カシス寝室2 シーンテキスト

カシス
「王子っ」

ぱたぱたと足音をさせつつ、彼女が
息を切らしながら寝室に入ってきた。

カシス
「私、今度一つの隊を任されたのよ!」

それは俺の耳にもはいっていることだった。

元々戦闘能力は良かった故に、経験もついてきて
小さくはあるが隊を任せてみようという話しに
なったのだ。

カシス
「王子のおかげ! その、ありがとう……」

帽子で顔を隠しながら言う彼女に、
思わず笑みがこぼれた。

確かに前線を許したのは自分だが、
それを認めさせたのは彼女自身の力が大きい。

カシス
「だから今日はお礼にきたの。
……今度は私が王子の願いを叶える番……」

それが何を意味するのか、彼女は察しているのか
服を脱ぎ俺の前に歩み寄った。

手で体を隠しつつも、逆にその姿が俺の性欲を
駆り立てる。

カシス
「そんなに見られると、はずかし……きゃっ」

彼女の腕をとり、そのまま壁際に体を押し付けた。
ベッドに行く手間すら惜しいほどに、湧き上がる
衝動に俺は彼女に貪るようにキスをする。

カシス
「はんむぅ……っ、んむ……、
んっ、ちゅっ……」

絡まる舌と唾液が混ざりあい、
離れると透明の糸が引かれた。

カシス
「はぁ……、はぁ……」

乱れる息もお構いなしに、
俺は彼女のきめ細やかな肌に指を滑らせていく。

カシス
「あん……っ」

柔らかい胸を揉みしだき、
ピンク色の突起を指先で転がす。

ぴんっと硬くなった突起を弄りつつ、
もう片方の手を下に下ろしていくと、
そこはすでにじわりと濡れていた。

熟れたイチジクのようなその場所に
指を這わせ、甘い蜜を溢れさせていく。

カシス
「あっ……は、ぁん……」

くちゅっと水音が鳴りはじめる。
俺はたまらず、すでに隆起しているペニスを取り出す。

カシス
「なんか……前よりも大きく、感じる……っ」

そのまま彼女の片足を上げ、
ゆっくりと挿入していく。

カシス
「ひゃぁ、う……っ! あ、んっ……!!
ふぁ、あんッ……」

ズズッと中に埋もれていく感覚に、
身震いしつつもそのまま押し進んでいく。

ようやくすべて収まりきり、
息を乱れさせている彼女に軽く口づけをする。

カシス
「むぅ……、んんッ……、ぷはっ……、
あッ……んぁ……っ」

すでに濡れている中は心地よく、
俺は腰を動かしはじめる。

子宮を叩くように打ち付け、離れまいと
ストロークを短くする。

カシス
「あんっ! あっ! あんッ!
んぁあっ……!!」

ぐちゅっと音が響き渡り、
辺りに甘い香りが漂い始める。

カシス
「んっ、あっ、はぁ……っ!
あっ、奥まで届いて、る……ッ」

熱のこもった視線で見つめるその表情に、
自然と腰のスピードも速くなっていく。

カシス
「あっ、体の奥が……ジンジン、して、くる……っ」

彼女が俺にしがみつき、ペニスが最奥を突いたとき
膣内が急激に締め付け始める。

小さくうめき声をあげ、外に精液を吐き出すと
彼女の体がぶるっと震える。

カシス
「あ……ふぁ、あ……」

崩れ落ちそうになる彼女の体を支えつつ、
そのまま抱きしめる。

カシス
「もう……ちょっとは加減……してよね……」

互いに息を乱れさせながら、
しかしその表情はどこか満足げに満ちていた。