クーコ寝室2 シーンテキスト
クーコ
「えへへ……なんだかドキドキしちゃうね。
二人きりで、こうして裸で向かい合ってると」
微かな緊張と羞恥と、それを上回る興奮と期待感とが、
布団の上で仰向けになったクーコの頬を赤くしていた。
閉じた障子の向こうからにじむ乏しい陽光の中、
彫像じみて美しい裸体がほのかに輝いて見える。
人ならざる者――風神の娘だからこそ、
かくも妖しい魅力で俺の心を惑わせるのか。
クーコ
「ふふ……王子くんの、どんどん大きくなってきてる」
クーコ
「そうだよね……ずっと前から
お姉ちゃんのココに入りたかったんだもんね……」
言いながら俺の愚息を握ると、少し腰を浮かせて、
その切っ先を淫らに湿った膣口に優しくあてがった。
クーコ
「んっ……ふふっ、わかるでしょう?
お姉ちゃんのココも、もうこんなに
ビショビショに濡れちゃってるの……」
クーコ
「前に王子くんのおち○ちんを見た時から、
ずっとこうなることを期待してて……」
クーコ
「それでわざわざ、
あなたと二人きりで会うために時間を作ったの……」
クーコ
「……なにが言いたいか、わかる?」
クーコ
「今日はね……好きなだけエッチなことをするためだけに、
ここに王子くんを招いたんだよ?」
そんな風に誘われては、我慢などできるはずがなかった。
挿れるぞ、と告げながら上体を心持ち倒し、
己の発言を実行に移す意欲を示す。
クーコ
「んっ……♪
いいよ、おいで……王子くん♪」
クーコ
「お姉ちゃんの中で、い~っぱい気持ちよくしてあげる♪」
駆け寄ってくる我が子を迎える母のように、
クーコは両手を広げてこちらに差し伸ばしてきた。
吸い寄せられたかのように腰が滑り、
狭い蜜穴の奥に愚息がズブズブと呑み込まれていく。
クーコ
「ひぁっ……んっ、んんん……ッ♪
あ、ははっ……やっぱり、王子くんの……大っきい♪」
クーコ
「んぅっ……おなかの中、ジワジワって……、
王子くんの熱が、広がって……ふぁ、はあぁっ……」
くすぐられたように身を震わせるクーコの、
その微かな振動が挿入感に生々しい刺激を加えていた。
みっしりと群生したヒダを掻き分けて進むにつれ、
快い暖かさに包まれる範囲が増えていくのがたまらない。
そのままゆっくりと前進を続けると、
クリっとした丸みに先端が触れた。
クーコ
「んっ、く……ふぅぅ……っ」
びくり、と肩を揺らし、
悩ましげに眉をひそめたかと思うと、
すぐにクーコは表情の強ばりを緩めて、
「はぁ、はぁ……ふふっ、お姉ちゃんの一番奥、
王子くんの先っぽに……チューされちゃった♪」
クーコ
「えへへ……わかるかな。
そこが……んっ……女の子の、一番大事なトコロ……、
赤ちゃんをつくるお部屋の……入り口だよ♪」
そうはっきりと言われたことで、
クーコと一番奥で繋がれたのだという
幸福な実感が暖かく胸を満たしていった。
クーコ
「んっ……ふふっ♪
王子くん、見てるだけ?」
クーコ
「お姉ちゃんの奥……王子くんのおち○ちんで、
もっといっぱいチュッチュってしてもいいんだよ?」
淫らな誘いの言葉に頭がクラクラし、
欲望のままに膣内をかき回したくなる。
だが、熱く潤んだ膣内は
ギリギリと音が鳴りそうなほど強く肉棒に吸い付いており、
少しでも動けば即、果ててしまいそうなのだ。
クーコ
「うふふっ……なぁに、遠慮してるの?」
クーコ
「んっ……いいんだよ?
我慢なんかしないで、何回でも
お姉ちゃんのナカにびゅっびゅってして……」
クーコ
「……それとも、やっぱり嫌?
風神の娘なんかとこういうことをするのは……」
どこか後ろめたそうに視線をそらすクーコ。
濡れたその瞳が切なげに揺らぐのを見て、
俺は己が為すべきことを悟った。
手を伸ばしてクーコの顔をこちらに向かせ、
澄んだ緑眼をじっと見つめながら顔を寄せていく。
クーコ
「王子く……ん、んんっ……ちゅっ……」
そっと唇を交わらせると、
クーコは目をつむって微かに身を硬くした。
閉じた唇を舌でこじ開け、
歯列をなぞって焦らしてから、
もどかしげに伸びてきた舌を絡め取る。
クーコ
「ん、んちゅっ……れる、レロ、れちゅる……っ」
クーコ
「……ぷはっ、はぁ、はぁ……っ。
王子くん、どうして……っ」
真っ赤に上気した顔を困惑げに歪めて、クーコは訊ねる。
その問に答えるかわりに、
風神の娘といえど人間と大して変わらないんだな、
と耳許で囁き、少し先の尖ったその耳を口に含んだ。
クーコ
「――ひゃうぅんっ!
や、だめっ……く、ふぅぅん……っ♪
耳は……ふあぁっ、よ……弱いのぉっ♪」
何度か甘噛みしてから耳から唇を離し、
首筋と鎖骨を舌先で経由して、
豊かな双乳の頂に舌を這わせる。
クーコ
「ひゃっ……ふぁ、あっ、や、だめぇ……っ♪
そんな、あっ……お、おっぱい……、
赤ちゃんみたいに、ちゅーちゅー吸っちゃ……やぁンっ♪」
イヤイヤと首を左右に振りながらも、
クーコはどこか嬉しそうに目を細めている。
収縮と弛緩を繰り返して愚息を苛む膣が、
なによりも今の彼女の状態を物語っていた。
柔らかな乳房を手で包み、優しく愛撫しながら、
感じているのか、と訊ねると、
クーコ
「う、うん……♪
いい……ふぁ、あぁんっ……気持ちいいよ、王子くんっ♪」
クーコ
「んっ……王子くんの、おち○ちん……、
おなかの中で、ぷくーって膨らんで……」
クーコ
「はぁ、はぁ……ふふっ、わかるよ……」
クーコ
「もう射精しちゃいたいのに、
お姉ちゃんを気持ちよくするために、
必死で……我慢、してくれてるんだよね?」
言わないでくれ、と俺は震えながら訴える。
既に腰奥では熱いものがグツグツと煮えたぎり、
気を抜いた瞬間に暴発してしまうことは明白だった。
クーコ
「……いいんだよ、王子くん」
クーコ
「王子くんのその気持ちだけで、
お姉ちゃん、すっごく幸せなんだから……」
……否、気持ちだけでは……。
俺は、クーコを……。
クーコ
「来て、王子くん……。
お姉ちゃんのナカに、いっぱい射精して……」
ぎゅっと、クーコの両脚が俺の腰を抱き締める。
膣内への射精を切望する、紛れもない意思表示……。
クーコ
「ん、くぅっ……欲しいの、王子くんの精子……。
どくどくって、熱いの……おなかの奥に注がれてみたいの……」
クーコ
「王子くんの『好き』って気持ち、
ぜんぶ受け止めたいの……だから……」
クーコ
「お願い、王子くん……。
お姉ちゃんのナカに、びゅっびゅーって、
遠慮せずにいっぱい射精してほしいな……♪」
甘すぎる囁きが耳から侵入し、脳を蕩かす。
突き上げる衝動に、ガクガクと腰が震えた。
もうどうにでもなれ、と自棄になりながら
無茶苦茶に腰を振り乱しはじめた直後――。
白い稲妻が尿道を貫き、
クーコの最奥めがけてほとばしっていった。
クーコ
「ひゃっ……ん、んんん……で、でてる……っ♪
びゅびゅって……あ、熱っ……ふぁ、あ、はぁぁ……っ♪」
二度、三度と愚息がしゃくり上げ、
子宮の底に精を叩きつけるたびに、
少しずつクーコの中を満たしているという実感があった。
それは彼女も同様らしく、
四度、五度と吐精の勢いを受け止めるたびに、
僅かに腰を浮かせ、少しずつ瞳を蕩かせていく。
クーコ
「ん……ふふっ♪
王子くん、すっごく気持ちよさそうな顔してる……」
クーコ
「お姉ちゃんの中、そんなに気持ちよかったんだ?」
最後の一滴まで注ぎきった愚息が動きを止めると、
クーコは満足げに口端を緩ませながら
俺の腰に絡ませていた脚をそっと解いた。
そのままクーコが浮かせていた腰を戻すと、
まだ硬いままの男根が、ぶるん、と躍出して天を仰ぐ。
クーコ
「……ふふ、すごいなぁ。
こんなにいっぱい射精してくれたのに、
まだそんなに元気なんだ……」
トロトロと白濁を溢れさせる秘裂と、
高々と反り返る剛直とを交互に見ながら、
クーコは恍惚の溜息を漏らす。
誰のせいでこうなってると思ってるんだ、
と冗談交じりに告げると、
クーコ
「……うん、そうだよね……」
そう言ってクーコは
射精後の敏感な愚息を片手で優しく握り、
クーコ
「風神の娘を相手に、こんなにいっぱい射精して……、
それでも懲りずに、またこんなに大きくなっちゃうのは……」
クーコ
「ぜんぶ、お姉ちゃんがエッチなのが悪いんだよね……?」
そう言って再び勃起の先端を自身の膣口にあてがうと、
期待感と興奮とに瞳を輝かせながら言ったのだった。
クーコ
「だから、そんな悪~い妖怪の娘は、
正義の味方の王子くんが、
おち○ちんで懲らしめてあげなくちゃね♪」