キュウビ寝室2 シーンテキスト
キュウビ
「ほ、本当に……するのか?」
自らの恥部に押し当てられた
雄の象徴の存在を強く感じながら、
キュウビは大きく目を見開いた。
一糸まとわぬ裸身は透き通るように白く、
流麗な銀髪と相まって惚れ惚れとするほど美しい。
キュウビ
「わらわは……人ではないのだぞ?
それも、神聖なる存在とうたわれる妖狐だ」
キュウビ
「それに……自慢ではないが、
わらわは白の帝国の軍の中でも高位にある存在だ」
キュウビ
「そんなわらわと……契りを結ぼうと……、
そういう、ことなのだな……?」
キュウビ
「怖くは……ないのか?」
不安や恐怖よりも、愛しさの方が、
何倍もこの身に宿っている。
種族の差も、身分の差も、
互いの属する国の違いも、
知ったことではなかった。
キュウビ
「それだけ強く想ってくれているのなら、
わらわも……もう、迷いはないぞ……」
彼女がゆっくりと腰を下ろしていく。
優しい温かみと、潤沢な愛液の滑りが、
俺自身を包み込んでいった。
キュウビ
「ふぁぁ……おう、じ……んっ、ぁあ……、
はいって、くるぅ……そなたのが、はいって……んんぅ……」
キュウビ
「ちと、痛いが……んっ、ぁ……だが、
そなたの熱を……感じられる……ふぁ、ぁあ……、
いいぞ、もっと……奥まで……わらわの中に、くるのだ……」
破瓜の痛みすらも愛おしいというような表情で、
キュウビは俺をより深い場所へと誘っていく。
そうして全てが入り込み、
彼女と一つになれたという確かな実感を得ると、
愛しさと共に、狂おしいほどの情欲が沸き立った。
キュウビ
「うむ……かまわぬぞ……。
そなたの好きなように、動いてくれ……」
キュウビ
「というより……わらわは、
そなたのモノを受け入れただけで、
いっぱいいっぱいなのだ……だから……頼む……」
キュウビ
「わらわに……女としての悦びを……教えてくれ……」
恥ずかしそうに呟くキュウビ。
できるだけ優しくする、とだけ囁いて、
ゆっくりと腰を動かし始める。
キュウビ
「んっ……ふぁ、ぁ……ぁっ、ん……、
すご、い……はぁ、ぁあん……そなたのが、
なかを……んっ、ぁあっ……ふぁあんっ……」
キュウビ
「何だか……ヘンな、かんじ……なのだ……、
んっ、ぁあ……まだ、イタい、のに……ふぅ、んん……、
嬉しくて……温かくて……あっ、ぁ、ああン……」
膣内にあった強張りが徐々に薄れていく。
彼女の不安がゆっくりと氷解していくのが分かり、
少しだけ律動をはやめていくと、
彼女の声に甘く艶やかな色がまじりはじめた。
キュウビ
「おうじぃ……んっ、んんぅ……すごい、のだ……、
わらわ……あっ、んぁ、ン……なんだか、気持ちよく……、
ふぁっ、ぁ……なってる……なに、これ……やぁ、ン……」
キュウビ
「……はぁ、はぁ……ンっ、ぁ……いい、ぞ……、
もっとはやく……乱暴にして……いいから……、
ああっ、ぁあンッ……そなたも、気持ちよく、なってくれ……」
膨らむ興奮と得始めた快楽に頬を可憐に染めた彼女が、
ゆっくりと俺に口付けをする。
一方的に与えられる快楽ではいやだという
キュウビのその求めに心身が昂ぶり、
少しだけ大胆に腰を動かしながら、彼女のキスに応える。
キュウビ
「ん、ふぅ……ちゅっ、ちゅぷ……ちゅるっ、ちゅ……、
ふむぅ、んんぅ…………ぷぁ……はぁ、はぁんっ……、
おうじの唇……すごく、やわらかい……んっ、ぁああん……」
キュウビ
「ふぁあっ、あぁンッ、んふぁん……ッ、
そなたの、が……あっ、ぁあ……またなかで、
大きくなって、ふゃっ、あっ……やぁ、ああんっ……!」
抽挿が激しくなるにつれて、
膣肉が愛おしそうに肉棒に絡みついてくる。
気を抜けば、すぐにでも果ててしまいそうだった。
キュウビ
「――んんぅっ、やぁっ……おうじ、だ、め……、
んっ、胸は……今は……んっ、ふぁああんっ……!」
腰の動きに合わせて揺れる
美しい豊乳の見事さに思わず手が伸び、
思いのままに揉みしだいた。
キュウビ
「ふゃああんっ、んっ、あぁあっ、んんんっ……、
ら、めぇ……おっぱいと一緒に……はぁっ……、
あっ、ぁあんっ、そん、なぁ……あっ、やぁあん……ッ」
興奮に硬く尖った乳頭に吸い付き、
舐めては食み、食んではねぶってを繰り返しながら、
より激しく腰を動かして彼女の愛らしさを貪っていく。
キュウビ
「ふゅぅっ、んっ、ふぁあっ、ああぁんんっ――!」
彼女の身体がふいに大きく一度震える。
軽くイッったのだと分かると、
そこで初めて彼女の弱い部分を身体が悟り、
俺は執拗にその部分を攻めていった。
キュウビ
「……ふぁあっ、あっ……ま、って……んふぅぁっ、
あっ、ぁああんっ……また、ヘンなの……キちゃうぅっ……
……あっ、だめ……おうじ……んっ、ふぁああんっ……!」
キュウビ
「こんな、のっ……あっ、あぁあんっ……恥ずかしすぎるのだ……、
頭が、ぼうっとして……からだの、おく……しびれ、て……、
んっ、くふぅっ……このままじゃ、ヘンになってしまうぅ……ッ」
蕩けきった彼女の顔が、
少しだけ心細そうに見える。
所在なくさまよっていた彼女の両手を掴み、
自分はここにいる、ということを伝えながら、
もっと気持ち良くなってくれと囁きかけた。
キュウビ
「ふゃあっ、あっ、わかった……からぁ……んっ、んんっ……、
そなたも、いっしょに……気持ち良く……なってほしいのだ……、
んっ、ふぁあっ……ひとりは、いや……だぁ……あ、あぁあンッ」
キュウビ
「んふぅぅっ、んっ、ああっ、ぁああんっ……!
らめぇっ……おかひく、なっちゃぅ……あっ、ぁあっ……、
射精して……おうじぃ……もう……だし、て……ぁ、んんぅッ」
互いに絶頂が近いことを感じ取り、
そのまま強く抱きしめ合って想いを解放していく。
キュウビ
「あっ、ぁあっ、あっ、んぁああっ……おうじぃっ……、
いっしょに……いっしょに、イクのだ……わらわと……、
んっ、ぁあっ、いっしょ、に……やっ、ぁあっ、ふぁあぁああンッ」
ビクンと大きく身をそらして、
キュウビは美しい声を放つ。
同時に締まりを強くした媚肉の抱擁の苛烈さに促され、
そのまま一気に白精を彼女の最も深い部分に注ぎ込んだ。
キュウビ
「ふにゃぁっ、あっ、やふぁぁあああんっ……!
あっ、でてりゅぅ……ふぁあっ、あ……そなたの、が……、
んぅぅっ、いっぱい……わらわのなか、にぃ……ふぁぁ……」
ぎゅっと俺を抱きしめながら、
キュウビは何度も身を震わせた。
押しつけられる双乳に顔を埋めながら、
そのまま何度も何度も精液を吐き出していく。
キュウビ
「はぁ……はぁ……んっ、ふぅぁ……、
いっぱい……いっぱい、なのだ……あっ、ぁぁ……、
そなたで……わらわのなかが、満ちていくぅ……」
キュウビが陶然と表情で俺を見つめ、
そして、ゆっくりと唇を重ねてくる。
キュウビ
「んっ……ふぁ……ちゅ……んふぅ……、
ちゅぷ……ちゅっ…………」
キュウビ
「ぷ、ぁ…………おうじ……」
秀麗な彼女の顔に、推し量れないほどの
喜びと愛しさが湛えられている。
キュウビ
「……こんなに満たされたことは……ないのだ……」
キュウビ
「もう……わらわは、そなたのことしか考えられない……」
キュウビ
「……この責任は……とってもらうからな?」
甘やかな表情に、少しだけいつもの不敵さが混じり合うと、
キュウビは可憐に微笑んで、再び唇を重ねてくるのだった――。