エレット寝室3 シーンテキスト

まだ昼だというのに、
辺りはしんと静まり返っていた。

城を抜け、
近くの森の中に入ると
小さな教会が現れた。

その中に入ると、
エレットが祈りを捧げている姿があった。

エレット
「あ、王子!
もしかして休憩?」

かぶっているベールが揺れ、
彼女の大きな目と視線がぶつかる。

エレット
「あたしも今お祈りが終わったところなの」

ここは彼女にとって、
心安らげる数少ない場所なのだろう。
よくこの場所にいるのを目にしている気がする。

彼女は俺の手を引くと、
ぐいぐいと引っ張るように
祭壇の裏に連れて行く。

エレット
「王子には教えてあげるね。
あたしのとっておきの場所」

彼女が祭壇の一部を触ると
ガコッと何かが外れるような音がした。

エレットが、わずかにずれた床を動かすと、
そこから地下へ続く階段が現れた。

エレット
「さっ、どうぞ。
あ、他の人には内緒だからね?」

奥へと進んでいくと、
そこには小さな部屋が一室あった。

エレット
「とっておきの場所っていうか、
あたしの自室って感じかな」

そこはベッドが一つと、
家具が二つほどしかない、
シンプルな部屋だった。

しかしどこか温かみの感じられる、
落ち着いた雰囲気がある。

エレット
「やっぱり教会の中って落ち着くよね。
それに今は王子もいるし……」

ベッドに二人で腰かけると、
エレットはその身をゆっくりと
俺へと寄せた。

その仕草に彼女からの親愛を感じると、
俺は無意識にエレットを押し倒していた。

彼女は一瞬驚いた顔をしたが
すぐに笑みを浮かべた。

エレット
「教会の中で愛し合うって……、
なんだかイケない事してるみたいで
ドキドキしてくるね」

頬を赤らめる彼女は
俺の首に腕を回すと、
誘うように身をよじらせる。

エレット
「王子……」

艶めかしいその視線に、
俺は彼女の着ている服をはぎ取り
白く美しい肌を晒していく。

手にすっぽりと収まる、
丁度いい大きさの胸を
揉みしだくと彼女が小さく鳴いた。

エレット
「あっ……ん……、そんなに激しく……
揉んだらっ、んんっ……、
また大きく、なっちゃう……」

エレット
「王子のせいで……、あたし前より胸が大きく
なった……気が、するぅ……ッ」

そう言われると、
確かに前よりわずかに胸が
大きくなった気がしないでもない。

エレット
「王子の、えっち……」

体をまさぐられながら呟く
その表情は恍惚としている。

俺は硬くなった自身を取り出すと、
彼女の膣内にあてがい
ゆっくりと挿入した。

エレット
「ひゃぅうッ! んぁっ! ぁあんッ……!
もっと、深く……つながって……ぇ……」

体を起こし、さらに深く繋がろうと
彼女がぐぐっとペニスを奥まで
飲み込んでいく。

エレット
「んぅ、ふぁ、ぁん……っ!
王子が……、中で暴れてる、ぅ……ッ!」

エレット
「あんッ、あっ、ぁあンッ!
あっ、ふぁああんッ……!!」

背徳感と高揚感が入りまじる感覚に酔いながら、
ぐっと膣内の奥を突いたとき亀頭から欲が溢れた。

エレット
「ぁあんっ!ふぁっ……ぁッ……、
すごい……いっぱい、出たね……ふふ」

びくびくと中に精液が流し込まれる。
彼女はそれを受け止めつつ、
その顔はまだ余裕の表情だ。

エレット
「でも、まだ離さないよ。
だって、もっともっと、
いっぱい愛してくれるんでしょ?」

にこっと無邪気に微笑む彼女は、
そういって再び腰を動かし始めた。