エレーヌ寝室1 シーンテキスト

エレーヌ
「王子……聞きたいことがある」

寝室に訪れた彼女に首肯し、
用件は何かと尋ねた。

エレーヌ
「最近、王子のことを考えると……体が熱くなる」

エレーヌ
「これはきっと……欲情。
私の体、王子との性交を望んでるんだと思う」

エレーヌの発言に驚き、
俺は理解した上で言っているのか、と問いただす。

エレーヌ
「裸になって、抱き合って、触れ合う。
二人で気持ちよくなることが性交だって、知ってる」

エレーヌの言葉に性交の知識が浅いことを知り、
判断に迷ってしまった。

エレーヌ
「……王子は私と性交するのは嫌?」

純粋な好奇心と興奮が入り混じった瞳で見つめられ、
俺の理性は揺さぶられる。

エレーヌ
「私は……王子と性交したい……
気持ちよくなりたい……だめ?」

小首を傾げ、お願いしてくるエレーヌを
俺は無意識に背後から抱き締めていた。

エレーヌ
「ん、脱がされると、ちょっとだけ恥ずかしい……っ」

布地を押し下げ、豊満な双丘を露出させる。

視界に映った乳房に腕を伸ばし、
きめ細かな肌の感触を手で味わっていく。

エレーヌ
「他の人に、お胸触られる……っ、んんっ……
初めてだから……くすぐったいかも……」

エレーヌ
「王子は……んっ、お胸触るの……っ、好き?」

弾力のある乳房を両手で揉み上げ、
彼女の問いに頷いた。

エレーヌ
「そっか……んっ、なら、いいよ……っ
もっと触って……っ、王子のしたいように……
して、いい……っ」

エレーヌ
「っ、あ……んんっ、はぁ……私も王子に……っ
お胸、触られるの……嫌じゃ、んんっ……ないみたい……っ」

胸を弄ばれるエレーヌの表情に艶が混じり、
彼女の体は熱を宿していく。

エレーヌ
「んっ……あ、あれ……なんだろう……っ
くすぐったいけど……これっ……、違うのも……っ
はぁ……感じてきた……んっ、おかしい……っ」

エレーヌ
「ん、あっ……王子、私……っ、おかしい……
勝手に声……でちゃう……あ、あぁ……っ、んっ
この感覚、あ、あぁ……ど、どうして……っ?」

エレーヌは未知の感覚に戸惑いを浮かべる。

だが、体は彼女の意志とは関係なく、
絶え間なく与えられる快感に打ち震えていた。

エレーヌ
「っ、あ、あぁ……な、なにこれ……お、王子……
お、おしえて……私の体、んっ! どうなって……っ
あ、あっ、あぁ、んんっ!」

エレーヌ
「も、もしかして……こ、これが……あ、あぁっ、
ん、き、気持ちいいってことなのっ……?」

エレーヌ
「ん、んんっ……そ、そうなんだ……これが……
あ、あぁ……気持ちいいんだっ……王子の指で……っ
私……気持ちいい……あぁぁっ!」

乳房を撫で上げ、
硬くなった乳首をつまみ上げると
エレーヌは素直に反応を返してくる。

性の知識に乏しい彼女に快感を教えている。
その事実に俺は強い興奮を覚えていた。

エレーヌ
「んんっ、あ、あぁ……だ、だめ……な、なんで……っ
お、王子……ま、まって……わ、私……っ」

エレーヌ
「や、やぁ……指、気持ちよくて、お股……っ
濡らしちゃって……っ、んんんっ、あ、あぁ……っ
あぁ……あっ、は、はずかしいから見ないで……っ!」

彼女の視線を追うと、下着が愛液に濡れて、
淫唇の形をくっきりと浮かび上がらせていた。

エレーヌ
「っ、あ、あぁぁ……っ、ああぁぁあっ!!」

欲望のまま、濡れた恥部に指を這わせると
彼女は大きく嬌声を上げた。

エレーヌ
「な、なにこれ……っ、王子がお股に触れた瞬間……っ
っ、あぁ……だ、だめ……触られるとっ、あ、あぁっ、
大きな声、でちゃう……あぁ……お、王子……っ」

エレーヌ
「ふぁ、あぁ……んんっ! そこ、お胸より……すっごい……
……ん、きもちいい……っ、いっぱいくるっ、ん、あぁ!」

未熟な割れ目から溢れ出す愛液を指に絡みつけ、
優しくその場所を擦りあげていく。

エレーヌ
「……お、王子……きもちよくてっ、我慢できない……っ!
おしっこするとこ……あっ、んんんっ、あふれてきて……っ、
よごしちゃう……からっ……だ、だめ……っ!」、

淫唇の呼び名さえ知らない無垢な彼女の口から
淫らな言葉が聞きたくなり、俺は耳元で囁く。

エレーヌ
「ん、んっ……あ、あぁ……オ、オマ〇コ……っ!?
ここ、そういう名前……っ、なんだ……あ、あぁ……っ!」

エレーヌ
「あ、あぁ……オマ〇コ……っ、すごい……っ!
お、王子の指で、へんになっちゃう……ん、あっ! あぁ……
き、きもちよすぎて……っ、あぁ、っ!」

指で彼女の恥部全体を弄り、割れ目を擦りあげる。

その行為を繰り返す度、
彼女の膣口から愛液が際限なく溢れてきた。

エレーヌ
「へ、へんなの……っ、わ、わたしの体なのに……っ
わかんないっ……あ、あぁ……おなかからっ、あぁあ……っ
の、のぼって、きて……る……っ!」

エレーヌ
「な、なに、これっ……つよすぎて、いしき、飛びそう……っ
こ、このままじゃっ、たってられ……ないっ! あ、あぁああっ、
んんっ……も、もう……っ、だ、だめ……ぁっ!!」

俺の体にもたれかかり、快楽に耐えようとしている。

そんな彼女を絶頂へと導くため、
指先は激しさを増し、俺は愛撫に集中していく。

エレーヌ
「お、おうじぃ……あ、あぁああぁぁ……っ!
と、とんじゃ……うっ、も、もう……だ、だめぇっ!!」

彼女がしがみついている理性を取り払うため、
俺は勃起した淫豆を指先で弾いた。

エレーヌ
「っ、ぁあ……ふぁあああぁぁあぁーーーーーっ!!!!」

俺に強く体を押し付け、
エレーヌは高まった興奮を吐き出していく。

エレーヌ
「あ、あぁっ! お、おうじぃ……あっ、あぁあぁっ!!」

快楽に体を震わせ、エレーヌは何度も声を上げ続けた。

エレーヌ
「お、おうじ……ん、はぁ……おうじぃ……」

しばらくして、初めての絶頂に体力も尽き、
うつろげな瞳で俺を見上げ、息を漏らした。

エレーヌ
「っ、はぁ……これが、イク……ってことでいいの……?」

俺は頷き、エレーヌの頭を撫でる。

エレーヌ
「ん……性交って……こんなに気持ちいいものなんだ」

自身に起こったことを実感し、
快楽に満ち足りた様子で彼女はそうこぼした。

エレーヌ
「王子、また性交してね……」

エレーヌ
「私、もっと王子と気持ちいいこと……したい」

覚えたての快楽に貪欲な彼女に苦笑しつつ、
近いうち、正しい性交を教えることになるかもしれない
と俺は感じていたのだった。