アイリーン寝室1 シーンテキスト
アイリーン
「それでは王子。また何かございましたら
お申し付けくださいませ」
そういって下がろうとするアイリーンを呼び止めると、
彼女が何か? と首を傾げた。
感情を表に出さないようにしているのか、
淡々とした彼女にここでの生活を聞くと
特には。とだけ返された。
アイリーン
「私はここのメイドではありますが、
王子に仕える者。いわば番犬です」
アイリーン
「王子に仇なすものがいれば誰であろうと
排除するだけですから」
元主人である裏ギルドの長に仕えていたときも
こんな感じだったのだろうか。と思っていると、
何かを悟ったようにこちらを見た。
アイリーン
「もしかして夜伽ですか?」
彼女からでた予想外の言葉に、思わずむせる。
アイリーン
「違うのですか?」
首をかしげる彼女に、違う。と口を開こうとしたとき
アイリーンが俺の前にしゃがみ込んだ。
アイリーン
「ご安心ください。こういった経験はありませんが
本で学んでいます」
彼女は少し意気込みつつ、下半身のふくらみから
ペニスを露わにするとゆっくりと手で上下に
しごき始めた。
アイリーン
「最初は指などを使い、ゆっくりと刺激を
与えていく……。それから……」
ぶつぶつと呟きながら、強弱をつけるその感覚に
徐々にペニスが硬くなっていく。
その素直な反応に我ながらため息が出るが、
しかし彼女のテクニックは初めてとは
思えないほど上手だった。
アイリーン
「たしかこうやって舐めて……。
んっ……、ちゅっ、んん……」
覚えたことを復唱しながら、
ペニスを口に含み、もごもごと口の中で
舌を動かしていく。
ざらっとした舌でペニスの周りを舐めとりながら
竿からカリへと、口をゆっくりと移動させる。
アイリーン
「ちゅ、んぐ……、んん、んふぅ……っ、
ふぁ……」
ペニスを舐めるその姿は、まるで犬のようで
舐めている仕草がより俺自身の興奮を高めていった。
アイリーン
「硬くなってきたら、手も使って……、
んンっ、んちゅ……、じゅる、じゅる……」
アイリーン
「いひゃひゃれすか?」
おそらく加減を聞いているのだろうが、
本当に初めてなのかこちらが問い質したいほど
気持ちいい。
亀頭を吸い上げ、同時に竿を手でしごく。
それに促されるようにだんだんと我慢汁が
零れ始める。
アイリーン
「なんだかしょっぱい味が……。
もしかしてこれが、我慢汁という
ものなのでしょうか?」
彼女はまじまじと見つめながら、
それを舐めとった。
アイリーン
「変わった味がします。
初めて……、じゅる、んんっ……、
れろ……んちゅ……」
高まっていく欲望に、
思わず息が荒くなっていく。
それを感じ取ったのか彼女のしごくスピードも
上がっていき、とうとうその口内にザーメンを
吐き出した。
アイリーン
「んんっ……!
……ごくっ」
アイリーン
「全部、飲んじゃいました……」
ぺろっと舌をだした彼女は、
本で学んだことを活かせました。
と、小さく笑った。