アーシェラ寝室1 シーンテキスト

アーシェラ
「ほ、本当にこれが、仲良くなる方法……なのか?」

獲物を捕らえた猟犬のように
俺をベッドへと押し倒して、
アーシェラは心配そうに問いかける。

押し倒していると言っても、
俺がやるようにと指示をした結果である。

加えて言うなら、
互いの頭と脚は反対の方向を向いているという
ちぐはぐな体勢だった。

アーシェラ
「王子の顔が見えないし……、私は……その……、
お尻をあなたに突き付けてしまっているのだが、
失礼では……ないのだろうか……?」

失礼もなにも、
コレほど見事な造形美を誇る尻を突き付けられて
喜ばない男などいない。

むしろ褒めてやりたいくらいだ。

アーシェラ
「褒める……?
この体勢は、褒賞に値するもの……なのか?」

ああそうだ、と返しつつも、
だが本当に仲良くなりたいと思った相手以外には
決してするな、と念を押す。

アーシェラはこれまであまり人との関わりを持たずに
育ってきたことから、他者と仲良くなる術を心得ていない。

だからこうして深夜に俺の部屋へと訪れて、
人とより親しくなる為の方法を教わろうとしているのだ。

アーシェラ
「決してするな、か……」

アーシェラ
「わかったよ……王子」

アーシェラ
「私が今、本当に仲良くなりたいのは王子だけだ」

アーシェラ
「だから……王子以外の人とは、こんなこと……しない。
約束するよ……」

良い子だ、と優しく言葉を返しながら、
眼前にある彼女の褐色の尻肉を撫でた。

アーシェラ
「――ひゃぅッ!?」

普段は冷静沈着で口数の少ない彼女が、
驚き愛らしい声を上げる。

アーシェラ
「な、何をするんだ、王子!?
そんなとこ触って――――ひにゃぁっ!」

撫でるだけでは失礼なので、
そのまま鼻を当てて匂いを嗅いでみると、
さらに可愛い声がアーシェラの口から発せられた。

アーシェラ
「王子っ……ふぁっ、あぁっ……、
鼻息が、あたって……や、ふぅぁぁ……」

アーシェラ
「なんで、変なところを、クンクンするんだ……あぁっ……」

声に色っぽさが混ざるのと同時に、
彼女の秘部から発せられる
発情による甘やかな匂いがその濃度を強めた。

アーシェラ
「や、だぁ……声が……
変な声……出て……っ、
あっ、ふぁあんっ……!」

反射的に股間を隠そうと、彼女が手をこちらへと向けようとしたが、
俺はその手を掴んで制止し、
もう一方の手で黒い下着を横へずらした。

アーシェラ
「――へ!? あっ、ちょっと……王子!?」

アーシェラ
「だめ……そんなとこ……っ!
見ちゃ、だめ……なの、にぃっ……ふぁぁ……」

少ししか刺激していないはずの秘所は、
既にうっすらと濡れている。

どうやらかなり感じやすい体質のようだ。

その証拠に、
愛撫対象とは関係のない綺麗なアナルまでもが、
ヒクヒクと恥ずかしげに喘いでいる。

アーシェラ
「ふぅぅんっ……お、うじぃ……あっ、あぁぁっ……」

露わになった恥丘は産毛すら生えておらず、
そのまま舐め上げると、
驚くほどに良い反応が返ってきた。

アーシェラ
「やぁあっ、あっ……王子ばっかり、じゃ……不公平だ……」

アーシェラ
「んふぁ、ンっ……私はあなたと仲良く、なりたくて……
ふぁぁっ……ここに、来た……のにぃぃっ、あっ、ああぁんっ……」

なら自分からも行動しなくてはだめだ、と
俺は彼女にどうするべきかを指示する。

アーシェラ
「わ、わかった……」

アーシェラは指示通りに、
ズボンからゆっくりと
俺の硬くなり始めていたペニスを取り出した。

アーシェラ
「す、すごい……男のここは……こんなにも大きくなるのだな……」

開放感を味わうかのように、
肉棒は天井へ向かって雄々しく反りかえる。

その光景にアーシェラは目をパチクリとさせていた。

アーシェラ
「それとも、王子のが……特別……なのか?」

彼女が喋る度に、その吐息が亀頭にかかり、
思わず腰がひけそうになるような心地よさを覚える。

アーシェラ
「きゃぁっ!?」

アーシェラ
「い、今……ビクって……ビクってなったぞ……?」

アーシェラ
「何だか、苦しそう……だな?」

アーシェラ
「えっと、さっき教えてもらった通りに……すればいいんだな?」

ああ、と返事しながらも、
早くしないとこっちからも色々するぞ、と
指先でワレメをなぞる。

アーシェラ
「――ひゃぁンっ!? あっ、ふぁ……や、やめてくれ!」

アーシェラ
「じゃないと、優しく……舐められないだろ?」

そう言うと、アーシェラは、
ゆっくりと小さな唇をペニスへと近づけて、
恐る恐る先っぽに舌を宛がった。

アーシェラ
「ぺろ……ペロ……ちゅっ……んっ、ふぅぅ……」

アーシェラ
「へ、変な味だな……」

アーシェラ
「このやり方で……間違ってないか?」

大丈夫だから続けてみろ、と伝えると、
アーシェラは一度だけ振り返って頷き、
そのまま行為を続けた。

アーシェラ
「んっ……ペロっ、ペロ……んんっ……れろ……、
れぇ……ろ……ちゅぷ……ぺろ……ぺろッ……」

次第に流麗になっていく舌使いに、
肉棒が嬉しそうに跳ね上がる。

アーシェラ
「ふぁぁっ!? なんだか、先っぽから汁が出てるぞ?」

アーシェラ
「これも……舐めていいのか?」

好きなようにしろ、と言うと、
アーシェラは、
分かった、と緊張気味に応えた。

アーシェラ
「れろ……れろっ……ちゅっ、ちゅる……ぺろ、ペロ……っ」

舐めるだけでは焦れったくなったのか、
教えてもいないのに、アーシェラはそのまま
亀頭全体を口に含み始めた。

アーシェラ
「ふぁ、む……んっ、んちゅっ……ぢゅぷっ、ぢゅぷぷぅ……」

何かのスイッチが入ってしまったかのように、
一心不乱にアーシェラはペニスを口の中で味わっている。

その証拠に、さりげなく彼女の胸部分の衣服をずらして
たわわに実った双乳をぷるんと露わにしてみせても、
彼女は全く気づいていないみたいだった。

アーシェラ
「ちゅぷる……ちゅる……ずちゅ……ちゅるるるぅっ……」

アーシェラ
「んふぅっ……ぢゅぷ、ちゅぷるるっ……ずちゅっずちゅぅ……」

アーシェラ
「……ぷぁっ……はぁ、はぁ……ど、どうだ、王子?
これで、少しは、あなたと仲良くなれただろうか?」

かなりな、と返すと、
アーシェラは嬉しそうに頬を笑みに緩めた。

お返しとばかりに、
俺はぴったりと閉じた彼女の陰唇を人差し指と中指で、
くぷぁっと割り開いて、舌を忍び込ませた。

アーシェラ
「――え? あっ……あぁ……ひゃぁぁああんっ!」

ビクンと、雷撃を受けたように、
アーシェラの美しい尻肉が震えた。

男性器への愛撫で感じていたのだろうか、
開かれたワレメからは
溜まっていた愛液が次から次へと零れてきている。

よりいっそう濃くなっていく
甘やかな雌の匂いに誘われるように
舌先を中へと押し込んでいった。

アーシェラ
「いっ、いぃっ……あぁっ、ぁあんっ……、
王子、何をして……そ、そんな……だめ……や、あぁんっ……」

舌が灼けそうなほどに
アーシェラの中は熱くなっていた。

染み出てくる愛液が蜜壷を満たし、
舐めても舐めても切りがないほどだ。

アーシェラ
「んふぁっ、あっ、あぁぁっ……王子ぃっ、ひぁあんっ!!」

無垢な淫華をなぞりながら、
キツい膣口を幾度となくほじると、
そのたびに彼女は艶やかな声をあげる。

だが、そんな淫声をあげることに抵抗があるのか、
何とか声を出すまいとするように、
アーシェラはペニスで口を塞ぎ始める。

アーシェラ
「んんぅっ、んふぅっ、んぢゅっ、ぢゅるるっ……!」

こちらが秘部を責める都度、
アーシェラはくぐもった嬌声を上げる。

それは同時に口に含んだ肉棒を甘やかに刺激し、
予期せぬ快楽となって俺自身を悦ばせる。

アーシェラ
「んぢゅっ、ずちゅっ……んふぁ、ぁっ……」

アーシェラ
「はぁあっ……んっ、んんっ……王子ぃ……、
そんなに舐めない……でぇっ……あっ、ふぁあぁんっ!」

アーシェラ
「声だけじゃなく、てぇっ……あっ、ああっ、ひぁあぅっ……」

アーシェラ
「何か、変なの……がぁっ……身体の奥から……んんっ、んっ……、
お、くぅぅっ……アぁっ、はぁ、はぁ……やぁぁあンっ……」

アーシェラ
「……え? これが、イクって……こと? んっ、んぁっ……」

アーシェラ
「あっ、んんぅっ……ま、待って……私、こわい……、
怖いんだ……王子ぃ……ぁあぁっ……
だめ……だめだぁっ……んぁっ、激しく、しない……でぇぇっ!」

不安から逃れる為に何かにすがるべきだと
彼女の本能が反応したのか、アーシェラは遠来しかけている
アクメの衝撃に備えるように再び俺のペニスを頬張った。

アーシェラ
「はむぅっ、んふぅっ、ずぢゅっ……ぢゅるるっ……んふぅぅっ!」

そんな殊勝な振る舞いに褒美を与えるように、
俺は舌で彼女の膣中を丹念にほじりながら、
同時に陰核を指先で丁寧に刺激してやった。

アーシェラ
「んんん~~~~~っっ!!
ふぅぅぅっ! んんぅっ、んむぁっ! んんぅ~~っ!」

許容量を大きく超える快楽の波に襲われたアーシェラは、
そのまま軽くイッてしまったらしく、
ビクンビクンと小刻みに身を震わせた。

と同時に、絶頂を迎えたアーシェラの
口内と膣内が同時に窄まり、
俺の舌先とペニスを激しく刺激した。

――どぴゅるるるるるっどびゅるっびゅるるるるるぅぅぅぅ!!

アーシェラ
「んんんんっ!!! んぶゅっ、んぶっ……ぷはぁあっ!
はぁ、あぁっ……なんだ、これはぁッ……アツイのがっ、ぁぁ……、
いっぱい、溢れて……はぁっ、あっ、ひぁあああああんっ!」

予告無しの射精に驚くアーシェラだが、
そんな彼女にはお構いなしに穢れた欲望が、
褐色の肌を白濁に染め上げていく。

アーシェラ
「やぁあっ、あぁあんっ……まだ、出てくるぅっ……ふぁぁぁ……」

噴き出す精子の勢いに戸惑う彼女に、
それこそが俺とアーシェラが仲良くなれた証拠だ、と
教えてやると、

アーシェラ
「これが……証……?」

一頻り出し切ると、
アーシェラは鈴口から吐き出された精液を
わずかに口に含んで、味を確かめるように飲み込んでいく。

アーシェラ
「……んんっ……はぁ、はぁ……」

アーシェラ
「んっ……ぁっ……親密の証と言っても……
この粘液は、あまり美味しいとは……思えない味だな」

最後に亀頭を一度だけ舐め上げると、
アーシェラは口元のぬめりを拭いながら、
俺へと向き直った。

アーシェラ
「だが、王子と仲良くなれたのなら、
これ以上、嬉しいことはない……」

アーシェラ
「私の願い出を心よく聞き入れ、
なおかつ、その手段を教授していただき、
感謝するぞ……王子」

さきほどの行為の為か、はたまた嬉しさからか、
彼女の頬は艶っぽく赤らんでいる。

そして、露わになった秘部と、
惜しげも無く突き出されている巨乳が、
ただただ美しく、そして淫猥だった。

アーシェラ
「……ん? どうした、王子……?」

アーシェラ
「――ッ!?
これは、どういうこと……なのだ?」

アーシェラの視線が
再び俺の下腹部へと向かう。

見れば、鎮まったはずの愚息が、
俺の意思に反してまたも雄々しい姿を誇示している。

アーシェラ
「……嬉しい」

より頬を赤らめて、アーシェラ感慨深げに言葉を漏らす。

アーシェラ
「これはその……、
もっと私と仲良くなりたいということなのだろう?」

言いながら、
アーシェラは男根に触れて、
慈しむように撫でさすり始めた。

アーシェラ
「実はその……私も、もっと……王子と仲良く……なりたいんだ……」

アーシェラ
「だから教えてくれ……」

アーシェラ
「もっと、あなたと仲良くなれる方法を……」

期待と不安に紫の瞳を美しく潤ませながら、
上目にアーシェラが問いかけてくる。

これを拒める男が
世界のどこに存在するというのか。

俺は、ゆっくりと身を起こして、
アーシェラの美しい頬に触れて、
了承の意を示した。

アーシェラ
「不束者だが……よろしく、頼むよ……王子」