オロチヒメ寝室1 シーンテキスト
オロチヒメ
「もぅ、動いちゃだめよぅ?
あんまさんを受ける時は、相手に身を委ねなきゃぁ」
オロチヒメの言うところのあんまさん――身体の揉み解しを、
つい先程までは受けていたはずだった。
ところが、いつの間にか彼女は股間に顔を埋めており、
愚息に繊細な刺激を、絶え間なく加えてきていたのである。
オロチヒメ
「あむっ……ちゅぷ……れろ……」
見目麗しい彼女が、
こうして奉仕してくれるのは、嬉しいことではある。
しかし未だ幼さの残る彼女に、こうした行為をさせるのは、
如何ともし難い後ろめたさが残った。
オロチヒメ
「ぷぁっ……もしかして、
王子ったら、お夜伽と勘違いしてるのかしらぁ?」
オロチヒメ
「もし期待してるなら……ざぁんねんでした。
これもあんまさんの続きよぅ?」
性行為でなく、
これもあんまさんなるものの続きだと彼女は言う。
しかし、細く冷たい指が触れる愚息は、
目前の艶やかな光景に期待を膨らませ、
その硬度を順調に増しつつあった。
オロチヒメ
「こうしてねぇ、精力を増してあげると、
いつまでも若ぁくいられるのよぅ」
彼女が言葉を発する度に、
亀頭には砂糖菓子にも似た甘い吐息がかかる。
その刺激はくすぐったさを通り越し、
腰の奥には既に、むずがゆい快楽が生まれ始めていた。
オロチヒメ
「王子にはねぇ、ずぅっと元気でいて欲しいの。
だから……しっかりあんまさんするからねぇ♪」
オロチヒメ
「れろ……んちゅ……くぷっ……れろろ……」
舌先での奉仕にあわせるように、
彼女の両手が、包むこむように肉棒を扱き始める。
小さな手指では愚息の大きさを持て余している様子だったが、
そのたどたどしさが、むしろ堪え難い刺激を生み出していた。
オロチヒメ
「んぅ……これは……なにかしらぁ?
ちょっとねばねばしていて……変な味の……」
オロチヒメ
「もしかして、何か悪い毒なのかしらぁ……!?」
心配そうな視線が、こちらに向けられる。
率先して口淫を始めてくれた割には、
オロチヒメは先走りの汁のことを知らない様子だった。
オロチヒメ
「ふんふん……毒じゃなくて……
気持ち良くなると出て来るお汁ぅ……?」
オロチヒメ
「へぇ、こんなのが出るなんて、
男の子って大変なのねぇ……」
オロチヒメ
「気持ち良くなると出て来るって言うなら、
そうねぇ……もぉっといっぱい出させてあげるわぁ♪」
オロチヒメ
「あむっ……ぺろっ……ちゅぷっ……んむっ……じゅるる……」
オロチヒメ
「ふふぅ……王子の表情……何か堪えてるみたいねぇ?
あんまさんの時には、気持ちいいを我慢しなくていいのよぅ?」
そうは言われても、彼女の繊細な奉仕は、
気を抜けばすぐにでも果てそうな危険に満ちているのだった。
こうして話している間にも、
くすぐるような動きで、指先が肉棒を刺激しているのである。
オロチヒメ
「んむっ…ふぁふ……じゅるっ……じゅるるっ……んぅう」
オロチヒメ
「ぷぁっ……あららぁ?
王子の気持ちいいお汁……どんどん溢れ出て来るわぁ……?」
オロチヒメの唇から解放された肉棒の先端には、
ぷくりと膨れ上がるように我慢汁が溢れていた。
彼女は慈しむように、我慢汁に指先で触れ、
糸を引くそれで遊ぶように、くるくるといじりまわして、
オロチヒメ
「つまりぃ……私のあんまさん、
気持ちいいってことかしらぁ?」
快楽の波に揉まれつつも頷き返すと、
オロチヒメは嬉しそうに、溢れた我慢汁を舐めとってくれる。
小さく熱い舌先が触れただけで、
愚息は歓喜の我慢汁を、更にくぷりと送り出した。
オロチヒメ
「ふふぅ、嬉し……♪
もぉっと気持ち良くなっていいからねぇ。
あむっ……んちゅ……じゅるる……ぢゅちゅっ」
オロチヒメ
「んぅっ……また……おしる、あふりぇ……じゅぷぁっ」
オロチヒメ
「きもひ……いいんらぁ……?
じゅるるっ……ぴちゅ……くちゅ……じゅぷっ」
オロチヒメの奉仕は繊細で的確なものだった。
激しさなど欠片もない、
彼女の言うあんまさんの延長のような口淫である。
もたらされる刺激も、
急速に快楽の階段を駆け上るようなものではなく、
むしろ逃げ場を少しずつ無くしていくようなもので、
オロチヒメ
「んぅっ……!
もぅ、王子ったらぁ……、逃げちゃだめよぅ……?」
オロチヒメ
「あんまさんを気持ちよぉく受けるコツはねぇ……、
自分のぜぇんぶを、相手に委ねちゃうことなのよぅ?」
オロチヒメに全てを委ねていたからこそ、
勝手に身体が逃げ出す程の、快楽のるつぼにはまりつつあるのだ。
腰の奥から広がっていた痺れるは、
今や指先にまで広がりつつあった。
オロチヒメ
「ふふぅ、気持ちいーい……?
もっともぉっと……気持ち良くなってねぇ」
オロチヒメ
「指先まで……れろっ……ぴくぴくして……、
腰もがくがくしてぇ……ちゅぷっ……じゅるるるっ」
オロチヒメ
「んぷっ……ぢゅりゅっ……ぢゅるるるるるッ!
ふふぅ……どうしたのぅ……?
おち○ちん、びくびくしてるわぁ……?」
オロチヒメ
「ふんふん……行きそう……?
いったいどこに行くのかしら……」
小首をかしげつつ、オロチヒメは手のひらで、
円を描くように鈴口を撫でている。
舌先の波のように揺り返す刺激とは違う、
暴力的なまでの、間断のない摩擦に、
無意識に逃げ出そうと腰が跳ねてしまう。
オロチヒメ
「あらぁ……? これ、そんなにいいのぅ?」
オロチヒメ
「もっと濡らして欲しい……? ふんふん……こう……?」
オロチヒメは亀頭に唾液を垂らし、
手の平でくるむようにして、くるくると手首を回す。
オロチヒメ
「わぁ……腰もお腹もびくびくしてるわぁ。
これ、続けても……大丈夫なのかしら……?」
興味深そうにきらめくふたつの瞳が、
びくびくと跳ねる肉棒を間近に観察している。
その事実が心を甘く刺激して、
手の平の刺激と合わさり、肉体を強制的に昂ぶらせる。
オロチヒメ
「えっ? 手の平はもういい……? 咥えて欲しいのぅ……?」
どうせ果てるのなら、
ここまで来たら彼女の口の中で、小さな唇に包まれて果てたい。
その一心でひたすらに射精を堪え、
今にも破裂しそうな快楽への欲求を押さえ込む。
オロチヒメ
「そんなにお願いするなら……あー……んっ!」
唇が、舌先が触れたほんの些細な衝撃で、
肉棒はいとも簡単に決壊した。
あどけない瞳に見上げられながら、
欲望に塗れた精液の濁流を、幼い唇の中へと注ぎ込む。
オロチヒメ
「んぅぅーッ!? んぅ! んーっ!!」
抗議の涼やかなうめき声が、耳に心地よい。
絶え間ない快楽の波と、後で何と謝ろうか、
という後悔の狭間で揺られながら、
精液を飲み下すオロチヒメを見つめる。
オロチヒメ
「んくっ……んんっ……こくん……」
白濁液を飲み干したオロチヒメは、
微かに非難の色を込めた瞳で、こちらを睨んでいた。
オロチヒメ
「……今、何を出したのかしらぁ……?」
オロチヒメ
「ふんふん……気持ちいいと出て来る液体……?」
オロチヒメはしばらく考え込み、
指先で徐々に柔らかくなっていく肉棒を弄び、
それからゆっくりと口を開いて、
オロチヒメ
「……次からは、出す前に言うのよぅ?
のどに絡んですごぉく飲みにくかったんだからぁ」
また飲んでくれるのか。
心の中に、微かな希望の光が差したような気がした。
オロチヒメ
「さぁて、あんまさんも終わりねぇ。
調子が良くなったからって、あんまり無茶しちゃだめよぅ?」
いそいそと衣服の乱れをなおし始めるオロチヒメを見ていると、
不意にひとつの疑問が浮かんだ。
彼女が立ち去る前にと、その質問をなげてみると、
オロチヒメは呆れたような表情で、こう答えたのだった。
オロチヒメ
「誰にでも、今のあんまさんをするのか……?
もぅ、そんなことするわけないわぁ?」
オロチヒメ
「好きでもない男の子のおち○ちん、
舐められると思うのかしらぁ……?」