アナトリア寝室2 シーンテキスト
アナトリア
「王子……今夜もするんだろう?」
俺の部屋を訪れるなり、
アナトリアは着ているものを全て脱ぎ捨て、
壁に手をついて尻を掲げ、自ら秘所を晒した。
俺は頷きでもって返答し、
ズボンから取り出した肉刀の刃先を
オークの美女のてらてらと濡れ光る秘唇に擦りつける。
アナトリア
「ん……ふふっ。こらこら、あまりあたしを焦らしてくれるな」
アナトリア
「……わかるだろう?
あんたが欲しくて……こうもはしたなく濡らしているんだ」
くち、くちゅ、と淫らな粘着音を立てていくうちに、
強張りが徐々に硬度を増し、戦闘態勢に入っていく。
アナトリア
「この前の戦での活躍……ちゃんと見てたよ」
アナトリア
「あれを見てあたしは確信したのさ……。
今のあんたなら……ん、ふぅ……っ、
あたしを……ふぁあっ……屈服させられるってね……」
そのつもりだ、と言って
いきり立った剛直をアナトリアの熱源に
ゆっくりと埋めていく。
アナトリア
「んっ……そ、そうだ……その意気だよ」
アナトリア
「今日までの……んぁッ……負けのことなんて忘れな。
今は……目の前の一戦のことだけを考えるんだ……っ」
アナトリア
「今日こそは……くぅっ……あんたが果てるより先に、
このあたしを……んんッ……果てさせてみせな……ッ」
言われるまでもない。
今日までの俺は、何度交合を果たしても
アナトリアより先に達してしまってばかりいた。
だが、今宵こそ俺はアナトリアを超えてみせる。
自分が果てるより先に、彼女を絶頂の海に沈めてやるのだ。
アナトリア
「んんっ……ん、ふぅっ、んぅん、んんん~ッ……」
硬く閉じた膣道をこじ開けながら何度も貫くと、
アナトリアはくぐもった喘ぎを漏らし始める。
粗い波を持った膣内は灼けるように熱く、
気を抜けばすぐにでも暴発させられそうだ。
アナトリア
「いい……いいよ、王子……んふぅぅんっ……。
王子のチ○ポで……牝にされていくのがわかるみたいだ……っ」
アナトリア
「もっと……もっと奥を突いてきな……ッ!」
肩越しに振り向いて要求するアナトリアに、
これでもかと荒々しく腰を打ちつける。
パンパンと肉のぶつかる音が室内に響きはじめ、
巨大な双乳が生き物のように激しく跳ね回った。
アナトリア
「う、んンッ……んぁ、ぁ、はあぁ……ッ。
そう、そこっ……あたしの弱点……もっと突いてきなッ!」
アナトリア
「いい、いいよ……ゾクゾクしてきた……っ。
もっと……んふぁ、あぁっ……もっと強く擦り付けな!」
求めに応じて、膣内のヒダの粗い部分に
亀頭の段差を何度も執拗に擦りつけていく。
だが、その動きは俺にとって諸刃の剣で、
ひと突きするごとに鋭い快感が総身を貫いていった。
下腹に熱いものが湧き上がるのを感じ、
慌てて俺は腰の動きを止める。
アナトリア
「はぁ、はぁ……どうした、もう限界かい?
もっと……んンッ……腰を入れてきなッ!」
射精感のピークをやり過ごそうとした俺をとがめるように、
アナトリアは自ら激しく腰を揺すりはじめる。
戦場での彼女を思わせる苛烈な波状攻撃に、
腰奥で何度も閃光が弾け、
吐精衝動を耐えているだけでも気が遠くなってくる。
アナトリア
「ふふっ、どうした……んっ、んんっ、んふぅ……っ、
もう……射精したくてたまらないって顔して……。
膝だって……んぅッ……ガクガク震えてるじゃないか?」
アナトリア
「はぁ、はぁっ……んンっ……この程度かい?
あんたのチ○ポなんて……この程度に過ぎないのかい?
それでも……ふぁあッ……人間の英雄かい?」
アナトリア
「足を踏ん張り……腰を入れなッ!
そんなことじゃ……んはぁあ……っ、
あたし一人も……イかせることなんかできやしないよッ!」
戦場でのやり取りのように声を張り上げて俺を鼓舞すると、
アナトリアは更に奥へと誘うように尻をこちらへ突きつけてくる。
アナトリア
「さぁ……突け、突いてみせなッ!」
そう焚き付けられ、鮮明な意思が総身に満ちる――
――アナトリア。今日こそお前をイかせてみせる!!
叫ぶようにそう宣言すると、
俺はアナトリアの硬く引き締まった尻を掴み、
根本まで一気に肉棒を打ち込んだ。
アナトリア
「ンふぅうぅんッ!?
し、子宮を、直接叩いて……んぁあっ、あっ、ぁはあぁあ…っ!」
びくん、とアナトリアの尻が跳ね上がる。
途端に膣道が驚いたように締まりを強め、
ペニスを抜き挿しするたびに鋭い快楽が脳を何度も貫いた。
射精感の波に意識を押し流されないよう
必死に歯を食いしばりながら、
亀頭の先でアナトリアの子宮口を何度も垂直に突き上げる。
アナトリア
「んぁあっ、ああッ、んはあぁあぁ……ッ!
イイ、イイよ……んンッ……あんたのチ○ポ、最高だ……っ。
子宮から……んふぅん……頭の奥まで、ズンズン響いて……っ」
ペニスを咥え込んだ膣が激しく収縮をはじめ、
気が遠くなりはじめる。
頼むから早く達してくれ――。
そう心中で叫びつつ無心で腰を振りつづけた。
アナトリア
「もう少し……あぁ、イイ、イイよ……ッ!
イ、イク……王子……イキそう、だ……っ!」
アナトリア
「ハァ、ハァッ……わ、わかるだろう、王子?」
アナトリア
「あたしの中の牝が……んぅんンッ……あんたの子種を欲しがって、
あんたの先っぽに……んぁアッ……食らいついてるのが……ッ!」
言われて俺は、ふいに竿の先端に
分厚い唇のような子宮口が吸い付いているような感覚を覚えた。
――どくん、
と腰奥で熱いたぎりが脈打ち、
竿の根本から先端まで一本の芯が通っていく。
もはやここまでと悟った俺は、
最後の力を振り絞って腰を振り乱した。
アナトリア
「んぁあっ、あっ、ああぁっ、ふぁああッ!
は、激し……ひぁあッ……腹の奥、響いて……っあぁッ!」
アナトリア
「ハァッ、ハァッ……んふぅうン……ッ!
……ふふっ、あんたも……んッ……限界なんだね?」
と、ときおり引きつったように震える肩越しに、
アナトリアが慈母のように優しげな瞳をこちらにむけた。
アナトリア
「ンっ……イイよ……来な、王子!」
アナトリア
「遠慮はいらない……孕ませるつもりで来なッ!」
アナトリア
「あたしの子宮に……あんたの全力をぶつけて来るんだッ!!」
その言葉を聞いた途端、俺の中で何かが弾けた。
汗ばんだアナトリアの腰を再び強く掴み直し、
根本まで深々と彼女の中に肉棒を埋めると、
亀頭の先で押し込むように子宮を直に刺激する。
アナトリア
「んあアッ! あァッ! ふぁあッ! あ、あ、あ……ぁ……」
切れ切れの嬌声が聞こえたかと思うと、
アナトリア
「ふぁあっ、あっ……はああぁあぁぁぁあぁ~~~んッッ!!」
信じられないほど甘い嬌声が
アナトリアの唇を割って飛び出した。
直後にぐっと締め付けを強めた膣内で、
満を持して白熱した欲望を思うさま解き放つ。
アナトリア
「ハァッ、ハァッ……ふぁあっ……ん、んふぅんん……っ」
アナトリア
「あぁぁ……すごいぞ、王子……んぁ、あはぁぁ……っ、
子宮に、直接……注ぎ込んでくるなんて……っ」
うっとりと目を細めて、
アナトリアは牝の悦びに肉体を震わせる。
アナトリア
「いいね……それでこそ、人間の英雄……。
あたしが唯一……んっ……認めた男だ……」
暖かな賞賛の言葉が、どこか遠くでこだましている。
ひとつ、ふたつ、と精が放たれるたび、
心に絡みついていた煩わしさが解かれ、
大いなる達成感に総身が何度も震えた。
アナトリア
「はぁっ、ぁあぁっ……んっ、ふぅぅ……」
アナトリア
「お、王子……あんたには……教えられたよ」
アナトリア
「こうして屈服させられることもまた……、
……女の悦びだってことをね」
――いや、教えられたのは俺の方だ。
肉体的な快楽のみで、相手を制しようとしていた己が恥ずかしい。
この営みは単なる肉の交わりではない。
異種によるまぐわいには、単なる身体的な快楽以上に、
根源的な部分において互いを満たしていく側面がある。
そのことを、アナトリアは身をもって教えてくれたような気がする。
アナトリア
「ふふ……何を小難しいこと言ってるんだい?
さっきのあたしは、あんたよりも先にイっていた。
今回の勝負の勝者は、誰が見てもあんただよ……」
自ら腰を引き、ぬるん、とペニスを抜き取ると、
アナトリアは体ごとこちらを向いて分厚い手を差し出してくる。
アナトリア
「ありがとう、王子。最高の勝負だった……」
勝者を称える清々しい笑みに、
思わずこちらも笑みが溢れる。
差し出された手を、俺は強く握った。
アナトリア
「人間の英雄の力、しかと見せてもらったよ。
やはりあんたは、あたしの見込んだ通りの男だ」
アナトリア
「また、戦ってくれるかい?」
もちろんだ、と俺が快く頷くと、
それと同調するかのように、愚息がむくりと頭をもたげた。
アナトリア
「ふふ、いい返事じゃないか。
だが、次はあたしも負けないよ」
そう言うとアナトリアは、再び臨戦態勢に入った愚息に、
淫らな、しかしどこか慈愛に満ちた視線を注いだのだった。