aigis004

イリス寝室1 シーンテキスト

胸のドキドキが治まらないから、
病気かもしれない。

そう相談したあと、
こんなあられもない姿をさせられるとは
思ってもみなかったんだろう。

イリス
「あ、あの……どうでしょうか?」

潤んだ瞳と震える声で訊ねてくる。

イリス
「さ、先ほどからジッと見ているだけで……。
原因はわかりましたか?」

イリスの言葉に首を横にふり、
わからないと意思表示する。

イリス
「で、では……次は触れるのですね……」

服を持つ手が微かに震えている。

イリス
「王子……恥ずかしいので、
できるだけ早く……看てください」

イリスの要望通り、
彼女の小振りな胸に指先を這わす。

イリス
「あ……ッ! お、王子……」

呼んだわけではないと分かる。

恥ずかしい気持ちをフォローするため、
名を呼んだんだろう。

イリス
「何の……病なのでしょうか……?
さきほどより、どんどん胸のドキドキが
大きくなって……」

指先でゆっくりと円を描くように
微かな刺激を与えているだけで、
イリスの体は熱く火照ってきている。

イリス
「わ、私、恥ずかしいですけど……。
気にせず、ちゃんと触って……ください。
王子だったら……平気なんです……」

看なくても恋だと分かっていたが、
診察を進めることにする。

意識が集中しているせいか、
触れてもいない乳首が少しだけ立っていた。

その乳首を人差し指でツンと刺激する……。

イリス
「ふあ……ッッ、い、今、ぴりって……。
体が……震えちゃいました……」

胸の脂肪をゆっくりとこねながら、
人差し指で絶えず乳首を刺激する。

イリス
「やぁ……はぁ、はぁ……ッ。
ん、ん、あ、王子……そこ、重傷です……。
さっきより……固くなって……」

そう語るイリスの体は震えが止まり、
声からは時折、甘い声が漏れていた。

イリス
「……はあ……はぁ……へ、変なんです。
さっきよりも……ずっとおかしくて……。
わたし、悪化してるみたいで……」

胸から伝わってくる心臓の音は、
確かに先ほどよりも速く動いている。

イリス
「ドキドキしてて……ジーンとしてきて……。
おまたがソワソワしてきて……」

イリス
「病気が……体、全部に広がってるんですか……?
で、でも……こんな気持ち……味わえるなら……」

変だと言いながらも、
受け入れると言いたいのだろう。

イリス
「わたし、きっとすごく悪い病気なんですね……」

その後、イリスの胸から手を離し、
物足りなさそうな顔をしたイリスに、
気の病だと告げ自室に帰した。