アリーセ寝室2 シーンテキスト

アリーセ
「お、王子……やめてくださ――ひゃあぁんッ!?」

夕日に染められた寝室に少女の叫び声が響く。

下着を脱がされ、秘所を外気に晒されたアリーセは、
焦燥と困惑の混じった瞳で背後の俺を仰ぎ見ていた。

アリーセ
「ち……違うのです。
こういうことを期待していたわけでは――ひゃン……ッ!」

アリーセ
「や、やめ……んんッ……、
指、二本も挿れては……ふぁあ……っ」

人の部屋の机の角で自慰をしていたくせに、
よく期待していないなどと言えたものだ、と苦笑しつつ、
俺は二本の指で熱くぬかるんだアリーセの膣内をかき混ぜる。

アリーセ
「だ、だって……んッ……あの日以降、王子が……ふぁあっ……、
なかなか……誘ってくださらないので……んんんッ……、
アソコが、疼いてしまって……」

アリーセ
「――で、ではなく!
ご、誤解です……ん、くふぅ……ん……っ」

アリーセ
「あれは……ぁっ……たまたま、王子のご不在中に、
机の角が……んぅっ……大事な所に、当たっただけで……」

こんなに濡れるまで愉しんでいたくせに、と
俺は愛液でぬるぬるになった指を膣内から引き抜き、
アリーセの目の前に突きつける。

アリーセ
「あぅぅ……ち、違います、それは……、
それは……王子が、膣中をかき回すからぁ……」

責任転嫁も甚だしいな、と溜息混じりに言いながら、
俺はアリーセの服の裾をまくりあげて
白く瑞々しい乳房を露出させる。

そして、すでに凶悪なまでに反り返った男根の先を
トロトロと蜜をこぼす膣口にあてがい、
一息に腰を突き出してアリーセの中へ潜入した。

アリーセ
「ひうッ!? あ、ぁはぁああぁ……ッ!
や……もう、一番奥、届いて……んんンッ!」

びくん、とアリーセの腰が引きつったように跳ねる。

同時に愚息が柔らかな牝肉に包み込まれ、
その淫らで心地よい熱に甘く蕩かされていくように感じた。

アリーセ
「や……ま、待ってください、王子……。
こんな……動物の交尾のような格好ではなく、
せめて……んぅんっ……お、お互いに顔を見ながらぁ……っ」

こういう交わり方もあるのだと知っておくことも
見聞を広めることに繋がるのではないか、と返しながら、
俺は悠然と腰を振って締まりのいい膣の感触を味わう。

アリーセ
「んふぁあっ、あっ、や……ぁあぁンっ!
あぁぁ……そんな、激しく動かれたらぁ……あっ、やぁあンッ!」

アリーセ
「あっ……い、イヤ、イヤぁ……ッ!
ズリズリって、こすっちゃ……や、あぁあぁンッ!
や、おなか……んぅっ……めくれてしまいますぅ……ッ!」

引き抜くたびに恥丘がぷくりと膨らむほどに
強くペニスに絡みつく媚肉の吸着感がたまらない。

パンパンと肉同士のぶつかる音を奏でながら、
帝国の麗しき女騎士の尻に軽快に腰を打ち付けていく。

アリーセ
「お、お願いします、王子……んんぅンンッ!
も、もう……ふぁ、あぁあっ……お、お許しくださ――ひぁあッ!
や……奥っ、そんな……ズンズンしないでくださ――ひぃンッ!」

ガクガクとアリーセの腰が震え、
すでに軽く達しているかのようにも見えた。

先刻までの自慰による感度の高まりもあるだろうが、
俺はあえてそのことには触れずに、
もう感じているとは、淫らな女だ、と意地悪く囁いた。

アリーセ
「ち……違います……ふぁあ、あっ、ああぁん……ッ!
王子に……んんっ、お、オチ○ポ、ズポズポされて……、
悦んでなんか……んぁあっ、あ、ゃああぁん……ッ!」

いい加減に素直になったらどうだ、と
俺は背中越しにも揺れているのがわかる豊かな乳房を
両手でぎゅっと鷲掴みにした。

アリーセ
「ひゃふンッ!? や、ダメっ、乳首ダメぇっ!
そこは……んんぅンッ……よ、弱いんですぅ……ッ!」

指先で軽く乳頭を撫でられただけで、
まるで別の生き物であるかのように膣がうごめく。

その淫らな刺激にますます愚息が悦ばせられ、
是が非でも眼前の女騎士に
種付けしてやりたいという衝動が高まっていく。

アリーセ
「や……い、いけません、王子……んぁ、あぁあぁ……っ!
これ以上は……あぁあ、イクっ、い、イってしまいます……っ!」

アリーセ
「あぁあ……い、イヤ、イヤですぅ……ッ!
こんな……んぁあっ……獣のような格好で……っ、
他国の王子に……ンッ……い、イかされるなんて……っ!」

そう言いながらもアリーセは、
抵抗するどころか、より奥への挿入を求めるかのように
自ら尻を高々と掲げ、俺の腰へと押し付けている。

そんな彼女の愛らしくも淫らな仕草に苦笑しながら、
なぜ素直にイかせてほしいと言わないのだ、と訊ねる。

先日初めて肌を重ねた際には、
アリーセは俺との交わりを肯定的に捉えてくれたはずなのだ。

アリーセ
「だ、だって……んンっ……わ、私は……、
白の帝国の……ふぁあっ……騎士として……、
貴方に……お、お仕えしているのですから……っ」

アリーセ
「で、ですからぁ……あ、あぁあん……っ、
帝国の女が……簡単に、快楽に負けるような……っ、
はしたない女だと……思われたく、ないん、ですぅ……っ」

アリーセ
「あぁぁ……でも、無理、無理ですぅ……っ。
こんな……ぁ、あぁんっ……こんな気持ちいいの……、
覚えさせられたら……ガマンなんて、できません……っ」

泣きそうな声でそう訴えると、
アリーセは自ら腰を左右に揺すって
突き入れられる牡棒をより強く膣壁にこすらせはじめる。

アリーセ
「あぁあ……ダメ、ダメなのにぃ……っ、
オチ○ポで、おなか、グリグリえぐられるの……、
気持ちよすぎて……んゃあっ……腰、止まりません……っ!」

淫らな腰使いとともに膣圧が強まり、
思わず溜息が漏れるほどの圧迫感が
途方もない快感を愚息に浴びせてきた。

急速な射精感の高まりに身震いしながら、
俺はそれを紛らわせるべく、
帝国の女はとんだ淫乱だな、と意地悪く囁いた。

アリーセ
「や、ちがっ――違いますっ!
帝国の女は……んぁあっ、あっ、はぁああぁん……っ、
淫乱なんかじゃ……ない、れすぅ……ッ!」

必死に否定するようにアリーセが激しくかぶりを振ると、
長く艶やかな黒髪が少女の甘い芳香を撒き散らす。

帝国の女が淫乱でないというのなら、
他国の男に後ろから犯されてよがり狂っているお前は
格別の変態ということになるな、と俺が言うと、

アリーセ
「は、はいぃ……そうですぅ……ッ!
淫乱なのは……アッ、あアンっ……私だけですぅ……ッ!」

アリーセ
「で、ですからぁ……ゃ、アッ、あはぁあん……ッ!
レオナ様や……ンッ……帝国の、同胞の女性を……っ、
そういう……いやらしい目で、見ないでください……ッ!」

アリーセ
「私が……ひぁあッ、アッ、あぁあぁん……ッ!
王子の、いやらしい欲望は、ぜんぶ……っ、
私が……んぁあッ……受け止めますからぁ……ッ!」

アリーセはそう宣言するとこちらを振り向き、
蕩けきった瞳で俺を見上げた。

そうは言ってもアリーセは
膣内に射精させてはくれないのだろう、と俺が言うと、

アリーセ
「だ……大丈夫です……ッ、
今日は……んんぅッ……たぶん、大丈夫な日ですから……、
お好きなだけ……膣中に、射精してください……」

振り向きざまにそう言って、
アリーセはかすかな期待を瞳ににじませる。

その期待に応えてやりたい気持ちをぐっと堪えると、
俺はわざと大きな溜息をつき、アリーセ自身は膣内に
欲しいわけではないんだな、と言いながら腰を引いていく。

アリーセ
「ああっ! す、すみませんッ!
ナカ……膣中がいいですッ!
ですから……あぁあッ、まだ、抜かないでぇ……ッ!」

去ろうとする俺の腰を引き止めようとするかのように、
アリーセがとっさにこちらへ手を伸ばす。

その腕を掴み、ぐっとこちらへ引き寄せながら、
俺は待ってましたとばかりに
今まで以上の激しさでアリーセの膣奥を幾度も突き上げる。

アリーセ
「んふぁあッ、アッ、あはぁあアッ!
アッ……イイっ……子宮、ズンズン、押されると……、
あはあぁっ……あたま、シビれて……あっ、ひゃあぁんッ!」

アリーセ
「っあ、アッ、アンっ、あ……あはぁああぁッ!
おうじ……ナカ、ナカに射精して……アツいの、ぜんぶ……ッ!」

アリーセ
「ふあぁっ、アッ……わたし、知りたいんですぅ……ッ!
しきゅうに、せーし、びゅーって、されてみたいんです……ッ!」

アリーセ
「んンッ……イっ、く……ぅうッ! イク、イクイク……ッ!
おうじ、おうじ、おうじぃ……ッ!
射精して……っあぁッ……あなたで、満たして……ッ!」

アリーセ
「わたしのこと……ンぅんんッ……!
女に……してくださいぃ……ッ!」

叫ぶようにそう訴えると、
アリーセは突然、その美しく引き締まった背中を
これ以上ないほど大きく反り返らせた。

同時に鋭い快感が腰奥を貫き、
痛いほどに締まりを強めた膣内で
愚息が何度も跳ねながら熱いたぎりをほとばしらせる。

アリーセ
「んぁあっ、あっ、あぁあああぁあぁ~~ッッ!!
出てるぅ……ん、んぅぅぅ……っ、子宮に、ビュルって……、
アツいの……たくさん、流れ込んできてますぅ……っ♪」

子宮に直接精を受ける感触に
ゾクゾクと肩を震わせるアリーセ。

存分に欲を吐き出したあと、
ヒクつく膣内でさらに何度か抽挿を重ね、
最後の一滴まで彼女の中で絞りきった。

アリーセ
「ハァッ、ハァッ、はぁっ……す、すごい……。
これが……んっ……女になるということなのですね……」

ペニスを抜き取り、掴んでいた腕を放してやると、
アリーセは糸の切れた人形のように
ぐったりと寝台に突っ伏した。

アリーセ
「はぁ……まだ、おなかの中に
貴方が残っている気がします……♪」

ごろんと身を転がして仰向けになると、
アリーセはとろけそうな笑みを浮かべながら、
満腹を訴えるかのように自身の下腹を撫ではじめる。

アリーセ
「ふふっ……中に射精されると、
こんなに満ち足りた気持ちになるのですね……」

アリーセ
「ありがとうございます、王子。
貴方のお陰で、またひとつ見聞を広められました……」

しみじみとそう呟くアリーセに、
最初は拒んでいたくせに、とからかうように言うと、

アリーセ
「で、ですから、申し上げたではありませんか」

アリーセ
「あれは、その……て、帝国の女はそう簡単に
異性に体を許すわけではないと示すためで……」

アリーセ
「わ、私も……貴方だけなんですからね?
こんな……ふ、ふしだらな行為を共にするのは……」

わかっているさ、と囁きながら、
俺は彼女の傍らに身を横たえる。

すると、つかのまの沈黙の後、
ふいにアリーセが身体ごとこちらを向いて囁いた。

アリーセ
「ふふっ……王子、これからも、
もっと見聞を広めさせてくださいね?」

ああ、と俺が返し、頬に口づけをしてやると、
アリーセは夢見る少女のように、
その頬をバラ色に染めて微笑んだのだった。