イナリ寝室1 シーンテキスト
イナリ
「へぇ……! ここが王子の部屋なんだぁ」
薄暗い部屋の中をきょろきょろと見回しつつ、
イナリが目を輝かせている。
大きな耳をぴょこぴょこと動かすその姿は、
なんとも愛らしい。
イナリ
「ん? あたしの耳が気になるの?」
俺の視線に気が付いたのか、イナリが首をかしげる。
イナリ
「まぁ、あたしは元は狐だし。今は人間に化けているしね」
そう話す彼女に対して、俺はふと疑問を彼女に
尋ねた。
化けているというが、体も人間と同じなのか?
と聞くと、イナリは口元を歪める。
イナリ
「試してみる?」
イナリはからかうような笑みを浮かべると、
俺をベッドに押し倒した。
驚く俺をよそに、イナリは衣服をはだけさせると
ピンク色に染まる秘部をあらわにする。
イナリ
「どうだ、意外とちゃんとしているでしょ?
触ってみてもいいよ」
俺にまたがり首を傾げる彼女の顔はどこか
からかうように笑う。
イナリは俺の手をつかむと、
自ら秘部へと導いていく。
イナリ
「ん……」
触れた指先から、かすかにぬるっとした感触が伝わる。
彼女の反応をうかがいつつ、俺は指を動かし始めた。
イナリ
「ふふっ……、少しは興味が出てきたって感じ?
……んぁッ……」
ピンクの秘部から見えるぷっくりとした蕾をいじると、
わずかにイナリの足が震えた。
イナリ
「ひぁ、ぁあんっ……」
くりくりと蕾をいじっていると、とろっと
透明な液体が溢れ出してくる。
イナリ
「ぁあ、あんッ……、もっと奥まで、
調べていいよ……?」
頬を紅潮させつつ、イナリが誘うような腰つきを
見せた。
俺は指先に愛液を絡めさせながら、
膣内に侵入する。
イナリ
「ひゃぁん……ッ! あ、ああんッ……!」
人間と同じような反応を示す彼女に、
俺はさらに奥へと指をいれかき回していく。
膣内は生暖かく、今にも溶けそうなほど
濡れていた。
イナリ
「んぁッ……、王子の、指が、あたしの中を……っ、
あ、はぁ、ぁあん……」
くちゅくちゅと音がたちはじめ、
俺の腹を愛液が汚していく。
もう一方の手は蕾をいじり攻めていくと、
彼女の腰がわずかに浮いた。
イナリ
「……! ァアッ……! そんな、両方、から……っ、
あっ、でも……イイっ……!」
びくびと体が震え、先ほどまで余裕すら見せていた彼女の
顔が、襲いくる快感に歪んでいく。
指を離さんとばかりに膣内は締り、
この中に指ではないものが――。
そう思うだけで、思わず俺は喉を鳴らした。
イナリ
「あ、はぁ、ん……! あっ、激し、い……ッ!!」
イきそうになっているのか目には涙が浮かび、
自ら指を求めるように腰を動かしている。
イナリ
「ぁあんっ、あんっ、あっ……、
もう、だ、め……っ」
彼女の言葉に導かれるように、
俺は激しく秘部を責めたてる。
イナリ
「あ、あぁあんッ!! あんっ! イく……っ、
イくうううううう……ッ!!」
耳をピンっと立て、彼女の体がそらされる。
ぴゅっと秘部から勢いよく愛液が飛び出し、
俺の胸元にかかった。
イナリ
「ん、はぁ……、どう、だった?
ふふっ……、悪く……ないでしょ……?」
力が抜けたのかへたり込む彼女は、
息を整えつつそう尋ねる。
しかしその声は恍惚の表情を浮かべ、
あたりには愛液の甘い香りを漂わせていた――。