エリアス寝室1 シーンテキスト

エリアス
「もう……じっとしていてください」

ペニスを掴まれながら、
何故だか目の前の少女に怒られる。

――帝国治癒士エリアス。
白の帝国兵でありながら、
困った時には手を貸すと約束してくれた少女だ。

エリアス
「これは私の責任なのですから、
ちゃんと処理させてください」

言いながら、
硬く肥大した男根を握りしめるエリアス。

――何も好きこのんでこんなに勃起してるのではない。

先日、俺は体調を崩した。

その際、
たまたま王国に来訪していたエリアスから薬を受け取り、
それを服用して数日安静にしてみたのだ。

たしかに良く効いた。

熱はひき、喉の痛みも消え、頭痛も治まった。

……だが、
なぜだか回復してから今日まで、
ずっとペニスが硬いままなのだ。

これではアンナにもケイティにも会えない。
いつまでも病人のふりをするのも限界だ。

どうしてくれるんだとエリアスに伝えると、
彼女はすぐさま俺の許へと駆けつけて、
そして、今に至るというわけだ。

エリアス
「だから、申し訳なかったと
何度も謝っているではないですか……」

申し訳なさを多分に表情に浮かべて、
彼女はゆっくりとペニスをシゴいている。

エリアス
「痛く、ないですか……?」

膝をついて上目に問いかけるエリアス。

その相貌があまりに綺麗で、
余計に愚息が硬さを備えていくのが分かる。

一日中勃起しっぱなしの辛さは分からないだろうな、と
少しだけ意地悪く言葉を吐き出してしまうと、
エリアスは今にも泣き出しそうな顔をし始めた。

エリアス
「本当に……ごめんなさい……」

緩慢な動きで肉棒を愛撫しながら、
エリアスが許してほしそうにこちらを覗う。

なんという状況か、と加虐心が、
みるみるうちに膨れあがっていくのが分かる。

エリアス
「あの薬に、まさかこんな副作用があるなんて、
私……本当に知らなかったのです……」

エリアス
「王子には迷惑をかけてしまいまいした……。
だから、収まるまでは、こうさせてください……」

とは言うが、
正直なところ彼女の手つきは不慣れもいいところだった。

力は弱いし、リズムも悪い。
これではいつまで経っても射精に至ることはないだろう。

エリアス
「――えっ!? 胸を……見せろ、ですか……?」

単純な手による刺激だけで、
男を悦ばせられると思っているのか、と問いかける。

エリアス
「い、いえ……そんなつもりは……ないのですが……」

エリアス
「恥ずかしながら……私は、こういうことに、
慣れていなくて……どうしたらいいのか、分からなくて……」

呟きながら、
彼女はゆっくりと上着のボタンを外していく。

そうして現れたピンクの下着に手を忍ばせて、
ゆっくりと乳房をすくい出すと、
美しい乳頭が恥ずかしそうに顔を出した。

エリアス
「王子……その、して欲しいことがあれば、
他にも、何なりと命じてください……」

エリアス
「今日だけは……貴方に従います……だから……」

その言葉だけで、
さらにペニスに力強さが加わった気がする。

あの冷静沈着かつ無愛想だったエリアスが、
こんなにも従順になっている。

いけないと思いながら、
俺は彼女に命じてしまう。

エリアス
「はい……わ、分かりました……」

エリアス
「それでは……失礼、します……」

言葉と共に、
彼女はその小さく可憐な唇で、
赤黒い亀頭の先にキスをした。

エリアス
「ちゅっ……ちゅ……」

触れるだけのキスだが、
瞳を閉じたエリアスの秀麗な顔と、
醜い愚息との対比に、得も言われぬ興奮を覚える。

そのまま舐めてみろと伝えると、
エリアスは尚も従順に行動に移した。

エリアス
「はい……」

エリアス
「では……舐めさせて、いただきます……」

エリアス
「れろ……れろぉ……ん、ふぁ……、
ちゅっ……れろ……れるぅ……はぁ、ぁ……」

恐らく初めてであろう舌の奉仕は、
未熟ではあったが、優しく丁寧だった。

尊いもののように手を添えて、
紅くぬめった舌が亀頭に絡みつくと、
甘い痺れが腰から背へと伝っていく。

エリアス
「んちゅ……んん……れろ……ぺろ……」

エリアス
「んっ……はい、分かりました……このまま、シゴくんですね?」

こちらの命令に素直に応じるエリアスは、
肉棒の先端を唇で挟みながら、
片手で竿部分を丁寧にシゴきあげる。

飲み込みがいいのか、
それとも男に仕える才能があるのか、
時間の経過と共に彼女の奉仕は抜群に良くなっていった。

教えてもいないのに、
こちらが気持ちよく感じる部分を舌で舐めながら、
先ほどよりも流麗に手を動かして愛撫してくる。

エリアス
「んふぅ……ちゅ……ちゅぷぅ……、
ぢゅるっ、ぢゅるるぅっ……んんっ……」

緩急をつけた手の動きと共に、
ペニスをより深く頬張りながら、
器用に吸い上げるエリアス。

見れば、乳首は興奮に硬く尖り、
心なしかそわそわと落ち着きなく腰を動かしている。

どうやら男根を舐めるうちに、
彼女の中に淫らな熱が宿ってしまったようだった。

エリアス
「ふぁっ、あぁ……そんな、私は……、
別に変な気分になど、なっていません……」

エリアス
「あくまで、こちらの不手際の始末をしているだけで、
何も……妙な感情など持ち合わせてはいません」

ならこれはどういうことだと、
彼女の硬くなった乳首を片手でつまみ上げる。

エリアス
「ふぁあっ、ぁ……んんっ……!」

当然の刺激に、
エリアスが片眼をつぶって愛らしく身をよじる。

なんと敏感なのだろうかと驚きつつも、
彼女もやはり興奮してきていることを乳首の硬さから悟り、
妙な愉悦の沸き立ちと共に、彼女の胸を揉みしだいた。

エリアス
「な、何をするんですか……!?
やめ……あぁっ、んっ……やめて、くださいぃ……んっ……」

手が止まってるぞ、と注意すると、
困惑の表情を浮かべながら奉仕を再開するエリアス。

エリアス
「んっ……んん……お願いですから、
胸を……あぁっ、さわら……ないでください……」

エリアス
「動かれると……王子の昂ぶりを、
……鎮めることができません。
変なことは……その……しないでください」

悪かった、と
自らの愚行を止めつつも、
彼女にさらに手の動きを速めるように命じる。

エリアス
「わ、わかりました……んっ、んっ……はぁ、ぁ……」

もっとだ、と伝えながら、
舌先で鈴口を刺激するようにとも指示を飛ばす。

エリアス
「はい……。
れぇ、ろ……こ、こうれすか……?」

ちろちろと先端を舐めながら、
上目づかいで確認してくるエリアス。

すでに先走りで彼女の手は淫らに汚れ、
ずちゅっぐちゅっ、と
シゴく度に室内に淫らな音が響いていく。

エリアス
「王子の……ビクビクって、跳ねてます……。
んっ、ふぁ……イって、しまいそうなんですか……?」

さすがは帝国の治癒士。
性的な奉仕は初めてとは言え、
雄の身体的変化には敏感なようだ。

俺は首肯しながら、
そのまま手だけでイかせて見ろと命じる。

エリアス
「はい……」

素早く手を動かしながら、
クチュクチュと音を立てて
エリアスが肉棒を上下に擦り上げる。

眼を閉じてこちらの射精に備え始めた彼女に、
俺の顔を見ながら全部受け止めろと命じる。

エリアス
「……わ、わかりました……」

エリアス
「だから……お願いです……王子……んんっ……、
もう、出して……はぁ、はぁ……お願いですから……、
んぁっ、射精……してください……」

切なげな吐息と共に、
彼女はその手に少しだけ乱暴さを含ませて、
ペニスを強くシゴきあげる。

美しい碧眼を潤ませながら懇願するエリアスに
褒美だとばかりに彼女のベレー帽を掴んで
頭を固定したまま一気に精液をぶちまけた。

エリアス
「ひゃああんっ……んっ、んんんぅ……!」

飛び散る精液をエリアスは
その美麗な顔で受け止める。

とろりと垂れ下がる白濁の粘液が、
ほっそりとした顎から胸へと垂れ、
彼女の身体を白く染めていく。

その光景が更に射精の勢いを強め、
何度も何度もエリアスの顔を汚していった。

エリアス
「ふぁ……あぁあっ……こんなに……、
こんなにいっぱい、出るなんて……んんっ……」

そうして最後の一滴まで出し切ると、
エリアスは俺を見つめて言う。

エリアス
「少しは、昂ぶりがおさまりましたか……?」

艶やかに頬を染めながら、
彼女が問いかける。

そんなエリアスの美しい顔と、
自分自身が吐き出した欲の名残に、
新たな興奮が胸先で暴れるのを感じた。

エリアス
「――きゃぁっ!?」

気づけば、俺はエリアスを押し倒していた。

俺を見上げる彼女の瞳には、
予想していた恐れや困惑の色はなく、
代わりに期待の輝きが湛えられている。

エリアス
「……いいですよ……王子」

エリアス
「その興奮も、この行為も……全て私の薬のせいです……」

エリアス
「今だけは、全てを許します……」

エリアス
「今の私は、白の帝国の兵ではなく……、
貴方の力になりたいと願う……ただひとりの女です……」

エリアス
「どうか……お好きなように、
私をお抱き下さい……王子」

まっすぐな視線と、言葉に、
それまであった下卑た感情が一気に失せた。

残ったのは、ただ愛しさだけだった。

その情念に従いながら、
俺はエリアスに口付けを与えた。

エリアス
「んっ……ちゅ…………ふ、ぁ……」

エリアス
「王子……今度は、もっと気持ちよくなってください……」

エリアス
「私……精一杯、頑張りますから……」