エクス寝室2 シーンテキスト
エクス
「あ、ふあぁっ……んんっ……んぁ、はぁんっ……」
夜半、機を見計らってエクスの部屋を訪れた俺は、
扉の向こうから漏れ聞こえる艶声にしばらく耳を傾けたあと、
意を決して扉をノックした。
エクス
「あ、お……王子様!?
こんな夜更けにいらっしゃるなんて……、
なにかご用でしょうか?」
エクス
「と、とにかく……少々お待ちいただけますか?」
焦ったような声が途絶えると、
慌てて着衣を整えるような衣擦れの音が聞こえ、
しばらくした後に扉が開いた。
エクス
「……お待たせいたしました。
それで、どのようなご用件でしょうか?」
平静を装うエクスだが、微かに頬が上気している。
聖なる法衣のその下は、ぐしょぐしょに濡れていることだろう。
俺は自分を落ち着かせるために一度だけ深呼吸をすると、
エクスの肩を掴み、ベッドで話そう、と囁く。
エクス
「え……べ、ベッドで……ですか?
ええと、それはその……どういう意味でしょうか……?」
にわかに頬を紅潮させると、
それを隠すかのようにエクスは顔を下へ向けた。
わかっているくせに、と囁くと、
俺は彼女の身体を寝台へと押していき、
そこに強引に押し倒した。
エクス
「きゃっ!? ちょ、ちょっと、何をして――んむぅんんッ!?」
悲鳴を上げるエクスの口を唇で塞ぎ、
そのまま彼女の服に手をかける。
聖性と権威の象徴である法衣を脱がせていくと、
白くきめ細かな肌が少しずつあらわになり、
これから聖女を犯すのだという背徳的な興奮に胸が高鳴った。
艶やかな裸体を晒したエクスの乳房に触れると、
彼女はピクリと肩を震わせる。
エクス
「ん、んむぅ……ん、ふ、んちゅ、ちゅむぅ……っ
……ぷぁっ、はぁ、はぁぁ……っ、
お、王子様……なにを――――っ!?」
おもむろに服を脱ぎ、
凶悪なまでに反り返ったペニスを股間のワレメに突きつけると、
エクスは瞳を丸くして息を呑んだ。
エクス
「や……ダメ……んっ……い、いけません……っ!
それだけは……ダメ……絶対にダメです……っ」
エクス
「わ、私は……んんッ……し、神官なのですよ……?
そんなことをしたらどうなるか……ふぁあっ、
わ、わかっているのですか……?」
そんなこととはどういうことだ、と
俺はエクスの濡れた陰唇に
牡棒の先をこすり付けながら訊ねる。
エクス
「ふぁあ、あっ、や、んんんっ……。
そ、そんなに……くぅぅっ……こすり付けられたらぁ……っ」
イヤイヤと首を左右に振るエクスだが、
抵抗するような素振りは微塵も見せない。
それどころか、彼女の両脚は徐々に開かれていき、
やがて彼女の腰までもが、
ペニスの挿入を待ち受けるように寝台から浮き上がった。
エクス
「ち……違います……ひぁあっ、そ、そんなもの、
挿れてほしくなんて……や、んぁあ、あ、あぅう……っ。
や……先っぽ、入っちゃ……ぅんんんんん……っ」
亀頭が膣口に入るか入らないかという所で焦らし続けるが、
エクスは頑なに意地を張り続ける。
とうとう俺はしびれを切らし、
目の前の聖女の細腰を両手で掴むと、
未だ誰も立ち入ったことのない彼女の聖域に侵入していった。
エクス
「ひぐッ!? あ……あぁああぁあああぁ……ッ!!」
竿の先端が薄い抵抗を突き破った途端、
エクスは悲痛な叫びを上げて、
両手でシーツを掴んで身悶えた。
エクス
「やっ……い、痛い……く、ふ、んんんンン……ッ!
も、もうやめて……抜いて、抜いてくださ……ひぁあッ!」
狭い膣道を掘り進み、突き当りに亀頭が触れると、
エクスはびくんと肩を揺らした。
エクス
「あぁぁ……入ってる……んぅぅっ、ふ、深い……っ、
王子様のが……おなかの奥、届いて……ふぁ、ああぁ……っ」
美しい空色の瞳から、
大粒の涙が次々と転がるように溢れ出す。
その光景に胸が痛んだが、
俺はあえて気づかぬフリをして、
自分で慰めるのとはまた違うだろうと囁いた。
エクス
「な……なぜそのことを!?
まさか……んんっ、さ、さっき私が……その、
ひ、一人でシていたことも……気づいていたのですか……?」
その問いに答えるかわりに、
俺はゆっくりと腰を律動させはじめる。
エクス
「んぁあっ! あっ、あぁあっ、ふぁあぁんっ!
あぁぁ……ダメ、動いては……はぁあぁっ、
い、いけません……や、そこ、こすっては……ん、んンンっ!」
一旦律動を止め、痛いのかと訊ねると、
エクスはやるせない表情で俺を見上げて言った。
エクス
「ち、違います……おかしいのです。
私、初めてなのに……き、気持ちよくなりすぎてしまって……」
エクス
「で、ですから……お願いします、もうやめてください……。
これ以上されたら……あぁあ、わ、私……っ、
本当に……お、おかしくなってしまいます……っ」
瞳にたまった涙をふるふると震わせながら哀願してくるエクス。
普段の堂々たる態度とは打って変わり、
怯えた小動物のように身を震わせる姿に苛虐的な興奮を覚え、
たまらず俺は止まっていた腰を再び動かし始めた。
エクス
「ひゃあぁんっ! や、ふぁあっ、はぁあん……っ!
だめぇ……そんな、は、激しくされては……あ、あぁあっ!」
激しい刺突を浴び続け、エクスはたまらず声をあげる。
だが、膣内の媚肉はさらなる快楽を貪ろうとするように
きゅうきゅうと肉竿を締め付けて放さない。
エクス
「あ、らめッ……そこ、イっ……きもちイイ……っ!
指じゃっ……届かないとこっ……ぁあんっ……届いてぇ……っ、
だ、だめえっ、自分が、分からなくなっちゃうぅ……!」
奥の方に突き入れると、エクスの声がうわずった。
ここがいいのかと、
俺は亀頭の先端を最奥の丸みに押し当てたまま
小刻みに腰を揺すって彼女の快感中枢を刺激する。
エクス
「ひゃうぅ! あっ、は、ぁあんっ!! ダメ、ダメぇっ、
そこばっかりせめられると……ひゃあぁんッ!
す、すぐイっ……イッちゃいます……からぁっ!」
エクスの腰が跳ね上がり、膣道が一気に狭まる。
愛液がじゅわりと湧き出し、結合部からどっと溢れ出た。
エクス
「はぁっ……はあっ……。ふぁああ……」
エクス
「あうぅ……わ、私……漏らして……?
は、はしたないですわ……ごめんなさい……」
このように激しい絶頂は初めてかと問いかけると、
エクスは涙目になりながら、こくりと頷いた。
俺はいつになくしおらしい彼女の反応に満足しながら、
もっと気持ちよくなればいいと、さらに激しく腰を揺する。
エクス
「あ、はあぅっ!!
お、お願いしますっ……一度休ませて……あ、はあぁんっ!
や、ダメっ、あたま、おかしくなってしまいますぅ……っ!!」
エクス
「んぁあ……王子様、見ないでくださいぃ……っ!
こんな姿っ……見せたく、ありません……んんんッ!」
エクスは俺の視界を遮るように手を前に突き出したが、
その愛らしい仕草は俺の興奮を余計に煽っただけだった。
俺はさらに律動を加速させながら、
自慰をする時の妄想の中では誰に抱かれていたのだ、
と彼女に訊ねる。
エクス
「っつっ……! あ、う、それはその……んんっ……。
べ、別に誰というわけではっ……ん、あああっ……!!」
素直になれないエクスに口を割らせるために、
俺はわざと緩慢にペニスを往復させて彼女を焦らす。
エクス
「んぁ、やっ……い、意地悪しないでください……っ。
言います、言いますからぁっ……!!」
はらはらと涙をこぼしながら、エクスは遂に白状した。
エクス
「王子様と……王子様と……することばかり考えてました……」
エクス
「最近は一緒にいるだけで、ドキドキしてしまって……。
ずっと王子様を想って……毎晩のように自分で慰めて……ッ」
だったらもっと素直に欲しがればいい、
と囁きながらエクスの髪をそっと撫でる。
エクス
「で、ですが……私は神に仕える身……。
こ、このように淫らな行為を求めるなど……。
や……あぁぁ、ふぁぁあ、はああぁぁぁん……っ!!」
いい加減に素直になったらどうだ、と
やや乱暴にエクスの乳房を掴み、
互いの恥骨がぶつかるほどに腰を激しく叩きつける。
エクス
「ひぐっ!? あああ!! んぁあ、あ、あああぁぁっ!!
あ、はぁああンッ……激し……んにゃああぁッ!!
や、ダメッ……お、オマ○コ、壊れてしまいますうぅッ!」
エクス
「ああアッ、でも……イイっ!
もっと激しく……突いてくださいぃッ!」
エクス
「こんな風に……んあ、あッ、あぁあぁン……ッ!
王子様に……めちゃくちゃに犯して欲しかったんですぅ……ッ!
もっと……ふあッ、あぁンッ! もっと突き上げてぇ……ッ!」
ようやく素直になってきたエクスの求めに応じて、
俺はより激しく腰を突きこんでいった。
エクス
「いいっ……きもちイイれすぅっ……!
あ、あはあっ、そこっ……もっと強くえぐってぇっ……!
私のオマ○コっ……壊れるくらい……強くぅッ!!」
エクス
「ひぁあッ!? あ、あぁあッ……!
い、いま……膣中で、ビクビクって跳ねて……ふぁあッ!」
エクス
「あ……で、出る……んんッ!
射精して……しまいそうなのですか……ッ!?」
ああ、と俺は首肯すると、
膣内へ射精する意志を暗に伝えるべく、
エクスの腰を強く掴むと、竿の先で小刻みに子宮を刺激した。
エクス
「んぁああッ! や、ダメッ、ダメぇええぇぇンッ!
膣中は……んぅんンッ……膣中だけはダメですぅ……ッッ!!」
エクス
「らめッ……んやあぁッ! な、中出しらめぇえぇっ!
赤ちゃんできたら……んあぁ、アッ、あぁあぁあアンッ!
神官じゃ……いられなくなってしまいますうぅぅッ!!」
拒むようなエクスの叫びとは裏腹に、
ねだるかのように吸い付いてくる彼女の子宮口にほだされ、
こらえていた全ての欲を解放した。
エクス
「あぁあ……うそ、うそでしょう……ん、んぅぅんん……っ。
でてる……んぁッ……熱いの、奥に当たって……あぁあ……っ」
エクス
「ダメ、ダメぇ……ンンッ……そん、な……あぁあんっ……、
ビュッビュッて……はあぁっ、まだ出て……ひゃうぅッ!
や……ほ、ほんとうに赤ちゃんできちゃ……うぅ……っ♪」
信仰の道に全てを捧げた、清く美しい聖職者に、
今まさに己の子種を注いでいるという事実に興奮し、
自分でも驚くほどの量の精液がとめどなく放たれる。
永遠とも思えるほどの長い射精を終えてペニスを引き抜くと、
俺の形に開ききった膣穴から、
どぷり、と音がしそうなほど大量の白精が溢れ出した。
エクス
「ふぁっ、ハァッ、ハァッ……。
んぅ、う、うぅぅぅぅ……ッ。
膣中はダメって……言いましたのにぃ……っ」
両手で顔を覆ってすすり泣きを始めるエクス。
その両手を半ば強引に退かせると、
俺はエクスを抱き寄せ、その唇を奪った。
エクス
「んむぅんんっ……ん、んふぅ、
ん……ちゅ、チュル、くちゅ、ちゅぷぅ……っ」
エクス
「……ぷあぁッ! はぁ、はぁぁ……ッ」
エクス
「…………ッ」
唇を離してからしばらくの間、
エクスは驚愕したように目を見開いていた。
だが、やがてその瞳が柔らかく細められたかと思うと、
彼女の美しい顔に、つぼみがほころぶような
柔和な笑みが広がっていった。
エクス
「…………ええ、認めますわ。
私……王子様にこうして欲しかったのです」
手袋をしたエクスの両手が、俺の背中にすっと回される。
エクス
「私が聖職者であるという事実に臆さずに、
初めてを強引に奪ってくださって……、
それから優しく甘やかしてくださって……」
エクス
「そんな風に私を強く求めてくださる方との巡り会いを、
ずっと待ち望んでいたのです……」
エクス
「だって、そのような方と出会わなければ、
聖職者である私は、女としての幸せを知る前に
生涯を終えていたでしょうから……」
そう囁きながら俺の頬に手を添えると、
エクスはおもむろに顔を上げて、
祈るような表情で優しく俺に口づけをした。
エクス
「……ふふ、ありがとうございます、王子様。
こんなにも強く、私のことを求めてくださって」
エクス
「そして、ありがとうございます、アイギス様……。
私を王子様と……運命のお方と出会わせてくださって」
エクス
「私はこれからも……いえ、これまで以上に、
貴方を信じ、愛し続けることを誓います……」
エクス
「ですから、どうか……、
どうか、生涯でただ一人だけ、
人間の男性を愛することをお赦し下さい……」
そう言うとエクスは、顔を上げて俺の瞳を見つめ、
神に祈りを捧げるかのように厳かな動作で、
瞳を閉じて俺に口づけを捧げたのだった。