クーコ寝室1 シーンテキスト

クーコ
「ふふっ、お姉ちゃん相手にこんなに大っきくしちゃって。
王子くんったら、いけないんだぁ♪」

脱がされた服の下から俺の勃起が頭をもたげると、
少女はニヤリと微笑みながら細い手指でそれを包んだ。

クーコ
「わぁ、すっごいガッチガチ♪
それに……熱くて手が火傷しちゃいそう」

クーコ
「よしよし……苦しかったね。
いまお姉ちゃんが楽にさせてあげるから、待っててね」

東の国の住居を領する、墨を溶いたような薄闇の中、
冷えた手指に包まれた肉棒だけが異様に熱い。

それにしても、
かつて東の国に衝撃を与えた大妖怪、風神の
実の娘である彼女に、なぜ俺は愚息を弄ばれているのだろう。

近くを訪れたついでに仲間になったばかりの彼女の住居を訊ね、
そこで一休みさせてもらったところまでは覚えているのだが……。

クーコ
「ふふっ……だって王子くん、
ここでお昼寝する前に、私の胸をずーっと見てたでしょ?」

クーコ
「それでお昼寝してる間に、
こんなにパンパンになるまで
おち○ちんを腫らしちゃったんだよね?」

クーコ
「だったら、
お姉ちゃんが責任を持って楽にさせてあげなくちゃ♪」

少し恥ずかしそうに言うと、
クーコは胸を覆う布に片手を掛け、
それをそっとはだけさせた。

ぷるん、と跳ねて姿を現した豊乳が、
俺の股間に一層の血液を凝集させる。

クーコ
「あはっ、また大きくなった♪
ずっと見たかった、お姉ちゃんの生おっぱいだもんねぇ♪」

クーコ
「……え、どうしてお姉ちゃんって言うのかって?」

クーコ
「いいじゃない、私のほうがたぶん年上なんだから♪」

クーコ
「それに私、誰かのお世話をするのって結構得意なんだ♪」

昔から妹の面倒を見てたからね、と言うと、
任せて、と言わんばかりに片目をつむってみせる。

そうは言っても、
クーコは誰あろう、あの風神の実の娘なのだ。

いくら彼女が乗り気であっても、
東の国の民を恐怖の底に沈めたかの大妖怪の娘に
性処理をさせるなどという恐ろしいことは……。

クーコ
「ふふっ……素直じゃないんだから」

クーコ
「そんな怖~い大妖怪の娘の手に包まれて
ビクビクって気持ちよさそうに震えちゃってる、
この可愛いおち○ちんはなーんだ?」

ふいにクーコの柔らかな手が、
亀頭を甘やかすように撫で始める。

たまらず開いた鈴口から、我慢汁がダラダラと溢れだした。

クーコ
「なでなで、なでなで……うふふっ♪
王子くん……お姉ちゃんの手、気持ちいい?」

クーコ
「ふふっ……気持ちいいに決まってるよねぇ?
こんなにいっぱい、えっちなお汁漏らしちゃってるんだもん」

クーコ
「でも……もうちょっとだけ我慢してね?
いい子にできたら、も~っと気持ちいいことしてあげるから」

もっと気持ちいいこと――。
その言葉を聞いた途端、愚息がクーコの手の中で跳ねた。

紛れもなく、期待感を示す反応。
だが、俺はクーコに何をされることを望んでいるというのか。

クーコ
「……うん、そうだよね。
王子くんも、男の子だもんね……」

クーコ
「……おち○ちん、
お姉ちゃんのおま○こに挿れちゃいたいよね?」

その問に頷くかのように愚息が身を震わせたかと思うと、
いつしかその根本にクーコがまたがっていた。

肉竿の裏筋に沿って、
熱く濡れた秘唇がしっとりとあてがわれる。

クーコも俺のモノを弄りながら興奮していたのだと悟ると、
痺れるような興奮がゾクゾクと背筋を這い上っていった。

クーコ
「はぁ、はぁ……ぁん……ごめんね、王子くん。
おま○こには、まだ挿れさせてあげられないの」

クーコ
「お姉ちゃん、もう赤ちゃん産めちゃう身体だから。
王子くんも、風神の娘との間に赤ちゃんできたらイヤでしょ?」

クーコ
「んっ……でも、そのかわり……、
お姉ちゃんがい~っぱい気持ちよくしてあげるから、
射精したくなっても……ギリギリまで我慢してね?」

息を荒げ、頬を赤らめながら、
クーコは腰を前後にくねらせて
漏れ出る愛液を竿に塗り込んでいく。

柔らかな粘膜にヌルヌルと愛撫されるたびに、
愚息が激しく震え、射精したいと全身で訴えた。

クーコ
「ひゃ、んんっ……あはは、すごーい♪
ビクン、ビクンって、すっごく元気に跳ね回ってるぅ♪」

クーコ
「ふふっ……もうイきたい? 射精しちゃいたい?
お姉ちゃんの手の中で、びゅっびゅってしちゃいたいの?」

脳を蕩かす甘い囁きに酔わされ、
みっともなく涎を垂らしながら、
もう射精させてくれ、と訴える。

するとクーコは困ったように眉を下げた笑みを浮かべて、

クーコ
「ふぁ、はぁ……ごめんね、王子くん。
もうちょっとだけ我慢できる?」

クーコ
「そしたらお姉ちゃん、王子くんのこと、
もっともっと気持ちよくさせてあげられるんだけどなぁ♪」

これ以上の快感なんて存在するのか、
と少女の柔らかな花弁に愛撫されて震えながら思う。

だが、俺の頭は
自分でも気づかないうちに頷きを返してしまっていた。

クーコ
「えへへ……我慢できるんだ。えらいえらい♪」

幼子の頭を撫でるように、
俺の亀頭を手のひらで愛しげに撫でると、

クーコ
「それじゃあ、本当の本当に我慢できなくなるまで、
頑張って、びゅっびゅーってするの我慢してね」

クーコ
「はぁ、はぁ……ふふっ♪
ん……それじゃあ、いっくよぉーっ」

クーコはそう宣言するなり、
指で輪を作って膨張しきった肉棒を握り、

クーコ
「それっ! しこしこしこしこ~♪」

と楽しそうに言いながら、
絶頂寸前の愚息を上下に素早く扱き始めた。

鋭い射精衝動が何度も腰奥から突き上げ、
クーコの身体を乗せたまま腰がガクガクと上下に揺れる。

クーコ
「はぁっ、ハァッ……ふふっ♪
がんばれっ♪ がんばれっ♪ おち○ちんっ♪ がんばれっ♪」

拍子を付けて歌うように囁くクーコの、
豊かな乳房が腰の震えに合わせて軽快に揺れる。

その光景が擬似的な性交感を俺にもたらすと、
尿道を貫く鋭い快感とともに、
爆発的な勢いで亀頭から白精が噴出していった。

クーコ
「ひゃぁあンッ……!?
す……すごーい! おしっこみたいにいっぱい出てるぅ♪」

クーコ
「んッ……ふぁ、あぁん……っ♪
おっぱいにも……顔にまで掛かって……んんっ♪」

クーコ
「ふぁ……はぁ、はぁっ……。
……えへへ、いっぱい出せたね♪ えらいえらい♪」

よしよし、とクーコは
精液でドロドロになった手で
同じく白濁まみれになった亀頭を優しく撫でてくれる。

射精後の敏感な鈴割れが吐き出した
最後の一滴を手に受けると、クーコは満足げに微笑んだ。

クーコ
「ふふっ。あれだけいっぱい射精したのに、
もうギンギンに硬くなっちゃってる……」

クーコ
「さっきまでは、お姉ちゃんの手にかかって
気持ちよくびゅっびゅってさせられちゃう、
情けなくて可愛いおち○ちんだと思ってたけど……」

クーコ
「正直、ちょっと見直しちゃった。
この子は元気な赤ちゃんをたくさん作れる、
強くてカッコいいおち○ちんだ♪」

だったら――と俺は、抱いていた想いを正直に伝えた。

クーコ
「……え、一人前の男として見てほしい?」

クーコ
「それって、つまり……、
お姉ちゃんと……したいってこと?」

単刀直入な物言いに一瞬たじろいだが、
俺は勇を鼓して、ああ、と頷いた。

クーコ
「……そっか。ふふっ、嬉しい♪
王子くんも、お姉ちゃんとおんなじ気持ちなんだね」

とくん、と心臓が音を立てる。

クーコ
「お姉ちゃんね……王子くんのカッコいいおち○ちん見てたら、
おま○こがウズウズして……すっごく切なくなっちゃったの」

クーコ
「だから……ね?
しよ……王子くん?」

切なげに息を荒げながら腰を上げたクーコが、
愚息の先端を己の秘部に招こうとした、次の瞬間――。

ガラガラと引き戸を開ける音がして、
俺たちは思わず息を止めた。

クーコ
「ご……ごめんね、王子くん。
妹が帰ってきちゃったかも……」

息を殺してそう言うと、
クーコは慌てて衣服の乱れを整え、俺に布団を掛けた。

クーコ
「続きはまた今度……ね?」

またね、という風に片目をつむると、
クーコは近くの戸からそそくさと去っていった。

そんな彼女を近いうちに抱けるのだ、
という期待感が胸の奥にいつまでも居座って、
その日の俺は翌朝まで一睡もできなかったのだった。