アイドル政務官アンナ寝室 シーンテキスト
アンナ
「お――王子っ!?
楽屋は部外者立入禁止のはずでは……」
扉を開けた俺を見るや、
アンナは驚いたように化粧台前の椅子から立ち上がった。
立入禁止なんて俺には関係ないさ、と返し、
華やかなステージ衣装に身を包んだアンナに歩み寄る。
アンナ
「あの……もうすぐライブ本番ですので、
急用でなければ後にしていただければ――ひっ!」
背中にぴったりと身を寄せ、
両手を回して服の上から胸に触れると、
アンナは驚いたように短く悲鳴をあげた。
アンナ
「んっ……お、王子、いけません。
そんな風に……い、衣装の上から触られては、
ぁっ……い、衣装に、シワが出来てしまいます……っ」
それもそうだな、と納得すると、
俺はアンナの胴回りを覆うコルセットを取り外した。
それから服の裾をまくりあげ、
下着をずらして露出させた乳房に両手を這わせる。
アンナ
「ひゃんっ……ちょ、王子……んんっ……。
いけません、そんな……ぁっ、ら、ライブ前なのに……」
こんなに乳首を硬くしてるくせに、と囁きながら、
その桜色の突起を指で弾き、摘み、優しく揉みほぐしていく。
アンナ
「ち、違いま……んんんっ……。
こ、興奮してなんか……ふぁ、はふぅ……っ」
アンナ
「はぁ、はぁ……っ。
王子、どうして……ふぁっ……こんな、ことを……」
緊張をほぐしてやろうと思ってな、と返しつつ、
下着の上から柔らかなアンナの秘所に触れる。
薄い布地が秘丘の割れ目に沿って
しっとりと濡れているのを確認すると、
それを膝下まで勢いよくずり下ろした。
アンナ
「ひゃあぁンッ!?
だ、ダメです、これ以上は……ふぁ、はぁぁ……っ」
こんなに濡らして、どこが駄目なんだ、と囁きながら
膣口に潜り込ませた指で濡れた内壁をほぐしていく。
ジュクジュクとかき混ぜる指を
火傷しそうなほどの熱が包み、
アンナも興奮していることは明らかだった。
俺自身も興奮に息を荒くしながら、
指にまとわりついた愛液を勃起に塗りつけ、
その切っ先を愛しい少女の入り口に据えた。
アンナ
「はぁ、はぁぁ……んんンッ!
おう、じ……ひぁっ……も、もう、やめてください」
アンナ
「い、いま……あぁんっ……そんなこと、されては……、
余計に……んんぅっ……緊張、してしまいますからぁ……っ」
イヤイヤとかぶりを振って抵抗を示すアンナの、
流麗な銀髪から甘い香りが漂い、股間を更に熱くさせる。
細い首筋やうなじ、可愛い耳に唇で愛撫しながら、
なぜ緊張するのだ、と小声で訊ねた。
アンナ
「だ、だって……んっ……もう、ファンの方々が、
すぐ近くの会場まで……いらしているのですよ?」
……そんなことは知っている。
『歌手アンナ』の復活ライブの会場に詰めかけた
大勢の観客の姿は、先ほどこの目で見たばかりだ。
今も耳をすませば観客たちのざわめきが聞こえる。
前座の芸人たちが場を盛り上げているのだ。
アンナ
「わ、わかっているのでしたら……んんっ……、
そろそろ……ふぁぁっ……ぬ、抜いて、ください……」
アンナ
「もう……あと僅かな時間で、
人が……ふぅんっ……呼びに来て、しまいますからぁ……」
じわじわと侵入しようとする俺を拒むように、
アンナは小刻みに震えながらも必死に尻をすぼめている。
リラックスしろと言っているだろう、と
優しく囁きながら、まろやかな尻を両手で掴んだ。
アンナ
「ひゃっ! あぁぁ、ダメです、王子……、
そんな風に……んンッ……お尻を、開いては……っ」
恥ずかしそうな涙目でこちらを見上げるアンナだが、
その小動物じみた哀訴の表情は、
かえって俺の情欲を煽る結果となった。
突き上げる衝動のままに、
狭い洞穴を亀頭で押し広げながら奥へと突き進んでゆく。
アンナ
「ンッ……あ、ぁはぁぁぁ……っ!
うぅ……入って、くる……んんン……ッ!」
アンナ
「く、ふぅ……や、奥、当たって……っ。
はぁ、ぁ……いつもより、大き……ひっ……」
亀頭がアンナの最奥に触れると、
皆のアイドル・アンナを俺だけのものにしたのだという、
得も言われぬ感慨が暖かく胸を満たしていった。
ペニスの形を脳裏に刻み込むように
緩やかな動きで狭い膣内を往復しながら、
肉マイクの具合はどうだ、と半ばふざけて訊ねる。
アンナ
「はぁ、はぁっ……ぉ、王子の肉マイク、
すごく……ふぁあっ……熱くて、硬くてぇ……、
おなかのナカ、たくさん、擦れてますぅ……っ」
アンナ
「って、へ、変なこと言わせないでくださ――ひッ!?」
アンナ
「やぁあんっ、ダメ、ダメです王子……ひぃンっ!
む、胸はさっきから……ひぁあッ、び、敏感で……ッ!」
硬く膨らんだ乳首を指で強めに潰してやると、
仕返しとばかりに膣が肉棒を強く締め付けてくる。
その刺激に思わず精を漏らしてしまいそうになったが、
息を止めてなんとか耐え凌いだ。
しかし、これほど強く吸い付いてくるとは。
歌手のくせに本物のマイクよりも
俺の肉マイクの方がお好みらしい。
アンナ
「ち、ちがっ……違いますッ!
王子の、お……ぉ、大きなモノより、
本物の……ンンっ……マイクの方が、好き……ですからぁ」
そう言うとアンナは、
どこからか取り出した愛用のマイクを顔の前に掲げた。
面白い、と俺はほくそ笑み、
ペニスの抽挿を加速させながら
なにか歌ってみろ、とアンナに命じる。
アンナ
「ふぇえッ!?
そ、そんな……ンぁあっ、む、無理ですぅ……っ!
ひぁッ……い、挿れられたまま、歌う、なんてぇ……ッ!」
そう訴えたアンナだが、偶然なのだろうか、
彼女の指がマイクのスイッチに引っかかったらしい。
淫らに荒げたアンナの吐息と、
グチュグチュと微かに響く抽挿の摩擦音が、
マイクによって拡大され、部屋中に生々しく響き始める。
アンナ
「ハァッ、ハァッ……んんんッ!
あぁぁ……なんで、いやらしい音、響いて……っ!」
誰にともなく訊ねるアンナの蕩けた瞳を見れば、
マイクのスイッチを入れてしまったことに
気づいていないことは瞭然だった。
普段は微かにしか聞こえない、
抽挿時の淫らな水音や苦しげな喘ぎが、
さらなる興奮を催させ、腰の律動を加速させる。
アンナ
「んぁあッ! アッ、あっ、あ……あはぁあぁンッ!」
アンナ
「や、王子っ……ンぁッ、あ、あ、あ……ひゃぁああンッ!
は、激しッ……ひィンッ! 激しすぎッ……ですぅッ!!」
高らかな嬌声を奏で始めたアンナに、
さすがに歌手だけあっていい声だ、と賛辞を送りながら、
下降しはじめた子宮口を激しく突き上げていく。
アンナ
「い、イヤ……イヤぁあぁンっ!!
ダメっ……こ、こんな、いやらしい声……、
ファンの皆さんに……聞かれたく、ないぃ……ッ!!」
――当たり前だ!
叫ぶように告げた俺の声を拾って、
キィン、とマイクが不快な高音を響かせたのも無視して、
俺はアンナの身体を背後から強く抱きしめた。
アンナ
「んっ……お、王子……?」
ぼんやりと俺を見上げるアンナの最奥を亀頭で圧迫し、
己の存在を彼女の意識に刻みながら、
俺は思いの丈を打ち明ける。
アンナの可憐な嬌声を聴いていいのは俺だけだ。
今この瞬間のアンナは皆のアイドルではなく、
俺という唯一人の、そして一番のファンのためだけに、
その淫らで美しい歌声を響かせてほしいのだ。
アンナ
「王子のためだけの……ライブを?」
じゅわり、とアンナの膣内が潤み、
灼けるような熱を蓄えはじめる。
溢れた愛液が繋がっている竿を伝い、
俺の膝にまで垂れてきたかと思うと、
ふいにアンナは俺の瞳を見つめて、
アンナ
「はぁ、はぁ……ンッ……王子、わかりました……」
アンナ
「私……いまだけは、
王子だけの、エッチなアイドルになります♪」
そう言って少しだけぎこちない笑みを浮かべた。
アンナ
「ですから、王子……お願いします」
アンナ
「私をもっと……気持ちよくさせてください。
もっとたくさん、いやらしい声で歌わせてください……」
他ならぬアンナにそうおねだりされては、
理性を保てるはずなどなかった。
腰が勝手に暴れ始め、
深く繋がり合ったままの互いの性器を
激しく擦り合わせ、快楽を刻み込んでいく。
アンナ
「ひゃあぁンッ! アッ、アッ――ふぁああアンッ!
いいッ……気持ち、イイですぅっ……王子ぃぃッ!!」
アンナ
「あぁあッ……そこ、奥ッ、ズンってされると……っ、
あたま、シビれてぇ……ふぁ、あ、はぁあン……ッ♪」
アンナ
「アッ、あ……あぁあアンッ!
やぁンっ……い、いやらしい声、
勝手に……んンンッ……出て、しまいますぅ……ッ♪」
甘く蕩けた嬌声をマイクが部屋の隅々にまで反響させる。
狭い楽屋はさながら淫らなライブステージへと
変貌したかのような熱気に包まれていた。
腰奥で暴れる射精衝動を紛らわせるべく、
眼前の化粧台の鏡にアンナの顔を向けさせ、
こんな顔はファンの皆には見せられないな、と囁く。
アンナ
「や、あぁあンっ!
イヤ……私、こんな……いやらしい顔を……っ」
アンナ
「ハァッ、ハァッ……で、ですが、
王子も、もぅ……んぁ、アッ、あぁンッ!
はぁあ……切なそうな、お顔をされて……」
アンナ
「あぁあッ……イきそ……なんですね?
んぅッ……もう、射精っ……なさりたいのですね?」
ああ、と俺が頷きかけた、その時――。
ドンドン、と扉を叩く音が響き、
もうすぐ出番です、とアンナを呼ぶ声が聞こえてきた。
慌ててアンナの中から
膨らみきったペニスを引き抜こうとすると、
アンナ
「やぁあンッ!
ダメぇっ! 外じゃダメれすぅっ!」
突如声を張り上げたアンナが、
抜けかけたペニスを掴んで自らの膣内に再び招き入れた。
あまりの異常事態に俺が絶句していると、
アンナは蕩けきった表情で俺を見上げて、
アンナ
「はぁ、はぁ……だって、外に射精されたら、
んっ……衣装が、汚れてしまいますからぁ……っ」
アンナ
「だから……お、お願いします。
ぜんぶ……私のナカに、射精してくださいぃ……っ♪」
限界を超えた肉悦に理性を溶かされてしまったのだろう、
甘い猫なで声で膣内への射精を懇願してきた。
その一言が呼び水となり、
せき止めていた欲望が凄まじい勢いで
アンナの中心部へと噴き上がっていった。
アンナ
「んんんンンンンン~~~~~~~ンッ♪
はぁぁあッ、熱いの、いっぱい出て……やぁぁああンッ!!」
精を受けた直後に達したのか、
アンナは細い顎を上向きにして
喜悦に染まった歓声をあげた。
その声をマイクが拾って大音声で響かせ、
慌てて俺はアンナの手からそれを奪い取る。
なにかあったんですか、と
扉の向こうから訊ねる声が聞こえる中、
俺はアンナの膣内に長々と情愛の証を放ち続けた。
アンナ
「はぁっ、はぁっ……あぁぁ、まだ、出てますぅ……」
アンナ
「んっ……もう、向こうに人がいるというのに、
こんなにたくさん、中で射精されるなんて……」
アンナ
「もしこのことが誰かに知られたら、
私……恥ずかしすぎて死んでしまいます……」
心底恥ずかしそうに囁くアンナを抱きしめながら、
悪かったよ、と俺は謝罪する。
もうすぐアンナが皆のアイドルになってしまうと思うと、
その前にどうしても俺だけのものにしておきたかったのだ。
アンナ
「……もう。
王子ったら、嫉妬深いのですから」
どこか嬉しそうに微笑んだアンナに、
お前が相手だから嫉妬するんだ、と返すと、
アンナ
「……ふふっ、ありがとうございます。
ですが、ご心配なさらずとも大丈夫ですよ」
アンナ
「これから立つステージの上では、
私は皆のアイドル・アンナにならなければいけませんが……」
アンナ
「それ以外の場所では……王子、
私はいつだって貴方のアンナなのですから」
そう言うとアンナは瞳を閉じ、
すぼめた唇を心持ち上向きにさせた。
その唇を迷わず奪う。
アンナ
「んっ……」
アンナ
「……王子、愛しています」
そう囁いたアンナが、
切なげに潤んだ瞳を細めて再度のキスを乞うた直後――。
ドンドン、と再び扉が叩かれる音を聞き、
我に返った俺たちは事の次第をはっきりと思い出した。
アンナ
「い、いけません!
急いでステージに向かわなくては……!」
俺が抱擁を解くなり、
アンナは膝下まで脱がされた下着を慌てて吊り上げ、
てきぱきと着衣を整えて扉の方へ走っていったのだった。
その後、大成功を収めたアンナの復帰後初ライブでは、
普段より彼女の色気が増していたと感じた者が
多かったというが、それはまた別の話……。