エレット寝室1 シーンテキスト
エレット
「疲れているのに、あたしの相談に乗ってくれて
ありがとう、王子……」
申し訳なさそうにしているエレットに
構わないと返し、彼女に座るように促す。
エレット
「あのね、相談っていうのは……、
あたし王子に何ができるのかなって思って……」
予想外の言葉に俺が首を傾げる。
エレットはちらっと俺を見ると、再び口を開いた。
エレット
「あたし、王子が大好きだから……。
だから何かしてあげたいなって思うんだけど、
何も思いつかないの……」
エレット
「王子……あたしどうしたらいいかなぁ……」
今にも消え入りそうな彼女に、俺は苦笑しつつ
気にしなくていい、と告げる。
彼女は気づいていないだろうが、
こうした状況下、彼女は笑顔を絶やさない。
俺はそんな彼女の笑顔に救われている。
それだけで十分だった。
エレット
「王子……。やっぱり王子って優しいね……。
あたし、そんな王子が大好きだよ。
大好きでしょうがないんだ……」
エレット
「ねぇ王子、あたしに奉仕させて?
今のあたしにできること。
これぐらいしかできないけど……」
そういってエレットが着ていた服を脱ぎ始める。
エレット
「あたし初めてだから、
素股しかできないけど……」
エレットは俺のペニスを取り出すと、
露わになった秘部にこすり合わせる。
エレット
「あっ……」
ふにゅっと柔らかい感触がペニスに伝わる。
彼女のクリトリスにペニスが密着し、
エレットの体が一瞬震える。
エレット
「あたし、頑張るから……。
王子、そのまま……」
彼女が体を前後に動かし始める。
それによりペニスがクリトリスにこすられ、
ぞくりと背筋に快感が走る。
エレット
「ん……、ちょっと硬くなった……。
もっと擦れば気持ちよくなる?」
竿を器用に秘部の花弁で包み込み、
腰を振るう。
彼女自身も感じているのか、じわりと秘部から愛液が
染みだし、ペニスを濡らしていく。
エレット
「んぁ、王子を気持ちよく、したいのにぃっ、
あたしまで……、あっ……」
愛液が滑りを良くし、彼女の腰の早さが
上がっていく。
エレット
「あ、はぁっ……、王子のも、びくびくして
きてる……。ひぁっ……」
くちゅっ、ちゅくっとこすれ合うたびに愛液が
ペニスに絡み、自分の目から見るそれは、
まるで挿入しているかのような錯覚になる。
エレット
「もっと……、王子に感じて……、んっ、
もらいたい、のぉっ……」
腰つきはぎこちないが、その彼女の想いに
嬉しさがこみ上げてくる。
徐々に欲が竿を、尿道を伝い亀頭に集まってくる。
周りはすでに甘い香りで満ちていた。
エレット
「王子……、イって、いいよ……」
俺自身の息も荒くなっていき、
その言葉にはじかれるように精液を吐き出す。
エレット
「ひぁ……!」
はじきだされた精液に、エレットが
驚きの声を漏らした。
エレット
「……気持ちよかった?」
整っていない息で問いかける彼女に、
頷いて返すと、エレットが満足そうに笑みを浮かべた。
エレット
「ふふっ、あたしも、こんなに感じちゃいました」
そういって、エレットは自分の愛液を指で掬い取り、
舌で舐めとる。
その顔は、俺を喜ばせたことへの満足からか、
うっとりとした表情を見せていた。