アンジェリーネ寝室3 シーンテキスト
アンジェリーネ
「ふふっ、王子ったら、
また大きくなったのではないかしら……?」
アンジェリーネは、その膣道を以て肉棒を飲み込んだまま、
まるで子供のような笑みを浮かべる。
アンジェリーネ
「……ふふっ、いいえ。
本当に大きくなっていますわ」
アンジェリーネ
「もしかして、私の為にこの汚らわしくも雄々しい一物を、
磨き上げてくださったのかしら……?」
肉棒の大きさと形を確かめるかのように、
膣口がひくひくと収縮し、
その度に形容したい、くすぐったさの混じった快楽が走る。
こうして、帝国を訪ねる度に、
アンジェリーネと秘密の逢瀬を重ねるようになって、
いったいどれだけの時が過ぎたのだろうか。
互いの性器は、相手の形をしっかりと覚えており、
アンジェリーネの蜜壺は、
肉棒を迎え入れると、ぴったりと吸い付いてきた。
アンジェリーネ
「んっ……当然、ですわ……」
アンジェリーネ
「いったい何回……いいえ、何十、何百回交わったと?」
アンジェリーネ
「私の身体を……ひぁっ……その全てを知っているのは、
この世界……すべてを探しても、王子だけですわ……っ」
甘いアンジェリーネの言葉に、照れくささを覚えながら、
返答代わりに一度、亀頭で最奥を小突いてやる。
アンジェリーネ
「ひゃぅ……っ、も、もう、悪戯が過ぎますわ」
アンジェリーネ
「私の純潔を散らしたのも、私の乱れる様を知っているのも、
私の身体を事ある毎に汚すのも、王子だけ……」
アンジェリーネ
「今夜は、私をどう乱してくれるのでしょう……?」
どこか歪んだ期待に満ちたその言葉を受けて、
返答代わりに、真下からの垂直抽挿を叩きつけてやる。
とろとろと蜜液を溢れさせるアンジェリーネの膣道は、
暖かな春の野に咲く花の如く、
柔らかく愚息の一撃を受け止め――
アンジェリーネ
「ふあぁあっ……!」
アンジェリーネ
「はっ、ふぁぁあ……んぅっ、
まるで餌を前にした犬みたいですわ……?」
どう評されても、気にならなかった。
王家の血筋に連なる高貴な淫肉は、
溢れすぎた蜜液によって、一切の抵抗無く肉棒を受け入れる。
少々摩擦が足りないものだと思いつつ、
幾度も垂直にアンジェリーネの膣道を刺し貫いてやる。
アンジェリーネ
「ひぁあっ、んっ、んぁあああ……っ!
注文が……んぅっ、お、多すぎですわ……」
アンジェリーネ
「女の子の……それも王家に連なる私の、
大切な場所を、こんな……んふぁあっ、好き勝手に……っ」
こちらとて、王家に連なる血筋である。
ならば、遠慮する必要など一切なく、
たわわな果実を揺らすこの娘を、
余すところなく味わう権利は俺にこそあった。
アンジェリーネ
「そんな……あっ、あぁああっ、んぅ……っ!
乱暴すぎ……ですわ……獣みたいに、腰をふって……んぅぅっ」
アンジェリーネ
「そんなに……あぁっ……焦らずとも、
私は……あぁあっ、んぅぅぅっ、どこにも、逃げませんのに……」
獣と称したければ好きに呼べば良い。
互いの性器からもたらされる快楽を前に、
俺もアンジェリーネも、最早獣と大差ないのだから。
アンジェリーネ
「んぅっ……ふふっ、そうですわね……?」
アンジェリーネ
「貴方の暴力的なモノに、刺し貫かれて……っ、
ひぁっ、こんなにっ、ふぁぁっ、よがり狂って……」
アンジェリーネ
「ああぁあぁっ、もっと、もっと私を、
戻れない程の……高みにぃあぁあぁあああ……っ!?」
肉棒を軸に、上下にふわふわと揺れるアンジェリーネは、
自ら腰を振ることも、抵抗することも出来ず、
ただこちらの腰の上で快楽を貪り乱れている。
己の自由に出来ない快楽を前にして、
楽しげに、緩やかに微笑むアンジェリーネの様は、
確かに、一国の王家に連なる女傑の風格が漂っていた。
アンジェリーネ
「それ……んぁああっ、褒めているのかしら……。
王子だって……ふぁあぁあっ、気持ちよさそうに腰を振って、
私の中に、馬鹿みたいに何度も剣を突き立てて……っ」
アンジェリーネ
「んぁあっ、王子も……ふぁあっ、ああっ、
絶対に……ああっ、あっ……私のことを笑えませんわ……?」
似た者同士か、と苦笑を返しつつ、
アンジェリーネの蜜壺より快楽を引き出すべく、
彼女の脚へと手を伸ばす。
アンジェリーネ
「ひぁっ、な、何を……?」
肉棒による打ち上げと、自由落下による刺激では、
互いの接続点より生まれる快楽にも限界がある。
アンジェリーネも俺も、
より強い快楽を望んでいるのであれば――
アンジェリーネ
「あっ……あぁっ、ひあぁぁあっ!?
あぁあんっ、んぅっ、んぁああっ、ひやぁぁあああッ!?」
自由落下に任せた快楽では速度が足りない。
ならば、アンジェリーネを好き勝手に振ってやれば良いのだ。
アンジェリーネ
「そんなっ、あぁあぁっ、私をぉ……っ、
ど、道具、みたいにぃぃあぁあぁぁあぁああッ!!」
ただの道具ではない。
俺が振るうのは愛おしいアンジェリーネであり、
最上級の肉を備えた、最高の相性を持つ女性である。
アンジェリーネ
「ひぁっ、んあぁああぁぁっ!!
奥っ、奥ぅ……っ、ごつごつって、一番奥がぁ……っ!!」
アンジェリーネ
「あぁああっ、王子っ、おうじぃ……っ!!
わ、私……このまま、では……んぁああぁあぁッ!?」
制止するかのような言葉とは裏腹に、
アンジェリーネの瞳は、
期待するかのような色を湛えてこちらを見下ろしてくる。
そして身体の相性の良さは、
アンジェリーネにだけ恩恵を与えているわけでなく、
こちらの最奥に宿った熱にも、渦巻く快楽を刻み込みつつあった。
アンジェリーネ
「貴方も……ひぁっ、い、イきそうなのかしら……?
ふぁぁあっ、んぅっ、あぁあぁぁっ、
遠慮しなくて……ひぁっ、あぁぁっ、良いの、ですわ……?」
どうやらアンジェリーネ様は、
自分を果てさせてくれる男への、
絶頂を求める頼み方がなっていないようだった。
ぐりぐりと、円を描くかのように入り口を刺激してやると、
アンジェリーネは観念したかのように、
かつて初めて交わった時のような口調で、
アンジェリーネ
「は、はい……ぜ、全部っ、王子の精液を、全部ぅっ、
私の膣中に……なかにだひて、出してくださいぃぃぃ……ッ!!」
艶めいた嬌声を上げながら、
射精をねだるアンジェリーネの様に、
愚息の興奮は際限なく高まっていく。
容赦なく、遠慮など欠片もなく、
何よりも愛おしいアンジェリーネめがけて全力で腰を振り――
アンジェリーネ
「あぁあんっ、あぁああッ、ひぁっ、も、もうっ、
私っ、あぁあああっ、んやぁああぁぁぁぁああああぁ――ッ!!」
アンジェリーネの絶頂による、強烈な収縮に合わせて、
その秘部の最奥めがけて、精液を惜しみなく注ぎ込む。
いつまでも続きそうな射精の快楽に揺られながら、
つい先程まで上下に揺られていたアンジェリーネに手を伸ばすと、
アンジェリーネ
「道具みたいに扱った女に、いったいどんなお誘いかしら」
まるで舞踏にさそわれた姫君の如く、
アンジェリーネはこちらの手を取り、
ゆっくりとしなだれかかって来た。
アンジェリーネの柔らかな髪を指先で弄びつつ、
いつもと同じ様に、断られることを知りながら、
彼女への想いをそっと囁きかけると、
アンジェリーネ
「……王子は、変わりませんのね」
アンジェリーネ
「けれど、その誘いに応えるわけにはいきません」
アンジェリーネ
「だから、今は、これで――」
アンジェリーネは、
言葉の続きを紡ぐことなく、優しく俺の唇を塞ぐ。
そうして、寂しげな微笑みと、震える唇、
アンジェリーネのぬくもりだけが、
俺の胸中に、いつまでも残り続けたのだった。