アニータ寝室1 シーンテキスト

ベッドに横になり、明日の戦いについて
考えていた時、コンコンとドアがノックされる。

返事をし、中に入るように促すとアニータだった。

アニータ
「ふーん……、思っていたよりはちゃんとした
部屋なのね」

部屋の中を見回しつつ、アニータが口元を吊り上げた。

また何か狙っているのか? と聞くと、
彼女はハッとしたようにこちらを向いた。

アニータ
「わ、悪かったわね! 思わず周り見ちゃうの。
癖になってるのよねー」

わずかに顔を赤らめる彼女に苦笑していると、
アニータが静かに息を吐いた。

アニータ
「……言っておくけど、王子のことちゃんと
認めてるんだからねー?」

アニータ
「アタシにとっては、素敵な男性と思うよ?
あんたは……」

顔をそむけつつそう告白され俺が驚いていると、
彼女がベッドに歩み寄ってくる。

アニータ
「王子が……好きなの」

ぎしっとベッドのきしむ音が響く。
俺との距離がわずか数センチになり、
彼女の瞳はまっすぐに俺を捉えていた。

アニータ
「ねぇ……。アタシの自由にしてもいい?」

つぅーっと指で俺の胸元をなぞりながら、
俺に囁きかける。

好きにしていい。と返すと、彼女は下着を脱ぎ始め
俺を楽にさせると顔にまたがった。

アニータ
「んっ……」

押し付けられた彼女の秘部からは、
甘い匂いが発せられている。

肌で伝わる彼女の胸の柔らかさや、
彼女の先ほどの告白が頭に残り
下半身が膨らんでいく。

アニータ
「クスッ……。もしかして王子も興奮してきてるー?」

硬くなり始めているペニスに気づいたアニータは、
小さく笑いをこぼしつつそれに触れる。

彼女の細い指先がペニスを撫で上げ、
ぞくりとした快感が背中を走る。

アニータ
「びくびくしてる……。もうこんなに
大きくなって」

襲いくる快感に負けじと、俺も舌を出し
彼女の秘部を舐め上げて対抗する。

アニータ
「ぅあ、んッ……! ふふっ、負けず嫌いじゃん」

手でペニスをしごきながらアニータがあざ笑う。
彼女も絶妙な指使いでペニスに快感を
与えていく。

指先で亀頭部分をなぞり、カリにも刺激を
与えていく。

アニータ
「んぁッ……、んっ……、ぁあんッ、
そんな舌使い……、どこで、あんっ!
覚えた……のよ……ッ」

秘部にある花弁をなぞりながら蕾に吸い付き、
舌先を尖らせつつそこを刺激していく。

甘い汁が零れ出し、口の中へその蜜が落ちる。
それを舐めとりつつ、さらに奥へと舌を伸ばす。

アニータ
「アッ、ぁあんッ……、あぁっ、舌が……っ、
中、までぇ……」

じゅるっと音をさせながら、膣内にも舌を入れていく。

アニータ
「ひぃぁッ……、んっ、あっ、
それっ、イイッ……!」

彼女が感じるたびに、わずかにペニスを握る
力が強くなる。

上下にこすりあげるその速度も増していき、
それに合わせて俺の舌の動きも速くなっていく。

アニータ
「あっ、あぁんッ……、んぁっ、
そんなふうにっ、されたら……っ、
アタシ……」

互いに絶頂が近づき、徐々にお互いの欲が
高まっていく。

彼女のしごく手の速さが更にあがり、
俺のペニスの亀頭に欲が集まり始めた。

アニータ
「ぁあッ……! イきそう……、あんッ!
あっ、だ、め……っ! ぁああんッ……!!」

どくっと彼女の腰が浮き上がり、
愛液がぽたぽたと零れ落ちる。

そのあとを追うように、彼女の手のひらに
精液をぶちまける。

アニータ
「んっ……、アタシの手が汚れちゃった……」

手にまとわりついている精液を舐めとりつつ、
アニータが妖艶に笑う。

アニータ
「アタシがこうしてさらけ出すのは、
王子だけなんだからね?」

口元をあげ、彼女は満足そうに呟いた。