エステル寝室2 シーンテキスト
エステルから夜、寝室で待っててほしいと
告げられ、俺は前回の事を思い出していた。
エステル
「王子、様……?
あの、よろしい、ですか……?」
しばらく待っていると、
エステルが寝室にやってきた。
エステル
「今日は私のお願いを聞いていただいて、
ありがとう、ございます……」
以前自分の行為をみられたことを
思い出しているのか、彼女は下を向きつつ告げる。
エステル
「あの……前に、その……
私の部屋の前にいました、よね……?」
案の定聞かれるであろうその言葉に、
俺は隠すのは止め、素直に頷いた。
しかしその瞬間、俺の胸に彼女が飛び込んできた。
それを受け止めつつ驚いていると、エステルが
顔を上げる。
エステル
「ここまできたら、私、我慢するのは
止めますっ……。
私、王子様が好きです……ッ」
瞳を潤ませながら放たれた彼女の想いに、
俺の胸が熱くなる。
エステル
「もう、この気持ちは抑えられませんっ……。
王子様……、私を抱いて、ください……ッ」
ぎゅっと服にしがみつく彼女に愛おしさが
こみ上げ、その想いに返事を返す。
その返事を聞いた彼女は、
嬉しそうに笑みを浮かべた。
エステルをベッドまで促し、ゆっくりと押し倒す。
目と目が合い、互いの熱が上がっていくなか
その距離を縮めていく。
エステル
「ん、ちゅ……っ、ん、ふぅ……」
最初は軽く口づけをし、次第に舌を絡めて
それは深くなっていく。
甘く溶けてしまいそうな微熱を舌で感じながら
名残惜しく口を離せば、エステルの瞳が潤んでいた。
エステル
「ふぁ……、王子様にこうして触れることを……、
ずっと、ずっと望んでいました」
エステル
「人と人が触れると……、こんなにも体温を
深く感じることができるんですね……」
一人では得ることのなかった感覚に戸惑いがあるのか、
だがその瞳の奥は次の行為を待ち望むかのように
見えた。
それに応えるように指を滑らせ、
絹のように滑らかな肌に触れていく。
ちゅっと音を立てて吸い付くと、エステルの
体がぴくんと反応を示した。
エステル
「ふ……、ンぅっ……」
少し触れただけでも胸の突起は硬くなり、
太ももの間にある下着はすでに濡れていた。
俺は下着を脱がし、彼女を四つん這いにさせると
硬くなったペニスを秘部にあてがう。
エステル
「私……やっと王子様と、繋がれるんですね……」
エステルがお尻を突き出しながらこちらを見つめる。
ぬるりとした愛液をペニスに絡ませ、
俺はペニスを挿入した。
エステル
「ふぁああッ……!!」
ズッ……と奥にペニスを進めていくと、
膣内が歓迎するかのように包み込む。
肉壁にカリが擦れ、その気持ちよさに顔が歪む。
間髪入れずに腰を動かす。
エステル
「あッ、あんッ、んぁッ……!
いきなりっ、あぁんッ……!」
ぱんっぱんっと肉のぶつかり合う音が響き、
部屋の中は快楽を求める二人だけの空間が
出来上がっていた。
結合部から零れる愛液の香りは、
媚薬のように頭の神経をしびれさせる。
俺は彼女の体を持ち上げ、
さらに深く突き上げていく。
エステル
「ふぁ、んッ!!! さっきよりも……、
ふか、ぁい……ッ!! ぁあッ、アんッ、
あンッ!!」
突き上げるほどに中で愛液の混ざりあう音が響き、
それに興奮しているのか彼女の膣内が締まる。
エステル
「王子様っ……、私、気持ちよすぎて……ッ、
頭の、中が……ッ」
彼女からの締め付けに、ペニスも限界を
迎えようとしていた。
そして突き上げる速度を速め最奥を突いたとき、
我慢していた精液を中に吐き出した。
エステル
「ぁあっ……、ぁ……」
びくびくんっと彼女が小さく震える。
膣内をひくひくさせ、流し込まれた精液を
感じているのだろう。
エステル
「お腹の中が……っ、王子様で……、
いっぱいに……」
ぐったりと体を預けながら、
エステルは満足そうに呟いた。