カノン寝室1 シーンテキスト

カノン
「んん~……」

もぞもぞとベットの上で身じろぎする
彼女に近づき、その頭を優しくなでる。

話をしに部屋にきたはいいものの、
日々の訓練で疲れてしまったのか
気づけば寝てしまっていた。

カノン
「お……うじ……」

ふと自分のことを呟かれ、思わずどきりとする。
じっと彼女の顔を見つめると、その可愛らしらしさに
いっそう胸の鼓動が早くなっていくのがわかった。

彼女の頬に触れ、輪郭を指でなぞりつつ
その服に手をかける。

次第にあらわになっていく肌に喉が鳴り、
彼女を見るが一向に起きる気配はない。

生まれたままの姿になった彼女は愛おしく、
同時に支配欲にかられた。

カノン
「すぅー……」

わずかに開いた口の隙間に指をいれ、
口内の唾液をからめる。

指を引き抜くと透明な糸が引かれ、
たまらず俺はペニスをその口内に
押し入れた。

カノン
「ん……ふ、ぐ………」

よほど疲れているのか、それでも起きない彼女に、
俺はそのままゆっくりと腰を動かし始める。

ぬるりとペニスに唾液がまとわりつき、
その感覚に思わず身震いする。

カノン
「んぐ……、んん……ふ……」

ペニスが口内の壁をこすりあげ、
その刺激に硬さを増していく。

彼女が息を吐くたびに亀頭に生暖かい風が
あたり、さらに快感が襲い掛かってくる。

カノン
「ん、んぐぅ……」

少しばかり息苦しいのか、
わずかに眉をひそめる。

その起きるか起きないかの狭間も、
心のどこかで楽しむ自分がいた。

動かした腰は休むことなく、
そのまま絶頂に向かって進んでいく。

たまに竿に歯が触れ、そのスリルに
わずかに口元が緩む。

息が上がっていき、亀頭に欲望が集まり始め、
ラストスパートにかかる。

カノン
「ふぐ……、んん、ん……、
ふぐぅ…………」

そして最奥にペニスが届いたとき、
飛び出した白濁液を流し込んだ。

カノン
「んぅ……ッ!! ぷはっ……!
な、いったいなに、げほっげほっ……!!」

飛び出た精液の勢いに目を覚ましたカノンは、
自分の身に起きたことに目を見開いている。

勢いで飲み込んだ精液にむせつつも、
ようやく頭がさえ、理解しはじめたのか
顔を真っ赤にさせた。

カノン
「な、なにしてるの……っ、
ひ、人が寝ているときに……!」

口をぱくぱくさせながらこちらを見る
彼女の口元からは、飲み込み切れなかった
精液がこぼれてきている。

カノン
「……こ、こういうことは……、
起きているときに……やってほしいわ」

ぼそっと呟いたカノンは口元をぬぐいながら、
赤い顔をこちらに向けた。

カノン
「もう……次は……
起きてるとき、ね…………」

カノンは服を着ると、
そう言い残して寝室を出て行った――。