カシス寝室1 シーンテキスト

こんこんと政務室のドアが叩かれ、
現れた少女に俺は書類から目を離した。

カシス
「は、入ってもいい……のかな」

大きな帽子から覗く大きな瞳は、
初めて踏み入れる場所に緊張の色を
見せている。

カシス
「政務室ってこんな感じなんだ……。
本がいっぱい……」

どうかしたのか? と尋ねると、
本来の目的を思い出した彼女はハッと我に返った。

カシス
「次の作戦なんだけど、私を前線に
出してほしいなーって……」

突然の申し出に俺が聞き返すと、
彼女はふと目を伏せそして
口を開いた。

カシス
「戦場での経験が、私はまだ少ないじゃない?
このままじゃ私の名が廃るわ!」

カシス
「経験値をかせいで、
早く一人前になりたいのっ」

思いつめるように言い放つ彼女の言葉に、
俺はしばらく考える。

しかし真剣な目を向ける彼女に、
俺は仕方ない。と頷いて返した。

カシス
「……! ありがとう!
さすが、話せばわかるわね」

満足げな表情を浮かべる彼女に、
俺はふとあることを思いつく。

前線に出す代わりに、
俺の言うことを一つ聞いてくれるか?
というと、彼女はお安い御用よ! と返した。

カシス
「で? 何をすればいいの?」

そうだな……と俺は考えるふりをして、
書類仕事で体が疲れたから癒してほしいと告げる。

カシス
「癒すって……どうやって……」

戸惑う彼女に小さくほくそ笑みながら、
俺はまず服を脱ぐように指示をし、
自分の下半身を弄るように命じた。

カシス
「い、弄るって……っ、
あなたの……それを……?」

前線で戦いたいんだろう? という俺に、
彼女はぐっと口を閉ざし、渋々服を脱いだ。

そして恐る恐る俺の脚の間に体を滑り込ませると、
ペニスを取り出す。

カシス
「……これに、触れるなんて……」

何だったら布でも、その綺麗な髪を使っても
構わない。というと、彼女は自分の髪をみつめ
考えたのちそれをペニスに巻き付けた。

手コキも悪くないが、髪でされるというのも
また面白そうだ。と思っていると、
彼女がゆっくりと髪を上下に動かし始める。

カシス
「んっ……。こんな感じ……かな……」

その瞬間全身に感じたことのない快楽が
走る。

手とも違う、髪特有のざらつきに
喉がなった。

髪の毛一本一本がペニスにまとわりつき、
動かすたびにぞくぞくと体が震える。

カシス
「なんだか、大きくなってきているような……、
それに、なんだか、感触も……」

硬さを帯びてきているペニスを、
彼女が不思議そうに見つめる。

髪は乱れ、彼女の素肌を目にしながらのしごきに、
俺はそのまま外に精液を吐き出した。

カシス
「ひゃっ……」

突然先端から飛び出した精液に、
カシスがびくっと肩を震わせる。

新しい感覚とその気持ちよさに
すぐに達してしまった俺に、彼女が
上目使いでこちらを見た。

カシス
「気持ち……よかったの……?」

そう尋ねる彼女に頷いて返し、
俺は前線の許可を下した。

カシス
「やった! 前線に出られるんだわっ」

喜びに笑みをこぼすが、
その髪には精液がべっとりとついている。

それに気づいているのか否か、
彼女は意気揚々とそのままの状態で
政務室を後にした。

悲鳴に似た声が廊下から響いたのは、
その数秒後である。