った。
グレーテル
「だって……人間の雄はこうされると悦ぶんでしょ……?
わたし……パパに助けてもらったから……、
いっぱい悦ぶこと……してあげたいの……だめ……?」
悲しそうに大きな緋色の瞳を
潤ませるグレーテルを見ていると、
さすがにダメとは言い切れない。
俺がまごついていると、
グレーテルは俺の腕の拘束をすり抜けて抱きついてきた。
グレーテル
「だいすきだよ……パパ……。
魔界には、わたしの居場所はないから……。
もうパパの命令にしか……従う必要はないんだよ……?」
だからといって、
命令されてもいないのに
こんなことをしてはだめだ、と言う。
グレーテル
「じゃあ、わたしがしたかったらしていいの……?」
それは……と俺が言い淀むと、
グレーテルが少しだけ意地の悪い笑みを浮かべた。
グレーテル
「パパに、ちゃんとわたしの気持ち……
伝えたいから……少しじっとしててね……?
え……?
不意に彼女の背後から鋭利な漆黒の両腕が伸びてきて、
俺の身体を縛り上げるように絡みついてきた。
グレーテル
「わたしの力……こういう時、便利だね……
パパ……まだまだ夜は長いんだよ……?
いっぱい、だいすきな気持ち、伝えるからね……?」
闇使いという二つ名の所以たる
奇妙な力を使って俺を拘束するグレーテルが、
幼い身体とは裏腹な加虐の光彩をその瞳に宿した。
グレーテル
「わたし……がんばるからね……パパ♪」
そう言うと、
彼女は身動きのとれない俺の唇に、
ゆっくりとキスをした。