aigis039

カミラ寝室 シーンテキスト

月光にてらされたカミラの顔は
妖艶に微笑み吸い込まれそうなほど美しかった。

カミラ
「女に押し倒されているのに……。
何とも思わないんですか?」

さあ、
と首だけを横に傾ける。

女の体をよけさせることは容易いが、
そうしない自分がいる。

カミラもそこから嫌がっていないことを、
さとっているのだろう。

カミラ
「ふふっ、そんな興味のない顔をされると私、
どうしたらいいのか困ってしまいます……」

カミラ
「私、王子がほしくてたまりませんから……。
このまま……入れてもいいでしょうか?」

自らこの状況を作り出しておいて、
確認してくるとは……。

カミラ
「あ、今、女はわからないとお思いになりました?
ふふ、私もおかしいとは思いますが、
はしたない真似をしている自覚があるので……」

顔を赤らめながら、
それでも腰を落としてきた。

カミラ
「あ……くっ、や、やっぱり、自分の力だけじゃ、
足らないみたいですね……」

しなやかな指にペニスは挟まれ、
膣の口を探していく。

カミラ
「まだ、十分……濡れていないのか、
入りません……はふっ……あ……んっ……」

カミラ
「少しだけ……王子ので……擦らせて……。
あ……ん……指とは違う……柔らかさが……」

最初は何の音もしなかったが、
愛液が溢れてきたのかクチュ、と音が立ち始めた。

カミラ
「あんっ、あ、こ、ここ、気持ち……。
気持ちイイ……もっ、もっと、こうして……。
はぁ……はぁ……んっ……あ……んっ!」

喘ぐ声が響き、吐息が荒くなっていく。

カミラ
「ああんっ、気持ちいい……!
王子のペニス……
ドキドキしちゃうぐらい、元気……」

カミラ
「これで……ここを弄ってるなんて……。
嬉しい……嬉しい……ああんっ……はあ……」

ペニスが表面を擦り、
カミラは盛り上がっていた。

それを冷ややかな目で見ていると……。

カミラ
「はっ……ひ、一人ではしゃいで……。
すみません……」

いや、と短く答えるとカミラは軽く頭を下げ、
再び陰茎を持った。

カミラ
「次はちゃんと入る気がするんです……。
それでは、失礼します」

カミラは悪戯の続きをしようと、
ゆっくりと腰を落とし、
いきり立ったペニスを埋めていく。

ずぶずぶと肉壁にペニスが飲み込まれ、
苦しい程に気持ちが良かった。

思わず、彼女の名を呼びそうになる。

カミラ
「ふふっ。それでいいんですのよ」

カミラは満足そうな顔で微笑み、
突如、腰の動きを速めた。

一気にラストスパートまで
もっていこうとしているのだろう。

カミラ
「あっ……あっ、あんっ、
ダメっ! 気持ちいいっ、いいんですっ!!」

一度、カミラの腰の動きを止めようと、
腰に手をあてがうが、その抵抗も虚しく……。

あっという間に二人一緒に、フィニッシュを
迎えてしまったのだった。