エルミラ寝室3 シーンテキスト
エルミラ
「ん、くぅぅんっ……ふふっ、見えますかぁ?
王子のオチ○ポ、ぜーんぶ入っちゃいましたよ?」
ペニスを根本まで膣内に呑み込ませると、
エルミラは幸福そうに眼を細めた。
蝋燭のあえかな光が、
裸になった彼女の胸元や下腹部に
艶めかしい陰影を添えている。
過日、俺に純血を捧げた夜以来、
エルミラはこうして毎晩のように
俺の寝室に忍んでくるようになっていた。
エルミラ
「えへへ……今夜も、
いーっぱい気持ちよくなりましょうね? 王子」
性器を蕩かすような快楽にたゆたう意識で、
ああ、と答える。
だが、同時に意識の片隅で自問する。
このまま毎晩互いに身体を重ねて
快楽を貪り合うだけの関係を
いつまで続けるのかと。
エルミラ
「今夜は私が動いてあげますから、
気持ちよくなったら我慢なんてしないで、
遠慮なく中にびゅっびゅ~ってしてくださいね?」
トロトロに熟した媚肉に根本まで優しく包み込まれていると、
何もかも忘れてこの快楽に溺れてしまいたくなる。
だが、俺はなけなしの理性と勇気を振り絞り、
そろそろ身体だけの関係は終わりにしないか、
とエルミラに提案した。
エルミラ
「な……なに言ってるんですか?
ダメですよ、そんなの!」
にわかに焦り始め、
かと思うと柳眉を逆立てて俺を睨む。
エルミラ
「私が満足するまで……
付き合ってくれるって、約束だったじゃないですか?」
エルミラ
「私を……こんなにエッチな女にした責任は、
あなたにあるんですからね?」
エルミラ
「い……いいですか? 動きますよ?
オチ○ポ、ズポズポってしちゃいますからね?」
そう言うと、エルミラは腹いせをぶつけるかのように、
俺の腰の上でゆっくりと腰を浮き沈みさせはじめる。
エルミラ
「あ、ふぁっ、ぁぁんっ……これ、これですっ!」
エルミラ
「王子の……硬いのが、おなか、なか……っ、
気持ちいいとこ……んぅんっ……ゴリゴリ、えぐってぇ……っ」
エルミラの秘部に肉棒が出入りするたびに、、
まろやかな双丘がぷるぷると円を描くように揺れる。
エルミラ
「あんッ、そこっ、い、イイっ、気持ち、いいです……っ!」
エルミラ
「えへへ……王子、気持ち……イイんですね?
オチ○ポ、もぉ、ビクビクって……っ、
おなかの中で……んんっ……元気いっぱいに跳ねてますよ?」
エルミラ
「……ふふっ、いいですよ。
一回……びゅっびゅーって、しちゃいましょうか?」
エルミラ
「何回でも……ふあぁ……っ、私の、オマ○コに、
好きなだけ……射精していいんですからね?」
甘い猫なで声に理性を溶かされ、
あっさりと限界を迎えた。
エルミラ
「ん、んんっ……ふあ、あ、ぁ……ああぁぁぁん……っ」
エルミラ
「あ……あはっ♪
王子のせーし……おなか、奥……びゅるる~って流れ込んで……、
すご、く……ふぁぁっ……あったかい、ですぅ……」
酔ったようにトロンと瞳をとろかせるエルミラ。
二度、三度と放精を受けるたびに、
ピクン、ピクンと肩を揺らす。
エルミラ
「はあぁ……私……、
射精されながら、軽くイっちゃいました……」
エルミラ
「でも……ん、ふふっ……。
王子のオチ○ポは……まだまだ元気そうですねぇ?」
エルミラ
「……ふふふっ。
このまま抜かずに、もう一回イっちゃいますか?」
淫らな笑みを浮かべるエルミラに、
本当にこんな肉欲だけの関係でいいのかと再度念を押す。
エルミラ
「……ええ、いいですよ。
恋人同士じゃなくても、気持ちよくなれればいいんです」
エルミラ
「だって……どうせ私は、
あなたとなんて……結ばれっこないんですから」
どういうことだ、と俺は首を傾げる。
エルミラ
「……おっぱい、吸ってくれたら教えてあげます」
すねた子供のように瞳を伏せてねだるエルミラ。
異存などあるはずもない。
俺は寝台から背を浮かせて頭をもたげ、
白い乳房の中央でピンと小生意気に張り出した突起を口に含んだ。
エルミラ
「……私は……ひゃぅっ……白の帝国の……ふあぁっ……
由緒ある軍人の……んんっ……
家系の……生まれですから……っ」
口内で舐め転がすうちに乳首はより膨らんでいき、
同時に膣が切なげにうごめく。
エルミラ
「将来は……はぅぅ……軍の幹部の人と結婚して……っ、
国のために……あ、あぁん……好きでもない人とぉ……、
たくさん、子供を……っ」
エルミラ
「だから……く、ふぁっ、あぁん……っ。
どうせ結ばれないなら……最初から、誰かを好きになんて……
ならないほうが……んあぁっ……いいんですっ」
エルミラ
「はあぁ……おっぱい吸われると、ドキドキします……。
王子……もう片方も、ちゅーちゅーしてください……」
俺はその求めには応じず、
本当にそれでいいのか、ともう一度だけ念を押した。
エルミラ
「……もう、しつこいなぁ。
気持ちよければ、それでいいじゃないですか?」
子供のように頬を膨らませて顔をしかめると、
エルミラは再び律動を開始した。
エルミラ
「ひゃんっ、あぁっ、あん、あぁんっ、あはぁんっ!
すご……イっ、さっきより、たくさん、こすれて……っ!」
乳首への刺激により締まりを強くした膣が
竿全体をぎゅっと絞るように吸着してくる。
ペニスが出入りするたびに、
エルミラの秘処から先程放った精液が徐々に溢れ出てきて、
その背徳的な光景が俺を狂わせた。
エルミラ
「んっ、ふぁっ、ふっ、くぅっ……んん……っ、
たくさん、熱いの……んぁぁ……一番奥に、
びゅるびゅるーって……射精してくださいね?」
快楽に蕩けた笑みを浮かべて俺を誘うエルミラ。
結局、身体は許しても心までは許してはくれないのか。
そう思うと、やるせなさに胸が裂けそうになった。
快楽に溺れてしまうのも悪くないかもしれないな――。
そんな自棄な考えが頭をもたげ始めた時、
俺はふとエルミラが身につけていたあるものに気付いた。
エルミラ
「……へ? か……可愛い?
この下着とタイツが……ですか?」
俺の賞賛を受けると、
エルミラの腰の動きがはたと止まった。
エルミラ
「べ……別に、
可愛いだなんて言われたくて選んだわけでは……」
エルミラ
「私はただ、あなたに喜んでもらえればと……」
エルミラ
「…………あ、あれ?」
小首をかしげるエルミラ。
その瞳が濡れ光っていることに気づき、
思わずどきりとする。
エルミラ
「やだ、私……なんで、泣いて……?」
にわかに溢れ始めた涙に、戸惑いを隠せない。
エルミラ
「そんな、私……もしかして、
王子に気に入られたくて……可愛い下着を……?」
自問し、顔を赤らめる。
図星だったようだ。
エルミラ
「だ、ダメよ……好きになんかなっちゃ……」
エルミラ
「私は……帝国軍人の娘で……将来は……ぐすっ……、
軍の幹部の人と……結婚、しなきゃいけなくて……」
エルミラ
「だからぁ……ひっぐ……誰かを好きになっても……っ、
後で……辛くなるだけ、なんだからぁ……っ」
ふるふると震えるエルミラを、俺は抱き寄せた。
よく鍛えられてはいるが、
柔らかくしなやかな肢体は紛れもなく少女のそれだ。
濡れた頬を指の腹で拭ってやり、
顔を寄せて唇を奪うと、お前が好きだと囁いた。
エルミラ
「……ちゅぱっ……ぷあぁっ……。
ん……王子、おうじぃ……っ」
見つめ合う。もはや言葉は不要だった。
切なげに伸ばしてきたエルミラの舌を、
自分の舌で絡め取って口内で味わう。
どちらからともなく、
互いに腰を揺すり合い始めた。
エルミラ
「んむ、ふ、くぅ、んぅうん……ピチュ、ちゅぷぁっ……」
エルミラ
「や、だ、ダメっ、オマ○コ、きゅってなって……
やぁんッ、いつもより、たくさん……擦れちゃ……
あああぁンッ!」
エルミラの言う通り、
膣が愛おしげにペニスをぎゅっと抱きしめてきて、
単調な動きだけでも腰奥がムズムズと疼き始める。
より強い刺激を与えてやりたくなり、
俺はエルミラから身を離し、
膣奥めがけて下から肉槍を激しく突き上げ始める。
エルミラ
「ひゃあぁンッ! いつもより、奥、届いて……っ!
しきゅッ……オチ○ポにキスされて……はあぁんンッ!!」
弾む乳房。汗が飛び散る。
ぶちゅ、ずちゅっ、と淫らな水音を立て、
抽挿するたび愛液をしぶかせるエルミラの秘口。
エルミラ
「な……なんでぇ?
なんで……こん、なに……気持ちイイ……
いああぁっ、あん、あはぁんッ!」
エルミラ
「ふにゃああぁんっ! も、らめ、い、イくっ、
イっちゃ……あ……はあぁぁぁんンッ!!」
甲高い嬌声を上げるエルミラ。
細いおとがいを反らし、全身をビクンとわななかせた。
達せられたことに俄然昂る。
俺自身も達するべく、
膣内のざらつきに亀頭を擦りつけるように
意識しながら腰を動かす。
エルミラ
「あ、そこイく、またイ……イくのぉっ!
イってりゅのに、またイっちゃ……きゃあぁァンッ!」
エルミラ
「ら、らめれすっ……わたひ、こんな……
んんんンン~~っ! や、ぁ、あン、ひゃあンッ!
こん、なの……知らにゃ……いぃぃ~っ!!」
だらしなく口を開け、
犬のようにだらりと舌を伸ばしている。
エルミラ
「んひゃあっ! らめ、らめぇ、わたひ、も、
お、おかひくなっちゃ……うぅぅンッ! あ、あ、あ……」
エルミラ
「ああぁあぁぁぁ~~んンッ!!」
亀頭で子宮を押し上げると、
その度に幾度となく歓喜の叫びを上げた。
エルミラ
「や、やらぁっ、も……らめ、らめれすぅッ!」
エルミラ
「こん、な……エッチな、私……あひッ! あ、あぁッ!
だ、めェん……見ちゃ、や、ヤですぅ……ッ!」
見せてくれ、と俺は喘ぎながら言った。
他の誰にも見せたことのない、俺だけのエルミラを。
その淫らで可憐な姿を、俺だけに。
エルミラ
「はえぇ? お、おうじだけぇ……?」
エルミラ
「あぅ、あ、アんっ……う、うれしいっ……れすぅ」
エルミラ
「だって……ふぁ、あ、あッ……
すき……しゅきだからぁ、あ、あぁっ、はあぁンッ!」
エルミラ
「ぜんぶ、わたしの……はずかしいトコも、ぜんぶ……
あなたに、あなただけに……しってほしい、れすぅ……ッ!」
目の前の少女のいじらしさに、
胸がはち切れそうになった。
同時に達したいという想いが急激に募る。
と、脳内で白い閃光が弾けた。
たぎった劣情が腰奥から一気に先端に昇りつめる。
エルミラ
「ヤ、イく、イくイく、イき……ましゅっ!
おう、じぃ……っ、見て、みてェ……っ!」
エルミラ
「わたひがイくトコ……しっかり見てぇぇえぇッ!」
エルミラ
「ふあっ、あ、あ……」
エルミラ
「あはあああぁぁぁああぁぁ~~~んンッッ!!!」
エルミラが激しい絶頂を迎えた瞬間、
膣がぎゅっとしがみつくようにペニスを締め付けてくる。
同時に俺は、
彼女の最奥に開いた口に亀頭の先端で蓋をして、
白熱した欲望をエルミラの中心で爆ぜさせた。
エルミラ
「あ……あぁぁ……。
出てりゅ……濃いの、奥に、びゅーって、流れ込んで……
はあぁっ、ふぁ、はぁ、はぁ……っ」
エルミラはくたりと俺の胸に倒れ込み、
しばし荒い息を持て余した。
エルミラ
「あ……熱いぃ……っ、
おなか……ん、んんっ……灼けちゃいますぅ……っ」
精を受けるたびに、
胸の上でヒクヒクと肩を震わせるエルミラが、
狂おしいほど愛おしい。
やがてむくりと頭をもたげると、
エルミラは恍惚に染まったその端正な顔を
ゆっくりと近づけてきて、
エルミラ
「ん……ちゅっ、チュプ、くちゅぅ……」
エルミラ
「あ、ふ、んんっ……れ、えるっ、れちゅ、れりゅ……」
脳髄を蕩かすほど甘く淫らで、
しかし確かな情愛を感じるキスを送ってくれた。
エルミラ
「う……うぅ……ぅ、ふぇ……」
気づけば、
エルミラの意外に華しゃな肩が小刻みに震えている。
と見るや、急に異変が起こった。
エルミラ
「う……うえぇぇぇぇん……っ!」
エルミラ
「やだやだやだぁっ! 離れたく……ないですぅ……っ!
王子、王子、おうじぃ……っ!」
別離を悲しむ幼児のように、
エルミラは俺にすがりついて激しく泣きじゃくる。
よしよしと、頭を撫でながら、
彼女の置かれた境遇に思いを馳せた。
彼女の出自は確か、生粋の帝国軍人の家系だったか。
エルミラ
「ぐすっ……イヤです……っ。
好きでもない人と……結婚なんて……」
帝国軍人のすべての家庭がそうなのかは知らないが、
少なくとも彼女の家では、
女は軍人の家に嫁がなければならないという不文律があるようだ。
エルミラ
「私は……あなたが……、
あなたと……ずっと一緒に……っ」
俺はエルミラの汗ばんだ背中を抱きしめ、
ずっと一緒にいられる方法を共に考えよう、と耳元で囁いた。
エルミラ
「一緒……一緒に……」
エルミラ
「……」
エルミラ
「……うん」
ふっと、穏やかな笑みを浮かべるエルミラ。
何か思いついたのか、と訊ねると、
エルミラ
「……はい。思いつきました。
私に意に沿わない結婚を強要するのを、
私の親族に諦めさせる方法を」
エルミラ
「でも……それには王子、あなたの同意が必要です」
なんだ、と訊ねると、エルミラは頬を染めて、
エルミラ
「……恥ずかしいから、一度しか言いませんからね?」
ごくり、と俺は生唾を飲み下す。
エルミラ
「……では言いますよ?」
エルミラ
「王子、私と……」
エルミラ
「……赤ちゃんを、つくってくれますか?」