エレニア寝室1 シーンテキスト
ふと意識が戻り、俺は資料を見つつ寝てしまったことを
思い出す。
床には手から落ちた資料が散乱し、
ベッドから体を起こしてそれを拾う。
肩にピリッと痛みを感じつつ資料を拾うと、
コンコンとドアがノックされる。
エレニア
「失礼します王子……。夜分にすみません」
顔を曇らせながら部屋に入ったエレニアに、
俺がどうかしたのか尋ねると、彼女が頭を下げた。
エレニア
「申し訳ありません……! 先の戦闘……、私の力が
足りないばかりに王子にケガを……!」
エレニア
「本来は私が、王子をお守りする立場なのに……」
俺の腕に巻かれた包帯を見ながら、エレニアが顔を歪める。
とは言ってもかすり傷で大した怪我ではなかった。
気にすることはないというも、エレニアは首を横に振る。
エレニア
「王子、痛みはありませんか? 傷が癒えるまで私が
王子のお世話を致します!」
過剰に心配するエレニアに、だんだんと俺の中にイタズラ心が
湧いてくる。
ならば今、舐めて消毒してくれるか?
と提案をするとエレニアが頷いた。
エレニア
「王子の為ならば、なんだって致します……」
エレニアはそう言って俺の腕に手を触れ包帯をはずす。
かすかににじむ傷口に目を細めると、舌をだして
ゆっくりと舐めた。
エレニア
「ちゅっ……」
つーっと傷口をなぞると、じわりと痛みが伝わる。
その様子はなんともいやらしく、下半身がうずきだす。
傷口を丁寧に舐めるエレニアに、
俺はふと新たな提案をした。
エレニア
「え……っ、ここも、ですか……?」
そういって視線を下げた先には少しばかりその膨らみを
増したペニスがある。
一瞬驚いた彼女だが、すぐに頷いた。
エレニア
「こういった行為は初めてなのですが、
王子の頼みであるならば……」
顔をわずかに赤らめつつ、エレニアは腕に包帯を巻きなおすと
手を下半身に伸ばす。
エレニア
「男性の性器というのは……硬いのですね……」
初めて触るペニスに、エレニアが感心したように
言葉を漏らした。
エレニア
「ま、また硬く……!」
触られたことでペニスが反応し、さらにその硬さを増した。
エレニア
「で、では失礼します……」
エレニアが足の間に入り、ペニスに舌を這わせる。
ちろちろと確かめように舐めると、次第に這わせるように
舌を動かしていく。
エレニア
「ん……れろっ……、ちゅっ…………、
はむ……っ」
ペニスを口に含み、舌で吸い上げるように
舐めまわすと、背筋に電気が走る。
生暖かい口内のなかで動かされる舌は、
たどたどしくもそれすら快感になっていた。
エレニア
「ずっ、ちゅッ……、ん、くっ……、
んん……、むぅ…………んぐっ…………」
中で唾液が、ペニスにオイルを塗るように
ねっとりとまとわりつく。
服も脱ぐように指示すれば、エレニアもしながら
興奮していたのかすぐに応じた。
さらけ出された肌は見とれるほど綺麗で、
その彼女に触れられていると思うとより高まった。
エレニア
「ん、ふぅっ……、はぁ……、
どうですか? 王子……」
頬を上気させ上目づかいでこちらを見つめる彼女に
頷いて答えると、エレニアが満足そうに目を細めた。
竿をなぞり、カリの部分をゆっくりと舐める仕草に、
ペニスは限界を迎えようとしていた。
エレニア
「れろ……、んっ……じゅるっ、ちゅっ……、
ちゅぅ……」
軽く吸うように亀頭を吸い上げたその時、
溜めていた欲が弾けて外に飛び出す。
エレニア
「ひゃっ……」
突然のことにびっくりしたエレニアだが、
やがて嬉しそうに笑みを浮かべる。
エレニア
「気持ちよかったですか……?」
そう尋ねるエレニアに、俺は頷いて頭を撫でた。
それを嬉しそうに受けつつ、エレニアが目を細める。
エレニア
「よかった……」
吐き出された精液が俺の太ももを伝い、
彼女の口元は妖艶に艶めいていた。