エルドラ寝室1 シーンテキスト

エルドラ
「あむ……んぅ……」

他の竜人族の件で相談事があり、
夕暮れ時に、俺はエルドラの寝室を訪ねたはずだった。

そこまでは確かなことだったのだが、
相談をしようと本題に入る前に、
あれよと言う間に俺は押し倒されて――

エルドラ
「れろ……ぺろ……んちゅ……」

エルドラに襲われていた。

愚息は小さな口と、熱い舌で不器用な奉仕を施され、
豊かな尻は目の前でくねり、目を楽しませてくれる。

いったいどうして、俺を襲っているのかと問うてみると、

エルドラ
「えっ? 内緒……内緒ですわっ」

エルドラは答えてくれないままに、
喉奥深くまで、肉棒を飲み込んでしまった。

エルドラは、千年もの長きに渡って封印されていた、
竜人族の少女である。

もしかしたら、何か深遠なる理由があるのだろうか。

エルドラ
「あむっ……くぷっ……じゅるる……」

彼女の奉仕は僅かながらに、
くすぐったい快楽を肉棒に刻み始める。

――これは危ない。
そんな予感が脳裏をよぎる。

口腔の奥深くまで使った丹念な奉仕は、
予想以上に早く、肉棒を手懐け始めていた。

エルドラ
「くぷっ……じゅりゅるる……んぅ? んぅーっ!!」

エルドラ
「ぷぁっ! 何をするのですか、王子さまぁ!!」

エルドラの身体がびくりと震え、
頭のすぐ真横に、たくましい尾が叩きつけられる。

何をするのかとは、こちらの台詞であった。

反撃にと、目の前で踊る尻の中央に眠る、
小さな花弁に舌を這わせただけだというのに。

エルドラ
「予告無しにそういうことをするのは禁止ですわ……?」

エルドラ
「それに、その……さっきの……その場所への口付けは……」

ごにょごにょと、口ごもっているエルドラに、
続きを促してみると、

エルドラ
「気持ちよすぎて……王子さまが危険なのです」

俺が危険とは、どういうことだろうか。
しばし考えてみるが、どう危険なのかが分からない。

エルドラは観念したように、尻越しにこちらを見て、

エルドラ
「先程は、しっぽびたーん、で済みましたけれど、
あやうくおち○ちんを噛み切ってしまうところでしたわ……?」

――それは危険極まりない。

噛みちぎられた様を想像してしまい、
自然と愚息が勢いをなくしていくのが分かった。

エルドラ
「あぁっ、王子さまのおち○ちんが小さく……。
お許しあそばして? もう一度ご奉仕しますので……っ」

エルドラ
「あむっ……れろ……んぷぁ……」

小さな愚息はエルドラの口に根本まで飲み込まれ、
舌先で彼女の思うがままに弄ばれている。

張り詰めた怒張への奉仕とは異なり、
愚息が彼女の好き勝手に、
形を変えられているかのような錯覚に襲われる。

エルドラ
「んぷっ……ぢゅりゅっ……んん?
ん…………んんんっ……んーっ!!」

エルドラ
「ぷぁっ!!」

エルドラは勢い良く顔を上げ、

エルドラ
「急に大きくしたら窒息してしまいますわー!」

エルドラ
「まったくもう、いたずらっ子なおち○ちんですこと……」

指先でつつかれ、
再び硬さを取り戻した肉棒がゆらゆらと揺れている。

再び大きくなったのは、
エルドラの奉仕がとても心地よかったからなのだが、
と答えると、エルドラは再び、尻越しにこちらへ視線を向けて、

エルドラ
「褒められると、悪い気はしませんが……、
けれど、不意打ちは厳禁でしてよ……?」

エルドラ
「言い換えれば、先に何をするのか宣言してからならば――」

エルドラ
「……先程の、恥ずかしいところへの口付けも、
解禁してあげないこともありません」

ぷい、と再び肉棒へと向き直り、
エルドラは奉仕を再開する。

お許しも出たのだ、
遠慮なく彼女の秘所へと口付けることを告げると、
エルドラは肉棒への愛撫で応えてくれた。

エルドラ
「ちゅぷっ……ちゃぷ……くちゅ……んぅぅっ」

口淫の音に、甘い喘ぎが混じる。

エルドラはこちらの舐め方を真似るように、
丹念に肉棒への奉仕を続けている。

性交とは異なる、互いに与えあう快楽が、
射精への疼きを少しずつ昂ぶらせつつあった。

エルドラ
「ぢゅるるる……ぢゅぷっ……ひぁ……っ」

硬く閉じていたエルドラの秘裂は、
舌先に解され、微かに花開き始めている。

彼女の最奥からは、とろけるような蜜が溢れ出していた。

エルドラ
「んぁ……ぅ……ぺろ……はぅ……」

エルドラ
「だ、だめです。やっぱりだめですわ、王子さま……」

エルドラ
「先に気持ちよくなって……んぁっ……しまったら……っ、
王子さまに……ご奉仕できなく……ぅぁあっ!」

ならばどちらが先にイくか競争だな、
と提案し、間髪入れずにエルドラの淫核を舐めあげる。

エルドラ
「きょう、そう……ひぁあああああッ!?」

エルドラの腰が跳ね、尻尾が天井に向けて張り詰める。

エルドラ
「あ……ぅぁ……」

エルドラ
「こ、こんなの酷いですわ……
王子さまの舌……気持ちよすぎますもの……」

早速イってしまったエルドラは、
いじけるように肉棒に頬ずりしている。

俺に奉仕をするのではなかったか? と問いかけながら、
再び陰核に吸い付いてやると――

エルドラ
「きゃぅっ……!!」

楽しげな嬌声が耳に心地よい。

振り返ったエルドラの頬は、
真っ赤に染まっており、実に愛らしい。

エルドラ
「い、いじわるですわ……いじわる王子さまですの……!!」

先程の競争の取り決めでは、
イきやすい体質らしいエルドラには不利かもしれないな、
と囁きかけると、エルドラは何度も頷いて、

エルドラ
「そうです。最初からそう分かってくだされば……」

エルドラ
「ふぇっ? ……王子さまが果てるまでに、
わたくしが何度達するか……ですの?」

肯定の代わりに陰核を吸い上げると、
エルドラは全身を大きく震わせて、

エルドラ
「ひゃわぁああああっ!?」

エルドラ
「――も、もう競争でも勝負でもありませんわ……ッ!?」

抗議の声は聞かなかったことにし、
エルドラの陰核に吸い付いたまま、
舌先で念入りにくすぐってやることにする。

エルドラ
「ひぁッ……んぅぅ~!?」

エルドラ
「こ、こうなったら……ひぅっ……
もう、容赦しないの……でしてよ……っ!!」

エルドラ
「あむっ……んぅぅっ……ぢゅるっ……ぢゅるるるるっ!!」

怖ろしい吸引が、肉棒を襲った。

無意識に腰が跳ねるが、
エルドラは動じた様子もなく根本まで肉棒を飲み込んで、
強力な吸引を加えてくる。

エルドラ
「んふふ……おうひはま……まけまひぇんからね……!!」

――そちらも全力ということか。

ならば竜人種の姫の肉棒奉仕と、
人類種の王子の陰核奉仕、どちらが優れているか競うとしよう。

エルドラ
「んぅぅぅ~っ!! んぷっ……ぢゅりゅ……っ!!」

腰の奥で脈動する疼きは、放出の時を今か今かと待ち構えている。
しかし、まだ子種達の出番ではないのだ。

せめて一回、いいや二回。

果ててしまう前に、
エルドラの愛らしい絶頂の声を聞きたいと願い、
陰核を吸い上げ、舌を這わせる。

エルドラ
「――ッ!? んぅぅ~ッ!?」

エルドラの絶頂のうめきが、
彼女の喉奥まで飲み込まれた肉棒に、
声の甘い振動と、強烈な吸引とをもたらす。

抵抗することなど出来るはずもなく、
エルドラの口腔内へと精液の濁流が解き放たれた。

エルドラ
「んぅっ……んん~!!」

ぺしぺしと、太腿を彼女の手が叩く。
――口の中に出したことへの抗議だろうか。

抗議への回答として、
とどめとばかりに陰核を強く吸ってやると、
エルドラの全身がびくびくと震え、幾度めかの絶頂を伝えてきた。

エルドラ
「んぅ――ッ!?」

エルドラ
「けほっ……んくっ……ごくん…………ぷぁっ」

エルドラ
「だ、出しすぎですわーっ!?」

エルドラの嬌声があまりにかわいく、
そして、懸命な奉仕が途方もなく心地よかったからだ、
と正直に答えてみせると、太腿を叩く手が止まる。

エルドラ
「うぅ……そんなことを言われてしまっては、
文句など言えないではありませんの……」

エルドラは、悔しそうな声色のまま、
愚息に頬ずりしつつ、こう続けた。

エルドラ
「王子さま、覚悟しておいてくださいまし」

エルドラ
「いつか……わたくしが果てるまでに、
王子さまが何度達するかの競争をさせていただきますわ♪」

それは怖ろしいな、と返しつつ、
俺は楽しげに揺れている、黄金の尻尾を眺める。

――結局、彼女が俺を襲った理由を聞きそびれてしまった。

しかし幸せそうに添い寝の姿勢に入るエルドラを見ていると、
理由を問い詰めるのは後日でも良いか、と思えてしまうのだった。