カスミ寝室2 シーンテキスト

カスミ
「王子さま、起きていらっしゃいますか……?」

夜更け過ぎ。
俺の部屋を訪れたカスミが、
顔を紅潮させながら問いかけてきた。

具合が悪いのかと思って歩み寄ると、
カスミは俺に寄り添うように身を預けてくる。

カスミ
「こんな遅い時間に、申し訳ありません……」

カスミ
「ですが、王子さまのご子息をお慰めした日から、
どうしても身体の火照りが鎮まらなくて……」

かすれた声で囁きながら、濡れた瞳で見つめてくる。

カスミ
「どうか、この熱を鎮めていただけないでしょうか……?
今宵は以前ご奉仕させていただいたときより、
その……王子さまを気持ちよくして差し上げますので……」

思わず俺は、眼前の少女をまじまじと見つめてしまう。

すると彼女は俺から身を離し、
寝台の上に膝をついて四つん這いになった。

はだけた襟元と捲れあがった裾から、
胸の丘陵と無毛の恥丘が姿を現す。

カスミ
「お願いします、王子さま……。
どうかこのカスミを、女にしてください……」

頬を真っ赤に染めつつ、震える手で陰唇をめくると、
充分に濡れそぼった蜜壷から、
愛液が糸を引いてベッドに垂れた。

恥じらいと期待を込めた瞳で見つめられるうちに、
胸の裡がカスミへの愛おしさでいっぱいになる。

気づけば俺は、
はち切れそうなほど膨張した肉棒を、
カスミの秘所にあてがっていた。

カスミ
「あぁっ……王子さまのが……カスミの膣内に……っ」

狭い膣穴に愚息を少しずつ埋めていくと、
ぷつり、と破瓜の感触を覚えた。

カスミ
「んんっ……く、ふぁぁ……ッ。
お、思ったより、痛くは……んんン……ッ!」

先端が行き止まりに触れると、
カスミの細腰が驚いたように跳ね上がる。

大丈夫かと声をかけると、
カスミは顔を上げて振り返り、気丈に微笑んでみせた。

カスミ
「はい……カスミは、大丈夫ですから……。
王子さまのお好きなように、動いてください……っ」

カスミの膣内は、
初めて侵入してくる異物を拒絶するように、
ギチギチと締め付けてきている。

俺はカスミになるべく負担がかからないように、
挿入したペニスをじわじわと膣の入り口まで引き戻してから、
また奥まで丁寧に進めはじめた。

カスミ
「ん……んんっ、ふぁ、あ、あぁ……はぁぁ……っ。
こ、これが……ん、ふぅっ……殿方との、営みなのですね……。
想像していたより、ずっと……気持ちいい、ですぅ……っ」

カスミ
「あぁっ……わ、わかりますっ……。
王子さまの、お……おち○ちんが、
カスミの中で、ゆっくり動いて……あ、ふぁ、はあぁ……っ」

無理をしているのかと思い、カスミの顔を覗き込んだが、
その表情を見る限り、どうもそういうわけではなさそうだ。

カスミは肉棒が膣肉をじっくりと撫で上げる度に、
小刻みに肢体を震わせ、恍惚の表情を浮かべている。

カスミ
「んぅっ……あ、あの……王子さま……。
こう言っては、はしたないかもしれませんが……」

カスミ
「その……。
も、もう少し、激しくしていただいても……なんて……」

ねだるような物言いに、愚息がびくりと反応する。

カスミ
「ご、ごめんなさい。私ったら、出過ぎたお願いを……。
今の言葉は、忘れてくださ――――ひゃあンッ!?」

俺は先程までのゆったりとした動きを急激に速め、
互いの恥骨がぶつかるほどに
カスミの秘所を荒々しく突き始める。

強く圧迫してくる雌肉を掻き分けるように突き入れ、
膣口から子宮口まで、何度も繰り返し擦り上げていく。

カスミ
「ひぁっ……あっ、あっ、あぁん……!
お、王子さま……いきなり何を……っ、ふぁぁ……っ!」

激しくして欲しかったんだろう、と意地悪く囁くと、
カスミは強くかぶりを振って
シーツに広がった黒髪を振り乱した。

カスミ
「や、んンッ……そ、そうですけど……ふあぁッ、
こ、こんな……んンッ……急に、されたら……あはぁあっ!」

カスミ
「らめ……れすぅっ! そんにゃ……あぁんっ!
気持ちいいところ、たくさん突かれたらぁ……ッ!」

カスミ
「王子さまぁ……カスミ、変です、ヘンなんれすぅ……っ!
もう、なんか……飛んで行ってしまいそうで……っ、
自分が……ぁはあっ……自分じゃなくなるような……ッ!」

初めての感覚だからか、カスミは不安そうな声を上げるが、
その反応も、今の俺にとっては興奮を高める材料にしかならない。

カスミ
「はぁっ、はぁっ……んぅ……はあぁっ……!
おうじ、さまぁ……なにか、きちゃいますぅ……!
カスミの中からぁ……な、なにかが……んぅうっ!」

膣から愛液をぽたぽたと垂らしながら、
カスミは絶頂の予兆を伝えてくる。

俺の方も、終始キツい蜜壷に締め付けられていたせいで、
竿の先まで上り詰めた精液が今にも飛び出そうとしている。

カスミ
「ひぁ、あぁん……んぅ、あぁっ……!
カスミのあたまっ……まっ白に、なって……!
んっ、あぁ……おかしく、なっちゃいますぅ……!」

ビクビクと総身を引きつらせているカスミに、
俺は最後の仕上げと言わんばかりに、抽挿に激しさを加える。

カスミ
「あ、ふあぁっ、あぁンっ……んんっ、んぁ、あぁっ……!
こ、これ以上は、もぉ……らめぇ……はあぁあっ!」

射精欲が最高潮に達すると同時に、俺は腰を大きく突き出す。

カスミ
「ひゃあぁアンッ!?
あっ、あぁ……ああああぁぁあぁぁぁッッ!!」

瞬間、カスミは嬌声を上げて、
背中を思いっきりのけ反らせた。

子宮内を埋め尽くさんばかりの精液が、膣内に流れ込んでいく。

カスミ
「あっ……はあぁぁ……っ。
お、王子さまの子種が……一番奥に、流れ込んで……」

勢いあまって中に出してしまったが、カスミは気にした風もなく、
秘部から溢れ出る白濁を指ですくいとって、
うっとりとした表情でそれを眺めていた。

カスミ
「はぁ……はぁ……っ。
こんなに、たくさん……、
カスミの膣中に……射精してくださったのですね……」

カスミ
「……ふふ、お腹の奥、とても熱いです……。
この熱が、カスミに王子さまのお世継ぎを
身ごもらせてくれるんですね……」

言われて俺は、
ふいに背筋を氷で撫でられたような焦燥を覚える。

カスミ
「……あれ? お伝えしていませんでしたか?
カスミは側室として王子さまにお仕えしたいと」

あっけらかんと言い放つカスミに、
確かにそんなことを前に言われた気がする、と返すと、

カスミ
「では、なにも不思議なことはないではないですか?」

カスミ
「側室としての一番大事なお仕事は、
主である殿方のお世継ぎを産むことなのですから……」

カスミはそう言うと、今度は寝台に仰向けになり、
脚を開いて男を誘う姿勢をとった。

カスミ
「ですから、その……、
宜しければ、もう少し続きをしてくださいませんか……?」

遠慮がちな、
しかし期待感に満ちた瞳で見上げてくるカスミ。

やれやれ、と俺は苦笑したものの、
高まる欲望と情愛の遣り場を他に見つけることもできずに、
求められるがままに目前の少女を強く抱きしめるのだった。